浙江省概况(日文)

浙江省概況

浙江省は中国の省の一つ、華東地区中部に位置し、東南沿海長江三角洲の南を占め、東シナ海に面する。南に福建省、西に江西省と安徽省、北に江蘇省(両省の間に太湖がある)と接する。また、東北一部に上海市と隣接する。省都は杭州市。「浙」とは省内最大の河川・銭塘江を指す。銭塘江は蛇行が激しいことから曲江・之江・折江・浙江などと呼ばれてきた。銭塘江によって東西に分れる。東西方向(水平)の直線距離は450キロメートル、南北方向(縦線)も大体同じだ。陸地面積約10.18万平方キロメートル、中国の面積最小の省の一つとして、全国の1.06％しか占めていない。省の下に副省級市二つ--杭州と寧波、地級市9市--温州、紹興、湖州、嘉興、金華、衢州、台州、麗水、舟山、合計11省轄市を管轄する。

浙江省は生産力のあった綜合的な農業地区、お茶、蚕糸、みかん、竹製品などが中国では重要な地位を占める。森林の覆い率は59.4％に達する。植生資源が3000品種以上、国家重点保護に属する野生植物も45種を有する。豊かな樹木種類と資源があるので、昔から「東南の植物宝庫」と呼ばれる。野生動物の種類も多種多様で、123品種の動物を国家重点保護野生動物目次に記載される。野生動物において獣類が80過ぎ種、鳥類が300—400種、その中で国家一級保護動物22種、二級保護動物103種、省級保護動物44種。

鉱産資源: 種類はたくさんある。例えば、鉄、鋼、鉛、亜鉛、金、モリブデン、アルミニウム、アンチモン、タンダステン、マンガン等及び明礬石、蛍石、葉蝋石、石灰石、石炭、大理石等がある。明礬石鉱の埋蔵量が中国１位、蛍石鉱の埋蔵量中国2位になる。

水資源: 浙江省は亜熱帯季節風気候で、温度がころあいだ、四季の変化がはっきりしている、日の照射がいっぱい、雨量も十分だ。全省長年の平均水資源総量が937億立方メートル、単位面積によって計算すれば全国4位、にもかかわらず、一人当たりで計算すれば、一人当たりの平均水資源所有量が2004立方メートルしかないで、全国の一人当たりの平均標準より低い。

旅行: 浙江省の観光資源はかなり豊かだ。ずっと昔から「食の里」、「糸お茶の府」、「文物の邦」、「観光景勝地」のような誇りを持っている。全省における、重要な地形景観が800過ぎ所、水域景観が200過ぎ所、生物景観が100過ぎ所で、人文景観が100所以上がある。自然景色と人文景観が互いに照り映えていて、特色が鮮明で、国内外で名が通っている。