《日语综合教程》第七册第九课
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• 文語「~シク」活用の形容詞「悪し」の連体形である。 現代語の「悪い」の意味。その活用は次の通りであ る。
• • 基本形 悪しき 語幹 あ 未然形 しく 連用形 しく(う) 終止形 し 連体形 しき 已然系 しけれ 命令形 しかれ
•
しから
しかり
しかる
• 第一段落 • 問1:「手仕事」「手作り」がもてはやされてい ることに、「驚いた」のは、どうしてか。その理 由を二つ挙げなさい。 • ①手仕事中心の西アフリカ内陸社会とのギャップ • ②四十年前までの私たちの先祖の願いとの逆行。 • 問2:「それは」、何を指しているか? • 作業が機械化させること。 • 久しぶりに帰国した筆者が、日本では「手作り」 ということに異常な関心が払われていることに驚 いた。
• 第五、六段落
• 筆者が東京の街で、杵つき餅を買って食べて みたエピソード。
• 第七段落 • 食べ比べてみたら、機
• 械つきの餅のほうが歴
• 然と丁寧につけている。
• 第八、九段落 • 手作りの反対の側面を工芸展で見せられた。 • 第十段落 • 手作りの問題点 • 第十一段落 • 今の日本では、物を作る単一だった行為は二つ に分裂してしまっている。
著書
• 単著 • 『マグレブ紀行』(中公新書, 1971年、復刊 1999年) * 『曠野から―アフリカで考える』(筑摩書房 , 1973年/中央公論社[中公文庫], 1976年) * 『無文字社会の歴史―西アフリカ・モシ族の 事例を中心に』(岩波書店, 1976年/同時代ラ イブラリー, 1990年/岩波現代文庫, 2001年) * 『サバンナの博物誌』(新潮社[新潮選書] , 1979年/筑摩書房[ちくま文庫], 1991年) * 『サバンナの手帖』(新潮選書, 1981年/ 講談社学術文庫, 1995年)
• 新しい単語
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• • • • • • • 1、かて【糧/粮 ① 食糧。食物。 「その日の糧にありつく」 (好不容易找到了當天的食物) ② 精神・生活の活力の源泉。豊かにし、また力づ けるもの。「音楽は心の糧 」 ③ 古代、旅などに携帯した食糧。干し飯の類。 糧の発音:りょう・かて 糧食 りょうしょく 糧道 りょうどう 糧米 りょうまい 糧(かて)を棄(す)て船を沈む:破釜沉舟
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杵(きね)とは、臼と 共に使い、おもに穀物 の脱穀や籾すりなどに 用いる道具。杵つき餅 (きねつもち)は昔ながら の伝承技法で石臼を使用 し、杵で突上げたお餅 のこと。
• 切り餅 • 長方形に薄く伸ばした 「のし餅」を四角に切 った餅。 • (方形的)年糕块 • のし餅 • 長方形に薄く伸ばした 餅。 • (大块的)平扁年糕
• 第二段落 • 問:現代の「手仕事」「手作り」の盛況の要因 を述べてみなさい。 • 産業化社会や技術の高度化の「否定的な側面」 の進行。 • 「そういう方向」を明らかにして、「否定的な 側面」の意味を述べてみなさい。 • 機械化、工業化を目指す産業化社会とそのため の技術の進歩と高度化による規格品の大量生産 と労働の分業化の結果としての物を作る喜びの 喪失 • 作業の機械化という人類の願いがかなえられたら、 その否定的な側面も浮かび上がってくる。
第十二、十三段落 問:「分極化した前二者」とは、何と何 を指しているか? • 「産量」と「ぜいたく品の制作」。 両極に挟まれたものとして、趣味の手仕事 がある。
• 第十四段落 • 問:人間は「手作り」を求めた後、何のこと が出現したか? • 一方では、「手作り」という名目の悪しき商 品化である • 他方では、かつての手仕事の社会的な意味が はがれ落ちたあげ句の骨董化なのである。
鲣节的产地
• 日本的鲣节以产量来说主要有两大产地。九 州的鹿儿岛县的鲣节产量居日本第一,枕崎 地区的产品质与量都很好,是非常有名的产 地。“料理东西军”节目有一次要做广岛什 锦烧,特选素材就是选用枕崎的老店制作的 本枯节。产量第二的是静冈县,只比鹿儿岛 县少一点点;以烧津为中心,这里自古就以 鲣鱼加工闻名,也是优良产地。其他如熊本 县、高知县、三重县等地也有生产。
•
辛味餅(からみもち)
• 咸年糕
• つきたての柔らかい餅をちいさくちぎり、醤油 で味付けした大根おろしをまぶしたもの。
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鰹節(かつおぶし)
• 干鲣鱼(多数指将干鲣鱼用刨子刨出来的刨 花状的薄片) • 下ろしたカツオの身をゆで、又は蒸し、焙って 乾かし、黴付けを施して日光で乾かした物。
• 共著 • * (武満徹)『音・ことば・人間――往復書簡』 (岩波書店, 1980年/同時代ライブラリー, 1992 年) • 編著 • * 『民族の世界史(12)黒人アフリカの歴史世界 』(山川出版社, 1987年) * 『アフリカ論――人間と文化の原点を求めて』 (放送大学教育振興会, 1987年/改定版, 1993年 ) * 『「未開」概念の再検討 (1-2)』(リブロ ポート, 1989年-1991年) * 『ヨーロッパの基層文化』(岩波書店, 1995年 ) * 『ニジェール川大湾曲部の自然と文化』(東京 大学出版会, 1997年) * 『アフリカ入門』(新書館, 1999年)
川田順造
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究 所教授、広島市立大学国際学部教授を経て、現 在神奈川大学日本常民文化研究所客員研究員。 • 主としてアフリカを対象とする民俗学的調査を 行い、数多くの著作を著す。またクロード・レ ヴィ=ストロースの『悲しき熱帯』の翻訳でも 知られる。1988年『聲』で藤村記念歴程賞、92 年『口頭伝承論』で毎日出版文化賞受賞。2009 年、文化功労者。2010年秋瑞宝重光章受章。
• ④ (割く)予定しているものの一部を、都合 して他の用に充(あ)てる。 分出 騰出 勻
• 杵餅の食文化
• 古来から日本では、稲作信仰というものが あり、特に平安時代から朝廷に推奨され顕 著になった。これが現在でも受け継がれ、 正月などのハレの日の行事には欠かせない 縁起物の食材となっている。このため、米 などの稲系のもので作った餅が簡便で作り やすく加工しやすいことと相俟って、多様 なつき餅の食文化を形成している。
③「肯定形ではない、疑問符のたくさん付いたこ の問い」とあるが、ここの「この問い」とは何か • 1、工業化の徹底による物質上の不平等がもたら す不幸の解消と豊かな物質生活と労働における人 間の疎外との軋轢の解消の可能性 • 2、工業化の徹底と流通の国際化による物質のコ ストダウン化と余暇の時間を使い、生活用品をユ ニットによる「手仕事」で作ることの可能性
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第九課
手作り幻想
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川田 順造(かわだ じゅんぞう )
• (1934年6月20日- )東京都 生まれ。日本の人類学者。専 門は、文化人類学。東京外国 語大学名誉教授。 • 東京大学教養学科文化人類学 専攻卒業。パリ第5大学民族学 博士。1991年に、フランス学 士院よりフランス語圏大勲章 を受章。 1994年にはフランス 政府より文化功労章受章。
• ④ ここの「この問い」に対し、筆者の「肯定形ではな い、疑問」の理由は何?
日本の過剰な商品の氾濫に対するサバンナの貧しい 生活
⑤「池の底から水面の喧噪を見上げるような 気持ち」とあるが、筆者は「池の底」、「 水面」、「喧噪を見上げるような気持ち」 を具体的に何に喩えているか • 「池の底」:静かで穏やかであること
• 2、かかわり合う • 他人や他の事柄などと関係をもつ。「面倒なこ とには~いたくない」 • 3、押し流す(おしながす) • ① 水流の激しい勢いで物を運び去る。「濁流が 家を~す」 • ② 時勢や感情など、意のままにならない 強い 力が動かす。「激情に~される」
• 4、さく【裂く/割く】 • ① ひと続きのものを、強い力を加えて直線的に 二つに離す。手で強く引っ張って破る。撕開 扯開「布(ぬの)を割く」「生木(なまき)を 割く」 ② 刃物(はもの)などで切って開く。劈開 切 開「魚の腹を割く」「うなぎ(鰻魚)を割く」 ③ 親しい関係にある者どうしを無理に離す。離 間 「二人の仲を割く」
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民芸運動
• 民芸運動(みんげいうんどう)とは、1926年(大 正15年)、「日本民芸美術館設立趣意書」の発 刊により開始された、日常的な暮らしの中で使 われてきた手仕事の日用品の中に「用の美」を 見出し、活用する日本独自の運動。21世紀の現 在でも活動が続けられている。
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悪しき(あしき)
• 訳書 • *アンリ・レーマン『アメリカ大陸の古代 文明』(白水社[文庫クセジュ], 1959 年) * ドニーズ・ボーム『アフリカの民族と 文化』(白水社[文庫クセジュ], 1961 年、新版1979年) * ローランド・オリヴァー編『アフリカ 史の曙』(岩波書店[岩波新書], 1962 年)
• 第三、四段落 日本と西アフリカを対照させて
考えれば、いくつかの疑問が浮かんだ。
①産業化社会や技術の高度化によっ てのたらされた弊害を、具体的にの べなさい。 • 物質上の不平等がもたらす不幸
• 量産が可能にした豊かな物質生活と 労働における人間の疎外との軋轢。
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②「労働における人間の疎外」とはどう いう意味か。 人間の本質を具現させる人間の本来的行 為であるべき労働が、資本主義社会では 人間に対立し人間を抑圧する力として現 れること。
• 問2、その現実を前にして人が抱かずにいられな い幻想」とあるが、これはどういう意味か、説明 しなさい。
• 手仕事には現実を変える力があると信じ込 んだり、手仕事によって、疎外された人間 性の回復や精神的により豊かな生活の実現 が可能になると思い込んだりすること。
• 第十六段落 文化全体に対する執念深い追 究と手仕事中心社会の観察への勧め • ①「時代の全般的な精神衰弱」とあるが、 この言葉に込められた筆者の主張をまとめ てみなさい。 臨界状況にある現実を直視し、現実を抜本 的に見直し変革しようとするのではなく、 過去を美化し、その表面的な再現を図るこ とによって、安心しようとしている現代の 逃避的な時代状況に対する厳しい指摘。
• ②「社会での手仕事のありよう」は何です か? • 1、商業主義によって簡単に堕落(第八段 ) • 2、量産されなく、実用を離れた美的価値 (第十一段) • 3、「手作り」の悪しき商品化と「手仕事 」の社会的な意味がはがれおちたあげ句の 骨董化(第十四段)
•
まとめ
アフリカから日本に帰って、「手仕事」や 「手作り」に異常な関心が払われているこ とに驚いたが、それは疎外された労働によ る量産の中で感傷的に夢想される幻影であ り、「手作り」という名目の商品化と社会 的な意味の欠如した骨董化であった。そう した「倒錯状況」が時代の精神衰弱からき ていることを直視し、自分たちが文化と思 い込んでいるものを歴史的に検証すると同 時に、世界的な視野で見直してみることが 必要である。
• 「水面」:騒々しいめまぐるしいこと
• 「喧噪を見上げるような気持ち」:働きの みで音のない滑稽な光景
• 「池の底から水面の喧噪を見上げるよう な気持ち」とは、具体的にどのような気 持ちなのか。 • 工業化の進んでいない発展途上国の人 々の質素で穏やかな生活に比べ、工業 化の進んだ日本社会の過剰な商品の流 通ぶりと生活のゆとりのなさにあきれる 気持ち。または、そうした日本社会への 違和感を伴った疑問
• 手作りが求められることに反映されている社会問 題
• 第十五段落 流れに反するこの倒錯状況を生み出す 原因
• 問1:「手仕事をめぐるこのような倒錯状況」と あるが、これはどういう意味か、説明しなさい。 • 産業化社会と高度工業技術によって消えていった 手仕事を感傷的夢想し、再現しようとしているこ と。