日语演讲稿 曹操

私が知っている曹操

皆さん、「三国演義」という名著を読んだことがありますか？魏、蜀、呉という三国時代はどんどん去っていますが、その時代が、私たちに残してくれたものはいろいろあります。すばらしい戦法以外に、ヒーローたちの姿もこの歴史上に輝いています。私が今紹介したいのは、曹操です。

大勢の中国人にとって、曹操と言うと、すぐ「三国演義」が思い出されます。それに、京劇などのステージでの白い顔が浮かぶでしょう。でも、それは、本当の曹操ではありません。歴史上の曹操は、劇と小説などに描かれたイメージとずいぶん違っています。彼は、政治においても、軍事においても、文学においても優れていました。

私はこの三つから、本当の曹操を紹介したいと思います。

まずは軍事

事実に基づいて書かれた「三国誌」には、「曹操の一生は、自分自身が指導した戦争は３０回余りで、大体の戦争が勝利しています。」と記述されます。董卓らのような有力な勢力ではなく、ただ群雄の一人として中国北部全域を支配するまでに勢力を拡大しました。

次に政治

出自に問題がある曹操はそれを逆手にとり、家柄や品行や功績によらず、才能のある人材を積極的に採用することを求めました。

人材採用だけでなく、農政にも、立派な政策を取りました。彼は、、他の群雄達が農

民から略奪のような事をしていた当時、屯田と呼ばれる農政を行いました。これによって潤沢な食料を抱えることになった曹操は、各地の民衆を大量に集めることができるようになりました。この屯田制が、勝ち残る理由の一つとなりました。

最後に文学

性格が豪快でさっぱりしていた曹操は、政治・軍事に多忙な中、多くの文人たちを配下に集めて文学を奨励すると同時に、自身もすぐれた詩人でした。曹操は昼は軍事を考え、夜は政治の勉強に励み、高所に登れば詩を作り、詩ができるとメロディーにのせ音楽の歌詞にしたといいます。現存する彼の作品は多くはありませんが、そこには民衆や兵士の苦しみを憐れむ気持ちや、乱世平定への気概が感じられます。確かに、曹操は自分の野望だけに関心があるのではなく、詩にも政治政策にも見られるのは、その戦乱の時代に苦しんでいる下層の民衆に気を使うということでした。

この世の中に、完璧な人はほとんどいません。曹操も普通の人間です。彼は、疑り深くて、敵に残酷に対する人でした。それに、「三国演義」とほかの逸話に、「自分が裏切ることはあっても、人が自分を裏切ることは許さない」ということで親友のおじいさんと家族全員を殺したことも記述されています。今でも、彼の人柄について延々と論争されていますが、私から見れば、「新三国」というドラマで、曹操を演じる俳優が言った「曾て私のことを間違えた人がいた、今もいる、将来もいるかもしれないが、私は気にしない、私は私だ、そんなことは従来からこわがらない」の言葉が英雄の気概を十分に表していると思います。

曹操は、袁绍と比べると、素敵な家族で支えられませんでした。孫権と比べると、お父さんとお兄さんが残してくれた事業もありませんでした。劉備と比べるよ、皇帝に血縁関係がなくて、高貴な生まれを頼ることができませんでした。彼の成功は、自分が創造したのものなのです。