04 日本语中级J501 第3课 まとめテスト

日本語中級Ｊ501 第３課まとめのテスト

学生番号名前点

Ⅰ．( )の中に入る言葉を選びなさい。(2点×6=12)

(1) 彼女にばかな人だと言われ（ a.独立心 b. 自立心 c.自尊心）が傷つけられた。

(2) （ a.日米関係 b.国際関係 c.人間関係）に興味があるので、将来は国連のようなと

ころで働きたい。

(3) 科学だけでなく学問は、まず基礎を学び、そのあと徐々に( a. 発達 b. 応用 c.発進)

へと進んでいく。

(4) 彼は若いころ苦労したが、一代でばくだいな（ a.財政 b.財源 c.財産）と築いた。

(5) 給料は安いのに物価が高く、毎月収入より（ a. 支出 b.外出 c.進出）のほうが多くて

生活が苦しい。

(6) 日本国憲法は、国民の自由と平等を保護する（ a. 社会主義 b.民主主義 c.個人主義）に基づいている。

Ⅱ．「」はことわざや慣用句です。例のように、< >の動詞を適当な形に変えて（）に書きなさい。(3点×4=12)

（例）〈離れない〉あの二人は、ずっと「付かず（離れず）」の関係を続けている。

（1）〈飲まない〉山で迷って、三日間「（）食わずで」歩き続けた。

（2）〈見ない〉最近の日本人は、道で人がごみを捨てても「見て（）ふりをする」ようになってしまった。

（3）〈立たない〉「後悔先に（）」＝してしまったことは後から悔やんでも取り返しがつかないということ。

（4）〈知らない〉「（）が仏」＝知ったら驚くかもしれないが、知らなければ平気でいられて幸せであるということ。

Ⅲ．次の（

か使えません。(4点×5=20)

(1)父は、わたしが小さいころ、東京本社から大阪支社に（）ことになりました。

(2)母も仕事をしていたので、父は単身（）ことにしました。

(3)母は仕事で家にいないことが多かったです。ですから、わたしは祖父に（）。

(4)でも、祖父はわたしが１０才のときに（）しまいました。

(5)そのため、父はわたしたちと一緒に生活できるように、（）。母も仕事を減ら

して家にいるようになりました。

Ⅳ．（）にあてはまることばを、適当な形にして書きなさい。(4点×5=20)

(1)わたしは今、歴史ドラマを作る仕事に（）いる。

(2) この歴史ドラマを（）ために、大勢の人が協力している。

（3）わたしは大きな希望を（）、このドラマ作りに参加した。

（4）だから、ドラマの進め方に、（）ことができないときは、意見を言う。

（5）今では、多くの関係者が私を（）いる。これからも協力してドラマを作っていきたい。

Ⅴ．どちらか適当なものに○をつけなさい。(3点×4=12)

(1) 自分はこのままでいい（のだろうか/ のだろう）と自問した。

(2) ( 内容のいい悪いを問わず/ 内容がいいか悪いかは別として）、彼は論文をたくさん書いている。

(3) 彼はふだん倹約している。その一方で、趣味にお金を（使っていない/ 使っている）。

(4) 彼女は夫と離婚した。夫の考え方が理解できなかった（わけだ/ からだ）。

Ⅵ．次の文を完成しなさい。(4点×6=24)

(1)。

からだ。

(2)一方

で、。

(3)日本の若者って、。

(4)たまま、

てしまった。

(5)のだろう

か。

(6)かかは別として、。

読解問題

Ⅰ．次の文を読んで、下の問に答えなさい。(50点)

電車の中でポケベルが鳴った。先を急いでいたが、緊急連絡かもしれないので、すぐ下車した。ホームに2台しか無い公衆電話に並ぶ。

７分並んで次の電車が来たが、順番待ち人数は減らない。ピピーッというカード電話終了の音は頻繁にして

いるのに、いかなることか。

して電車に乗った。

他の順番待ちがいなくなったので前が見え、行列が減らない訳がわかった。通話中のビジネスマンらしき男性は、２人とも手帳を見ながら何度も電話をかけ直している。１人は出張中らしく、もう１人は営業マンらしい。

分たって、次の電車が来た。これに乗らなければ、約束の時間に遅れる。そのとき出張中らしき男のほうが電話を終えた。そして、ポケットからたばこを出し、電話の前で火をつけ始めた。「もう、よろしいの？!」男はキョトンとして振り向くと、たばこをくわえたまま電話の前から立ち去った。気づいていなかったのだ。大勢の怒れる順番待ちに。ビジネスマンは、仕事だけやってりゃいいってもんじゃない。ちょっとは周りを見回せ！気を配れ。分別を持て。

怒りながら事務所に電話をかけた。ポケベルを呼んだ用件は？「はい、お約束の時間に遅れないようにという連絡があり……」もう間に合わない。

１．（3点×2=6）

（Ａ）（Ｂ）

（４点）

３．下線部の①｢男はキョトンとして振り向くと｣とあります。男はどうしてキョトンとしたのですか。(10点)

４.次の文章は、作者の目の前の状況の変化について説明しています。上の文章を読んで、自分のことばでに適当な内容を書きなさい。（10点×2=20点）

(作者が電車をおりたとき）公衆電話の前では、順番待ちの人が並んでいた。

↓

（公衆電話に並んで7分後電車が来たとき）

↓

（7分後の電車が行った後）人が減って、行列が減らない理由が分かった。

ビジネスマンらしき男性が２人、何度も電話をかけ直している。

↓

（公衆電話に並んで14分後、２つ目の電車が来たとき）

↓

（作者が事務所に電話をかけたとき）「お約束に遅れないように」と言われた。

5.この話は、小林洋子の『オバサンの逆襲－ビジネスマンの分別－』の一部です。作者はビジネスマ

ンについて

どう思っていると思いますか。(10点）

Ⅱ．次の文を読んで、下の問に答えなさい。(50点)

①田中さんは会社員の妻で二人の息子がいた。結婚してからは、ずっと家事に専念していた。夫は

仕事に忙しく、田中さんが家事をする…。田中さんは四十歳になったとき、旅に出た。これまでの疲れ、自分とは何かという疑問。そして、アメリカのカリフォルニアで生活を始めた。

二十年間、私、妻として本当によくやったって思う。でも、もういい。卒業しようって思ったの。それで、世界十一カ国を旅しました。

私の心の中では、自分の年が気になって、こんな旅をしてていいのだろうかって不安だった。最初の四カ月の旅で、さまざまな人に出会い、いろいろなことを言われたわ。「あなたがなぜ自信がないのか分からない。年が四十って、そんなに大きな問題？」

あの旅で何が変わったのかなあ。その後、財産を家族四人と夫の母がきちんと生きていけるように分けて、離婚しました。なんとなくカリフォルニアで暮らしたい、そう思いました。それから六年、時々、日本の雑誌に記事を書きながら、旅のような生活を続けてました。

それまでの私はいつも家族を基準にした生活だった。旅の間中、「私はどうしたいのだろうか。」って何度も自問していいました。答えはでません。②それと気付かぬ間に、夫婦生活が自分自身を完全にこわしてしまっ