200804日本文学选读真题 00612

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絶密★啓用前
2008年04月广东省高等教育自学考试
日本文学选读真题问卷
(课程代码0612)
考生注意:1.答案必须写在答卷上,写在问卷上无效。

2.考试时间150分钟。

一、近世文学部分
次の内容を読んで各グループの選択肢から最も相応しい答えを一つ選びなさい。

(60点)
1.18世紀半ば、衰退しつつあった浮世草子に対して、上方で登場した新しい小説が(1)()であった。

代表的な
作家には(2)()がいた。

その文体は浮世草子的な俗文体を俳して、主に雄勁な和漢混淆文を採用した極めて(3)()小説であった。

(2×3=6)
(1)A仮名草子B黄表紙C草双紙D読本
(2)A井原西鶴B江島其蹟C都賀庭鐘D鶴屋南北
(3)A風俗的なB知的なC教訓的なD啓蒙的な
2.遊里や流行の風俗などを鋭く穿ち、情感を漂わせて写実する劇作家、浮世絵師である(1)()は天明5年に
(2)()を発表した。

この作品は気どり屋の当時の(3)()のタイプを描き、主人公「艶次郎」は(4)()の代名詞となった。

(2×4=8)
(1)A山東京伝B曲亭馬琴C柳亭種彦D井原西鶴
(2)A「双蝶記」B「浮世床」C「春色梅暦」D「江戸生艶気樺焼」
(3)A江戸人B京都人C町人D商人
(4)A悪趣味B好色C自惚れ者D荒唐
3.近世は中世と異なって、武断政治から、文治政治へと移行したが、文学を享受する層は下方へ広がり、(1)
()が台頭してきて、新しい文学が成立を促すが、当時では、伝統的な和歌、漢詩などを価値ある文学と考え、新風の(2)()を低卑俗なものと見た。

18世紀の後半に入ると、文壇は完全に(3)()に移動している。

(2×3=6)
(1)A武士階級B浪人階級C町人階級D貴族階級
(2)A上方文学B町人文学C武士文学D貴族文学
(3)A徳川B元禄C京都D江戸
4.宝歴ごろから、中国の白話小説を翻案した小説が出現する。

これが(1)()ある。

その中で最も注目すべきは
上田秋成で、代表作は(2)()である。

2年に(3)()が「本朝水滸伝」を書いて、「水滸伝」を日本の8世紀の世移し、翻案している。

(1×3=3)
(1)A前期読本B後期読本C洒落本D滑稽本
(2)A「可笑記」B「英草子」C「雨月物語」D「好色一代男」
(3)A都賀庭鐘B山東京伝C建部綾足D井原西鶴
5.17世紀後半以降、江戸で行われていた絵と、どの余白に文を書き込む文学を(1)()と称する。

それは、子と
も向けの(2)()である赤本から、婦女子向け(3)()、(4)()を経て、幼稚なものから大人向けの(5)()となった。

どの後、次第に長編化し、数冊分を合本にするようになり(6)()が生まれた。

(1×6=6)(1)A仮名草子B浮世草子C草双紙D枕草子
(2)A絵本B読本C洒落本D洒落本
(3)A黄本B赤本C黒本D緑本
(4)A黄本B黒本C白本D青本
(5)A劇作B草双紙C黄表紙D淨琉璃
(6)A洒落本B洒落本C人情本D合巻
6.近世初頭に上方を中心に流行した(1)()には新時代の思潮が出ているが、学的には未熟である。

やがて、
町人の経済的・社会的地位が向上すると現世的な理想、当時の世態人情の描写などを主眼として描く(2)()が生まれた。

(1)A仮名草子B枕草子C浮世草子D絵師草子
(2)A仮名草子B浮世草子C黄表紙D草双紙
7.芭蕉没落、俗化した俳諧を革新再興したが、絵画的な手法による浪漫的な句風が自の政界を切り開いた(1)
()は、句分集(2)()を書いて、注目された。

天明期以降、郷土の俳人として活躍している(3)()が多くの作品も残している。

(1)A与謝無村B山崎宗鑑C小林一茶D向井去来
(2)A「去来抄」B「おらが春」C「新花摘」D「三冊子」
(3)A与謝無村B山崎宗鑑C小林一茶D向井去来
8.慶長初年、出雲の巫女阿国から始まった(1)()は純粋演劇の道を辿り始めた。

近世後期を代表する作者は
(2)()があり、(3)()などを書いて活躍していた。

(2×3=6)
(1)A狂歌B淨琉璃C能劇D歌舞伎
(2)A式馬三馬B竹田出雲C鶴屋南北D近松門左衛門
(3)A「出世景清」B「曾根崎中心」C「奥の細道」D「東海道四谷怪談」
9.次の語釈に対応するものを選択肢から一つ選びなさい。

(2×2=4)
(1)江戸人の一種の美的生活理念であった「通(つう)」の意識からするものであり、世間の裏の事情や世態・人情などの複雑で微妙な点を明らかにしてみせること。

()
A寂B軽みC穿ちD粋
(2)芭蕉俳諧で重んじた作風の一つである。

移り行く現実に応じた、滞らない軽やかさを把握しようとする理念。

()
A寂B軽みC穿ちD粋
10.近世の韻文学には、(1)()の世界と同じく、伝統的定型詩である庶民に身近な短い定型詩の(2)()が
ある。

(1×2=2)
(1)A漢詩B和歌C俳諧D歌謡
(2)A漢詩B和歌C俳諧D歌謡
11.「古事記」などの日本古代の書物を研究し、仏教や(1)()が渡来する以前の古来の日本人の精神を明らか
にしようとする学問は(2)()と言う。

荷田春満、(3)()、本居宣長、平田罵胤をその学問の四大人という。

(2×3=6)
(1)A儒学B神道C和学D武士道
(2)A儒教B国学C和学D神学
(3)A賀茂真淵B都賀庭鐘C本居泉長D上田秋成
12.近世の俳諧の世界には、いろいろな流派がある。

その中に(1)()を中心とする貞門派、代表的な作家(2)
()がある談林派、俳諧を真に文学的な象徴詩の域にまで発展させ完成させた(3)()の蕉風俳諧などがある。

(1×3=3)
(1)A松永貞徳B山崎宗鑑C松尾芭蕉D西山宗因
(2)A松永貞徳B山崎宗鑑C松尾芭蕉D西山宗因
(3)A松永貞徳B山崎宗鑑C松尾芭蕉D西山宗因
二、近代文学部分
次の内容を読んで各グループの選択肢から最も相応しい答えを一つ選びなさい。

(40点)
13.明治33年、(1)()は雑誌「明星」を刊行して、浪漫主義を鼓吹し、豊かな人間性をもとに「自我の詩」を歌う
べきことを主張した。

彼の妻となった晶子の処女歌集(2)()は短歌史上、一時期を画くした情熱の歌集である。

(2×2=4)
(1)A与謝野鉄幹B永井荷風C北村透谷D正岡子規
(2)A「夢の華」B「紫」C「みだれ髪」D「落梅集」
14.言文一致という運動は近代人の自由な表現を求めて、文章を話し言葉に近づけていこうとした文体の(1)
()運動である。

この運動の先駆的な役割を果たしたと言える作品は山田美妙の(2)()である。

(2×2=4)
(1)A擬古B復古C創新D革新
(2)A「夏木立」B「浮雲」C「舞姫」D「破戒」
15.日本近代(1)()文学の創始者となった(2)()は「浮雲」を発表した。

彼は明治初期の(3)()の生きに
くさと苦悶、浮薄な官僚制度への批判、新旧同時代の衝突などを示した。

(2×3=6)
(1)AリアリズムBエゴイズムC自然主義D理想主義
(2)A坪内逍遥B二葉亭四迷C幸田露伴D森鴎外
(3)A町人B商人C知識人D個人
16.島崎藤村は始めロマン主義詩人として活躍していたが、1906年に、(1)()を発表して、自然主義作家と目
された。

彼の作品に自分自身を中心とする作品が多く、その中の、中年期を描いた(2)()は緻密なリアリズムの作品として自然主義ぶんがくの傑作である。

(2.5×2=5)
(1)A「蒲団」B「破戒」C「新生」D「浮雲」
(2)A「春」B「雁」C「家」D「紫」
17.森鴎外は明治41に創刊された(1)()を舞台に文壇再活躍して、活発な文学活動を開始した。

そして、(2)
()のような追懐の文学の傑作を発表した。

(1)A「スバル」B「文学界」C「白樺」D「我楽多文庫」
(2)A「舞姫」B「明暗」C「雁」D「蒲団」
18.文学論として「小説神髄」を著わして、新時代の文学を提唱した(1)()は、写実文学を主張した。

20年代の
小説界を代表する観のあったのは尾崎紅葉を中心とする(2)()グループと幸田露伴であり、この時代は(3)()と称されている。

(2×3=6)
(1)A芥川龍之介B坪内逍遥C二葉亭四迷D尾崎紅葉
(2)A硯友社B新詩社C平民社D文学界
(3)A伴露時代B幸尾時代C紅露時代D崎田時代
19.夏目漱石は明治39年(1)(坊ちゃん)「草枕」の発表によって文名が確立した。

「彼岸過迄」、「こころ」及び
未完の長編(2)(行人)などの後期作品には、近代人の利己主義または自我主義の心理が、理知的に分析され、深くえぐり出されている。

(2×2=4)
近世文学:
1.DCB
2.ADAC.
3.CBD
4.ACC
5.CACDCD
6.AB
7.ACC
8.DCD
9.C10.BC
11.ABA12.ADC
近代文学:
13.AC14.DA15.ABC16.BC17.BA
18.BAC。

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