29 标准日本语(中)第二十九课

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会話(かいわ)
29イベント打ち上げ
（李秀丽出院后不就，大家为了庆祝成功举办“金星”新创中国菜大赛，举行了庆功会。康复后的李秀丽同龙虎就业公司及JC策划公司的工作人员欢聚一堂）
（上海市内某酒店）
王：皆さんそろったようですね。じゃあ、そろそろ始めましょうか。佐藤さん、ひと言お願いします。
佐藤：えー、創作中華料理(そうさくちゅうかりょうり)コンテスト(こんてすと)が終(お)わって2週間(しゅうかん)、予想(よそう)していた以上(いじょう)に反響(はんきょう)が大(おお)きく、売(う)り上(あ)げも順調(じゅんちょう)に伸(の)びています。今(いま)さら言(い)うまでもありませんが、すべて皆さんのおかげです。本当(ほんとう)にお疲(つか)れ様(さま)でした。それでは、コンテスト(こんてすと)の成功(せいこう)と、皆(みな)さんのすばらしい仕事(しごと)ぶりに乾杯(かんぱい)！
全員：カンパーイ!
中井：いやあ、よかったですね。イベントは大成功(だいせいこう)だし、李主任(りしゅにん)も無事退院(ぶじたいいん)したし。
大山：そうそう。李(り)さんの元気(げんき)な顔(かお)を見(み)ることができて、本当(ほんとう)にうれしいです。
李：ごめんなさいね。ご心配(しんぱい)をかけて。
野田：ほら、李主任(りしゅにん)。どんどん食(た)べてください。「宮保鶏丁」。好(ず)きでしょう。
李：ありがとう。とってもおいしそう!
大山：やっぱり李さんには元気でいてもらわないと。ねっ、佐藤さん。
佐藤：ええ。
中井：佐藤さん。今日はずいぶん無口(むくち)ですね。何かあったんですか。
佐藤：いえ、別に。
大山：佐藤(さとう)さんの代(か)わりにわたしが話(はな)しましょうか。佐藤(さとう)さん、来週(らいしゅう)、大阪本社(おおさかほんしゃ)に呼(よ)ばれているんですよ。間違(まちが)いありません。栄転(えいてん)の話(はなし)ですよ。
全員：栄転?!
佐藤：いや、そんな話じゃないです。中国(ちゅうごく)での報告(ほうこく)をしてほしいと言(い)われただけです。
大山：たった1年で、これだけ業績(ぎょうせき)を上(あ)げたんですから。栄転(えいてん)に決(き)まってますよ。
王：おめでとうございます。うれしいなあ。いっしょに頑張ってきたかいがありました。何だか、わたしたちまで認(みと)められたような気(き)がします。ねっ?李主任。
李：（闷闷不乐地）そうね。おめでたいお話ね。
野田：だけど、寂(さび)しくなりますよね。佐藤(さとう)さんが上海(しゃんはい)

からいなくなったら。
大山：その気になれば、いつでも上海に来ることができるじゃないですか。
王：そうですよ。もう一度乾杯(いちどかんぱい)しましょう。今度(こんど)は佐藤(さとう)さんのお祝(いわ)いに。
（大家笑声不断，唯独佐藤和李秀丽，直到最后都一直提不起精神）

課文
宇宙食(うちゅうしょく)
宇宙飛行士(うちゅうひこうし)は、短(みじか)い期間(きかん)にとてもたくさん仕事(しごと)をしなければならない。だから、彼(かれ)らが仕事(しごと)をするうえで、エネルギーの補給(ほきゅう)は非常(ひじょう)に重要(じゅうよう)だ。しかし、地球上(ちきゅうじょう)ではなんでもない食(た)べるという行為(こうい)も、空気(くうき)と重力(じゅうりょく)のない宇宙(うちゅう)ではそう簡単(かんたん)ではなくなる。
1960年代初頭(ねんだいしょとう)、人類(じんるい)が始(はじ)めて宇宙(うちゅう)に出(で)た時代(じだい)の宇宙食(うちゅうしょく)は、チューブに入ったペースト状(じょう)のものだった。しかしこれは宇宙飛行士(うちゅうひこうし)たちにはとても評判(ひょうばん)が悪(わる)かった。現在(げんざい)では、技術(ぎじゅつ)の進歩(しんぽ)のおかげで、宇宙(うちゅう)でもかなり地上(ちじょう)の食(た)べ物(もの)に近(ちか)いものが食(た)べられるようになった。とは言(い)うものの、宇宙(うちゅう)に持(も)っていける食(た)べ物(もの)には、いくつかの条件(じょうけん)がある。まず、宇宙(うちゅう)に運(はこ)べる物(もの)の量(りょう)は限(かぎ)られていることから、できるだけ軽(かる)いものが望(のぞ)ましい。次(つぎ)に、においが強(つよ)くないこと。何(なに)しろ宇宙船(うちゅうせん)の中(なか)は空気(くうき)が循環(じゅんかん)しないので、一度発生(いちどはっせい)したにおいは、地上(ちじょう)と違(ちが)っていつまでも消(も)えないのだ。それから、飛(と)び散(ち)らないことも重要(じゅうよう)な条件(じょうけん)だ。例(たと)えば、ラ(ら)ーメン(めん)を宇宙(うちゅう)に持(も)っていこうとした宇宙飛行士(うちゅうひこうし)もいたが、汁(しる)が飛(と)び散(ち)るという理由(りゆう)で不合格(ふごうかく)になった。宇宙(うちゅう)では重力(じゅうりょく)がないので、飛(と)び散(ち)った汁(しる)はどこに行(い)くか分(わ)からない。宇宙船(うちゅうせん)の中(なか)にびっしり詰まっている精密機器(せいみつきき)に汁(しる)が入(はい)って故障(こしょう)でもすれば、任務(にんむ)の遂行(すいこう)

や、乗組員(のりくみいん)の生命(せいめい)にすら危険(きけん)を及(およ)ぼす可能性(かのうせい)があるのだ。
日本人宇宙飛行士(にほんじんうちゅうひこうし)の向井千秋(むかいちあき)さんは、スペースキャトルに搭乗(とうじょう)するにあたって「肉(にく)じゃが」や「いなり寿司(ずし)」、「たこ焼(や)き」などの日本食(にほんしょく)を持(も)っていった。難題(なんだい)とされていたラーメンも、汁(しる)の飛(と)び散(ち)らない加工(かこう)をされた上(うえ)で宇宙食(うちゅうしょく)として認(みと)められた。
また、中国初(ちゅうごくしょ)の宇宙飛行士(うちゅうひこうし)である楊利偉(やなぎとしいさむ)さんは、宇宙船(うちゅうせん)「神州(しんしゅう)5号(ごう)」で「鶏肉(とりにく)のカシューナッツ炒め（宮保鶏丁）」「豚肉(ぶたにく)の四川風唐辛子炒(しせんふうとうがらしいた)め（魚香肉糸）」といた中華料理(ちゅうかりょうり)をたべた。これらの料理(りょうり)は、すべて伝統的(でんとうてき)な中華料理(ちゅうかりょうり)で、「宇宙食(うちゅうしょく)メニュー」として中国国内(ごくこくない)のレストラン(れすとらん)でも人気(にんき)を博(はく)した。
生命維持(せいめいいじ)のための食事(しょくじ)から、楽(たの)しむための食事(しょくじ)へ。宇宙食(うちゅうしょく)は宇宙開発(うちゅうかいはつ)の発展(はってん)に伴(ともな)ってこれからも進化(しんか)し続(つづ)けていくことだろう。