源氏物语

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「源氏物語」
流れ: 作者と作品背景ーー谢彬清 内容と影響ーー張逸云 登場人物分析 ーー陳婷婷、林晓芳、郭丽雅 中国における「源氏物語」についての研究ーー陳彩玲
作者は誰か
通説: 一条天皇•藤原彰子に女房伝えた紫式部が作者である。 物語中に「作者名」は書かれていません。 『紫式部日記』(写本の題名は全て『紫日記』)中に自作の根拠とされる次 の3つの記述。 1、藤原公任の 源氏の物語の若紫 という呼びかけ。 2、一条天皇の「源氏の物語の作者は日本紀をよく読んでいる」と いう述懐により日本紀の御局と呼ばれたこと。 3、藤原道長が源氏の物語の前で好色の歌を日記作者に詠んだこと。 尊卑分脈の註記。 後世の源氏物語註釈書 紫式部ひとりが書いたとする説の中にも以下の考え方がある。 短期間に一気に書き上げられたとする考え方 長期間にわたって書き継がれてきたとする考え方。
父:八宮
母:身分が低い 異母姉妹である大君にそっくり
匂宮と薫の君に愛された
宇治川に入水自殺 最後に尼となった
匂宮:情熱的 強引 行動的
姉であり、恩人である中宮の夫
薫:優しい 大人の包容力
大君の身代わりで愛されている と感じた
源氏物語
•今から1000年以上前の長保3年(1001年) にはある程度完成したと言われる小説。 •作者は紫式部。 •全54帖に及び、文字数は約100万(400字詰 め原稿用紙で約2400枚)の大長編。70年間 に渡るストーリーには約500名の人物と約 800首の和歌が登場する。
中国における「源氏物 語」 についての研究
「紅楼夢」&「源氏物語」の比較
成书所受影响因素比较
• 中日两国古代文学意识受儒佛道文学思想渗透
——同
• 两国自然风土、政治经济条件、宗教文化—异
1. 《源氏物语》依照本国传统文学思想和审美价值取向, 吸收儒佛文学思想而达到交融的结果 2. 《红楼梦》以本国文化传统儒学与外来的佛教文化交 融的结果

一部別作者説: 『源氏物語』の大部分が紫式部の作品であるとしても、一部 に別人の手が加わっているのではないかとする説は古くから存在 する。
作者紹介:紫式部
紫式部は、平安時代中期の女性 作家、歌人。『源氏物語』の作 者と考えられている。中古三十 六歌仙、女房三十六歌仙の一人。 『小倉百人一首』にも「めぐり あひて 見しやそれとも わかぬ まに 雲がくれにし 夜半の月か な」で入選。 屈指の学者、詩人である藤原為 時の娘。藤原宣孝に嫁ぎ、娘の 大弐三位を産んだ。夫の死後、 召し出されて一条天皇の中宮・ 藤原彰子に仕えている間に、 『源氏物語』を記した。
源氏物語とは…
主人公光源氏をめぐる恋愛・人生を中心と して、物語は展開していった。光源氏が、 理想の女性(=幼い頃に亡くなった母親像) を求めて、様々な人と付き合いながら、身 分的には栄華を極めていく物語。 さまざまな恋物語、多彩な登場人物、平安 王朝の宮廷の様子、貴族たちの日常生活の ほか、平安時代当時の信仰・社会・文化な どが描かれていた。
尊卑分脈
『尊卑分脈』は、日本の初期の系図集。正式名称は『新 編纂図本朝尊卑分脈系譜雑類要集』、また『諸家大 系図』あるいは単に『大系図』とも呼ばれる。姓氏 調査の基本図書のひとつで、南北朝時代から室町時 代初期に完成した。現存する部分は源平藤橘のうち いずれも長く宮廷社会の中枢にいた藤原・源の両氏 に詳しい。直線で父系を結び、女性は后妃など極め て一握りの人を除き「女子」と省略されている。系 図に名の見える男性官人には、実名とともに生母・ 官歴・没年月日と享年の注記を含む略伝が付され、 貴重である。平安時代および鎌倉時代に関する記載 は一級史料として採用される。
執筆時期
源氏物語が紫式部によって「いつ頃」、「どのくらい の期間かけて」執筆されたのかについて、いつ起筆さ れたのか、あるいはいつ完成したのかといった、その 全体を直接明らかにするような史料は存在しない。紫 式部日記には、寛弘5年(1008年)に源氏物語と思わ れる物語の冊子作りが行われたとの記述があり、その 頃には源氏物語のそれなりの部分が完成していたと考 えられる。
第2部
光源氏の晩年の物語(41歳~52歳)
第2部 若菜~幻:源氏40歳。朱雀院の娘・ 女三宮を託され、妻として迎える。その女 三宮は柏木との間に息子・薫を設ける。そ の事情を知った源氏は、自分と藤壺の罪を も思い、葛藤に悩む。最愛の紫の上が病気 で亡くなり、源氏は出家を決意する。
第3部薫をめぐる匂宮と宇治3姉妹の愛の物語
登場人物 第一部
光源氏が数多の恋愛遍歴を繰り広げつつ、 王朝人として最高の栄誉を極める前半生
桐壺帝(きりつぼてい)
•光源氏 の父 •天皇
桐壺更衣(きりつぼのこうい)
•光源氏の母 •身分は高くない •綺麗でやさしぃ •桐壺帝の寵愛を一身に受けた •光源氏が三歳の時亡くなった
光源氏
•主人公 •第二皇子 •幼少の頃から輝くばかり の美貌と才能に恵まれた •実家の後援がない ので、 源氏の姓を与えた •生涯様々な女性と関係を 持つ
才 色 兼 備 、 執 念 の 人
夕顔(ゆうがお) 佳人薄命
•頭中将の側室 •若い光源氏の愛人となるも、 互いに素性を明かさぬまま •深夜に女性の霊 に命を奪 われた
紫の上(むらさきのう え) 理想の女性
•若紫とも •光源氏に次ぐ主要な人物である
•容姿とともに知性、性格などで も最高級
•源氏は彼女を理想の女性に育て る •源氏の妻たちの中では、最も寵 愛される
藤壺中宮(ふじつぼのちゅうぐう) 永遠の理想の女性
•桐壺帝の中宮 •明るくて賢い •桐壺更衣にそっくりした
•光源氏の初恋の女性
•明るくて賢い
•源氏に生き写しの男御子(後の朱雀帝の東宮、冷 泉帝)をもうける。
葵の上(あおいのうえ)
一生の寂しさを
•光源氏の最初の正室
•綺麗で高貴だ
•結婚当初から、源氏との夫婦 仲は冷え切っていた •夕霧を産んだ後 亡くなった
• 贾宝玉出家意志基于来世的谛念,憧憬死后世界,因 此他能决然抛弃现世的爱欲和一切荣华富贵。
源氏出家
• 《源氏物语》中源氏出家思想早已有之,父亲桐壶驾崩 后,他遇到了苦难,就开始流露出家的念头。阻挠他实 现出家愿望的羁绊很多。 • 《源氏物语》主旨:谈论人性的真实,完全尊重人的主 体感情,源氏的自然感情受到打击以后,才欲图出家遁 世的。实际上是对主情主义。 • 源氏出家意志基于现世的想念,在尘世生活与遁世理想 之间的彷徨,因为他从来没有否定此岸与现世。
第3部 匂宮~夢浮橋:源氏亡き後の次の世 代。薫(女三宮と柏木の子、源氏の子として 育つ)と匂宮(明石中宮と帝の子)が中心と なる。やがて舞台は宇治へと移り、薫・匂 宮・浮舟の恋物語が展開する。
源氏物語の地位と影響
王朝文学を代表する 日本の古典文学における最高峰 日本文学・物語・和歌・芸術品・文化様式 に、素材として採用され、模倣され、伝承 されていった 現代に至っては、ドラマ・映画・コミック にも採用される 各国のあらゆる言語に翻訳されて、いまも 人々を魅了しつづけている。
时代背景比较
异:
《源氏物语》平安王朝中期藤原氏掌权的全盛时期 《红楼梦》18世纪中后期乾隆盛世
同:
均在封建盛世之时,处在盛极而衰之际,上层统 治者与贵族阶级矛盾复杂尖锐,下层市民百姓群 起反抗 均体现妇女命运悲惨 均受儒家思想影响
通过作品想要表达的思想理念比较
• 《红楼梦》重实际、重言志,它追求的真 实是超越平凡生活的、更高远的精神境界 ——以善为主 • 《源氏物语》重真实、重主情,根植于神 道的“真实”,是一种平凡生活的自然和 朴素的真实,它没有也不要求达到高远的 精神境界,深植于日本淡薄伦理的思想 ——以真为主
執筆動機
直接明らかにした資料は存在せず、古くからさまざまに 論じられている。
村上天皇の皇女選子内親王から新しい物語を所望されて書き始めた 藤原氏により左遷された源高明の鎮魂のために藤原氏一族である紫 式部に書かせた Leabharlann Baidu 作家としての文才や創作意欲を満たすため 寡婦としての寂しさや無聊を慰めるため 式部の父がその文才で官位を得たように式部が女房になるため …
異説: 光源氏のモデルと言われる源高明自身が作者という説がある。 推理作家の藤本泉は1962年の小説をはじめとして『源氏物語』多 数作者説をとっていた。 作者は紫式部ではないとする説の根拠: 源氏物語の中において描かれている時代が紫式部の時代より数十 年前の時代と考えられる。 作中に婦人語と呼べるもの女性語がまったくみられない。 現実とは逆に、藤原氏が敗れ、藤原氏の一員である紫式部が書い たとするのは不自然である。 作中で描かれている妊娠や出産に関する話の中には、女性(特に、 子供を産んだ経験のある女性)が書いたとするにはあり得ない矛 盾がいくつも存在する。
これも前世の约束なんだろうか
欲慰相思苦, 见猫如见人。 缘何向我叫, 岂是我知音?


*名前:「柏木衛門督」とも呼ぶ *家族: 父親: 頭中将 母親: 桐壺帝の右大臣の四の君 同母兄弟 紅梅、弘徽殿女御 (頭中将の長男) *性格:頭がいい 用心深い


女三の宮の異母姉、更衣腹の女 二の宮(落葉の宮)を妻にし、 美 男の上に高い志を持ち、源氏にも 目をかけられていた。 しかし柏木の、皇女女三の宮へ の執着が、源氏が二条院の紫の上 の看病に明け暮れていた隙に 関係 を結び不義の子薫を懐妊させる。 やがて露見し、 時の最高権力者 源氏のひとにらみによって病に臥 し、 泡の消え入るように亡くなっ た。 破滅の恋に殉じた悲劇の青年。 死に際して、親友の夕霧(源氏 の長男)に 落葉の宮の後見を託し 三十三歳の短い生涯を終える 。
第三部 浮舟物語
薫の君(かおるのきみ)
源氏と女三宮の息子
実の父:柏木
母:出家
暗い影のある青年 「匂う兵部卿 薫中将」と呼ばれる 恋の経験なかった宇治の大君 大君にそっくりな浮舟
匂宮(におうのみや)
源氏の孫 母:明石中宮 ライバル:薫の君 浮気 宇治の中君と結婚 浮舟を自害に追い込んでしまった
浮舟(うきふね)
空蝉(うつせみ)
気丈な人
•品良く矜持を守り通し •控えめで慎み深く、小柄で容 貌も美貌 なし •源氏の愛に取り合わない
•作者自身がモデル
六条御息所 (ろくじょうのみやすんどころ )
•東宮妃 •光源氏と恋愛関係に陥 る •美しく気品 、教養、 知性、身分ともに人に 優れている •源氏を独占したいと渇 望 する •生霊、死霊として活躍 する(葵上と夕顔を殺し た)
第二部
若菜(上、下)
*出身地: 支那 (中国) *年 齢: 猫の赤ちゃん *性 格: 可愛くて近寄りが たい
思いやりが ある
女三の宮
女 三 の 宮 の 猫 ち ゃ ん
借 り る
柏木
ほしい!
女三の宮のかわりにする
女三の宮の猫ちゃんが とってもかわいいよ!
東宮
とうとう猫を手に入れたのは柏木だ
恋ひわぶる人の形见と手ならせば 汝(なれ)よ何とて鸣く音なるらん
『源氏物語』のあらすじ
第1部 光源氏の愛と栄華の物語(誕生~39歳)
第1部 桐壺~藤裏葉:桐壺帝と更衣との間に皇子として光 源氏が生まれる。光り輝くような青年に成長した光源氏は、 葵上と結婚、紫の上を引き取るほか、夕顔・六条御息所・ 末摘花・朧月夜などの多くの女性たちと恋に落ちる。父帝 のもとに入内した藤壺と源氏との間に男子が生まれ、帝の 皇子として育てられる。源氏はその罪におののき、妻・葵 上は生霊に殺され、父帝が亡くなり、政敵の策略によって いったん須磨に流される。京に戻った源氏は、宮廷で次第 に出世・権勢を持つようになり、成功していく。藤壺との 間の子・若宮は冷泉帝となり、息子・夕霧も結婚し、娘・ 明石姫君は東宮の妻となり、邸宅・六条院での生活はきわ めて華やかである。
结局比较
出家的比较
• 贾宝玉和源氏虽然都是在尘世生活和遁世理想之 间徘徊。 • 贾宝玉的出家立足于来世 • 源氏的出家立足于现世,企图遁世完全停留在观 念上。
贾宝玉出家
• 《红楼梦》以贾宝玉出家为终,他在灵魂归宿上相信 佛道的。“随风化了”、“化灰化烟”接近佛道
• 《红楼梦》主旨:谈论人情的真实,贾宝玉是由于爱 情封建势力毁灭之后才出家的,实际上是对禁欲主 义的抗拒。
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