日本namba park 难波公园 屋顶花园
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コンセプト “癒し”ゾーン
施設概要
“華ぎ”ゾーン
“寛ぎ”ゾーン 緑の効用
“賑い”ゾーン
なんばに緑が必要な理由
建物の屋上を緑化しただけの公園はこれまでにも例があります。
しかし、街を訪れる人 々に活用され、親しまれている公園はほとんどありません。
パークスガーデンという公 園のランドスケープを考える上で、我々が目指したのは、公園が公園として切り離され て存在するのではなく、樹木や花の自然と公園に面する店舗と広場とが一体となって、 人々に豊かな体験や感動を提供する公園です。
第一期では、段丘状の園路を回遊しながら、自然を鑑賞していただく形状でしたが、全 館グランドオープンにともない、拡張部分に平面的な広がりを持った屋上公園が誕生。
広場やベンチ、遊具などが多数設置され、人々が自然と触れ合い、憩える、豊かな体験 の場が広がりました。
特に“癒し”の要素がプラスされた新生パークスガーデンは、都 会のオアシスとしての魅力に、さらに磨きがかかりました。
施設の前庭となる華やかでエレガ ントな空間 都市の中で自然の美しさと触れ合 い、自然を考える空間づくり
自然に囲まれてゆったり過ごす空 間 土地の記憶、スタジアムの記憶を大 地に刻み込んだ空間づくり
人々が集う賑わいあふれる広場空 間 魅力的な都市体験、エキサイティン グなシーンを体験できる空間づく り 人々が自然と触れ合い憩う広々と した公園空間
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なんばの未来を想像した時、人と環境にやさしい、緑 豊かな都市を目指すべきだと考えました。
約 300 種、約 7 万株の緑で包まれた段丘状に広がる約 1万㎡のパークスガーデンが、50 年、100 年先、なん ばの“杜”となっているように。
ニューヨークにセントラルパーク、 ロンドンにハイドパーク があるように、世界の憧れの都市には、市民に愛される公園 があります。
なんばに「パークスガーデン」。
世界の人々の 憧れの街をめざします。
緑、水、光。
自然を感じることができる伸びやかな空間 創出。
誰もがくつろげる街なんばをめざし、都市のオア シスとして期待される街づくりを提案します。
街歩きや散策を、 ショッピングや飲食とともに楽しめる空間 をめざしました。
パークサイドレストラン、カフェなどで、 緑に包まれるひとときをお楽しみいただけます。
なんばに、いま、ビジネスという可能性が加わろうとし ています。
オフィス街区に求められる憩いの場を商業施 設の屋上公園である 「パークスガーデン」 という新しい、 都市ならではのスタイルで創出します。
地域の財産として、 パークスガーデンは市民参加型の運営を 目指します。
パークスガーデンの緑や広場を介して、様々な 活動が生まれるような街づくりを進めて参ります。
パークスガーデンは、環境への配慮を視野に入れた構想 です。
ヒートアイランド現象の緩和や、断熱効果による 空調負荷の低減につながり、ひいては地球温暖化の抑制 に貢献します。
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パークスガーデンの面積 ■ パークスガーデンの面積 ● 1 期の屋上公園面積:約 8,000m
2
(2003 年 10 月オープン時)
2
[内訳] 緑地:約 3,300m
通路·広場:約 4,700m
2
● 2 期の屋上公園面積:約 3,500m
2
(2007 年 4 月グランドオープン時)
2
[内訳] 緑地:約 2,000m ● 1 期·2 期の合計面積:約 11,500m
2
通路·広場:約 1,500m
2
[内訳] 緑地:約 5,300m パークスガーデンの樹木 草花の 樹木· ■ パークスガーデンの樹木·草花の数
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通路·広場:約 6,200m
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● 1期、2期の合計 約 300 種 約 70,000 株 ● 1期 ·主な種類 高木(H2.5m 以上の樹木) 35 種 約 420 本 約 235 種 約 40,000 株
[常緑樹] コウヤマキ、シマトネリコ、ドイツトウヒ、シロダモ、シラカシ、ヤマモモ等 [落葉樹] ヤマボウシ、ヤマザクラ、コブシ、ハナミズキ、エゴノキ、モミジ等 中低木·草花 約 200 種 [中低木] バラ、ツツジ、ヤブツバキ、ロウバイ、プリベット等 [草 花] ローズマリー、ラベンダー、タイム、バーベナ等 ● 2 期 ·主な種類 高木(H2.5m 以上の樹木) 49 種 約 280 本 約 240 種 約 30,000 株
[常緑樹] シマトネリコ、オリーブ、ヤマモモ、カリステモン等 [落葉樹] サルスベリ、マグノリア、ハナミズキ、イロハモミジ等 中低木·草花 約 190 種 [中低木] ニワウメ、ツツジ、ナンテン、アジサイ、ガーデニア等 [草 花] ハイビャクシン、アガバンサス、キボウシ、ヘメロカリス等
■ 土壌
階西側の ■ 1 階西側の植栽
·土の深さ 平均 55cm 浅い部分 30cm 深い部分 80cm(高木部分) ·土の種類 人工軽量土壌(比重約 0.8)を採用
·22m 道路沿いの並木:クスノキ 26 本
■ 屋上公園の特徴 ·都市と自然の二つの楽しみを体験できる、地域に開かれた屋上公園 ·グラウンドレベルから地上 9 階まで連続して駆け上る段丘状の屋上公園 ·四季を演出する大きな緑と、華やいだ草花が人々を迎え入れる屋上公園 ·エコロジカルランドスケープに基づいて、大阪の風土林を保全·再生 ·地域の新しいグリーンネットワーク拠点の形成を目指す。
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パークスガーデンは独立した存在ではなく、樹木や花の自然と、パークスガーデンに面する店舗が 一体となって、訪れた人々に豊かな体験や感動を提供する場となっています。
そこで、 「華ぎ」 「寛 ぎ」「賑い」「癒し」という各ゾーンのテーマを設定し、テーマに沿った演出を行っています。
全館グランドオープンにともない、 拡張された“癒し”ゾーンには、 88 種類 3 万株の植栽が新た 約 にお目見え。
一層魅力的になった「なんばの森」へ、花散策にでかけませんか?
一年を通して様々な花が咲き、人々を華やかさで演出するゾーンです。
ひとたび歩けば四季を香りや花で感じることができるでしょう。
早春、春の訪れを告げるコブシの白い花が一面に咲き誇り華やかで インパクトあるエントランスを形成します。
大阪球場の玄関口を飾 っていたコブシの木を基調とすることでメモリアルを継承する役割 を担います。
シーズンを通して花々が華やかに彩ります。
小径では香りよいハー ブやバラを身近に楽しめます。
バラやカラーリーフ、ハーブを使った華やかなボーダー花壇が人々 を出迎えます。
また広場では、銀色に輝くリーフの樹木が、池の水 面を引き立てます。
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春の芽吹き、夏の深緑、秋の紅葉など、季節により姿を変える寛ぎゾ ーンは、訪れるたびに新しい発見を提供する場となります。
華ぎゾーン(エントランス)から歩いてくると目の前に広がる大き なボリュームのみどりです。
四季折々の姿で来訪者を楽しませます。
四季の緑に囲まれた中で、様々な発見や感動を体験しながら腰を下 ろしてゆっくり寛げる空間です。
緑を活かした四季折々のイベント が楽しめるコミュニティスペースです。
パーゴラの下で、ゆったりと食事を楽しめる空間です。
爽やかな木漏れ日や花々が来訪者を楽しませます。
色とりどりの草花に囲まれたオフィスワーカーの寛ぎのガーデン空 間です。
パークスガーデンで最も大きな高さ 7m のハナミズキがシン ボルです。
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リズミカルに配植された常緑樹が賑やかな広場を演出します。
また、円形劇場ではライブパフォーマンスが彩りを添えます。
賑いの商業施設にふさわしい明るい印象を与える葉色の明るい常緑 樹シマトネリコを配置。
7月には香りのある花をつけ、秋には実がなる常緑樹。
街路樹やシンボルツリーなどによく用いられます。
広場全体を包み込むように拡がりのある樹形で、夏には広場に木陰
が広がります。
このゾーンでは円形劇場にてストリートパフォーマーやライブによ り、 人々の賑わいに彩りを添える様々なイベントを開催いたします。
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パークスガーデンが拡張され、平面的な広がりのある屋上公園がオープ ン。
新たに約 88 種類、約 3 万株の草花が植えられ、“癒し”を感じさせる空 間を演出します。
また遊具のある広場やアートベンチを設置し、 より親し みやすい憩いの場となります。
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緑地は、植物の葉面から水が蒸発する際に、周りの熱を奪うため気温を調節する機能を持ってい ます。
ヒートアイランド現象を緩和し、暮らしやすい都心の環境作りにも「なんばの森」は貢献します。
また、緑は人々の気分を落ち着かせ、仕事の能率を上げる効果があります。
都心で働く人々にも、パークスガーデンの緑はとても優しい存在です。
大都市圏において、 典型 7 公害とは全く異なったヒ-トアイランド現象と名付けられた現象が現 れているのをご存知でしょうか?都市部はエネルギー消費が集中するため、 その排熱が狭い都市 空間の気温を上げてしまいます。
さらに、自動車などからの煤煙がたちこめ、ちょうど“お椀” をすっぽり都市にかぶせたような滞留した空気層が生じます。
“ダストドーム”と呼ばれる現象 です。
その内部に発生する高熱空間が、ヒートアイランドなのです。
郊外から都市の中心に向か うにしたがって、気温が高くなっていき、等温線をひくと、都市の中心部が“島”のように浮か び上がってくることから、この名前が付けられました。
■気温が高くなる原因
1)自動車、冷房など、エネルギー消費源からの人工熱の排熱 2)コンクリート舗装やビルなどが熱を蓄えやすいこと 3)気温を下げる働きの森林緑地破壊や河川の埋め立て 4)排気ガスの逆放射
大都市ではヒートアイランド現象が、すでに日常生活の中で実感できる程になってきています。
例えば東京の年平均気温を見ると、1870 年代の約 14℃からこの 120 年の間に 2℃も上昇し、年 平均湿度も約 77%から約 63%に下がっています。
ヒ-トアイランド現象がその一因と考えられ ています。
特に夏には、エアコンの排熱が室外の気温をさらに上昇させ、また上昇した気温がエ ネルギ-需要をさらに増大させるという悪循環を生み出しています。
緑地は、植物の葉面から水が蒸発する際に、周りの熱を奪うため気温を調節する機能を持っています。
都市内河川や海域などの 水辺もヒ-トアイランド現象を緩和する効果があるといわれてます。
なんばパークスは、屋上を緑化し、なんばでのヒートアイ ランド現象を緩和する役割を担います。
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人は安らいだり、リラックスしたときに、脳波に α 波があらわれま す。
白い円柱を見たときにくらべて、植木鉢を見たときのほうがリラック ス感が強いと言われています。
また、同じ観葉植物でも、葉だけでな く、花をつけたもののほうがリラックス感が深いことがわかっていま す。
緑は作業能率を上げます。
手計算による足し算、パソコンによる足し 算、手書き写本、トレース作業の四つの作業の効率と正確さをしらべ た結果、室内に緑の植栽と絵画を置いた場合とそうでない室内とくら べて、手計算の足し算は3分間で10問強も正解がアップしました。
手書き写本も2.63文字アップ。
トレース作業も、約8センチも効 率アップします。
被験者の瞳に光を当て、瞳孔の閉じる速度を測定比較してみたとこ ろ、自然環境(森林)のほうが、人工環境(人工気象室)より、はる かに中枢神経のはたらきが優れていることがわかりました。
はやくい えば、ヒトは森林など緑の中にいるほうが、はるかに頭の回転がよく なるということです。
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