世界奇妙物语故事短文之20年后的恋人

中文翻译篇

女大学生夏实（南野陽子饰演）怀了男朋友（湯江健幸饰演）的孩子。

于是夏实把怀孕的事情告诉了男友，男友拿出钱对她说：“生下来吧。”

但是，夏实有些厌烦男友的恋母情结，把男友送她的项链扔还给他，要和他分手并打算打掉孩子。


夏实很喜欢占卜，正在她给朋友占卜的时候，一个男人（保坂尚輝饰演）对她说：“请给我算一卦吧。”友人很识相的站了起来，那个男人坐在了夏实的对面。

虽然夏实给他进行了占卜，但奇怪的是她看不到这个男人的未来。

（算了好几次，都看不到那个人的未来，他是有什么意外死了，还是自杀了呢？）


夏实打算追上那个男的。

她看见那个男人在过街天桥上就急忙跑到了他那里，但是他却在她眼前跳了下去。

夏实惊讶的四处寻找，已经找不到那个男的了。

突然一个声音在夏实身后响起，那个男人出现在夏实身后对她说：

“和我做一天的恋人，咱们约会吧。”


夏实接受了男子的请求，两个人开始约会

一会儿吃着冰激凌，一会儿在饰品店里带着面具互相嬉闹，又或者是在美术馆里一起欣赏画。两个人度过了很愉快的时光。两个人正走在路上，不远处的路上夏实的男友正和一个女的说笑着走来。

发现男朋友的夏实

发现夏实的男友。

虽然注意到了男友，但是夏实装作没看见他和那个男人继续往前走。

看到夏实自己一个人一边说话一边走，夏实的男友很担心。


两个人坐在公园的游船上，

“刚才那个人很好嘛。”

夏实回答说：“但是我不想和他结婚。”

“可是你很喜欢他不是吗？”

“嗯，可是好像我遇到更好的男人了。”

听到夏实这番话，那个男人好像很生气突然就从船上跳入了池水中。

夏实禁不住尖叫起来。


等夏实醒来的时候，发现自己躺在公园的长椅上。

那个男的坐在她身边。

看到他没事，夏实忍不住哭了起来。那个男人说：“看到你能为我哭泣我就已经很满足了。”

那个男人边说着边递过来一条项链，“这条项链是一个男人送给我母亲的。”

夏实发现那条项链就是自己还给男友的那一条。

夏实把手放在肚子上说：“难道你是......”


想到只有一天约会的光景，夏实又哭了出来。

“我也好想能有一个像你一样的女友呀。”

那个男人说着就一个人离开了。

夏实慌慌张张的想追那个男的，结果火车即将通过栏杆放了下来，打算从栏杆下钻过去的夏实被一个人抓住了手腕

“小心！”

原来是夏实的男友。

结果夏实看到那个男人的身影渐渐消失了。


“我们结婚吧。”男友又一次

拿出了那条项链。

“啊，那是。”

就在男友把项链递过来的瞬间，男子送的项链突然就从夏实的手里消失了。

夏实坚定的说：“不管谁说什么，我都会把孩子生下来的。因为我想见到20年后的恋人。”

男友说：“我工作会努力的。”说着和夏实走过了铁道。


日文原文篇

女子大生のなつみ（南野陽子）は、彼氏（湯江健幸）の子供を妊娠する。

彼氏に告げたところ、お金を差し出され「産んでくれ」と言われる。

しかし、マザコンな彼にうんざりしていたなつみは彼氏にネックレスを投げ付けて別れ、中絶を決意する。


後日、占いが趣味のなつみに、一人の男（保坂尚輝）が、「僕を占ってください」と声をかけてくる。気を利かした友人は席を立ち、彼を占うなつみ。

なつみは彼を占うが、その人の未来が見えない…。


（何度占っても、あの人の未来がない。

　死んじゃったり、自殺でもしたらどうしよう…）


男の後を追うなつみ。

歩道橋の上にいる男を見つけて駆け寄るが、目の前で下に飛び降りてしまう。

驚いて下を見るが、男はいない。

不意に背後から声をかけられるなつみ。

「僕と一日だけの恋人になって、デートしてください」

となつみに頼む男。


男の申し出を受け、デートをする二人。

ソフトクリームを食べたり、ファンシーショップでお面をかぶってふざけあったり、美術館で絵画を見て楽しい時を過ごす。


二人で歩いていると、少し離れた道路を彼氏が他の女と談笑しながら歩いている。

彼氏に気づくなつみ。

なつみに気づく彼氏。

彼を気づきながらも、そのまま行ってしまうなつみと男。

なつみが一人で話しながら歩く姿を見て、不振がる彼氏…。


園のボートに乗りながら、

「今の人もてるんだね」

「彼とは結婚しない。」と言うなつみに、

「でも彼の事好きなんでしょう？」と聞く男。

「うん…でももっと素敵な人が現れるかもしれないし」

と話すなつみに、突然ムッとする男。

ボートからいきなり池に飛び込んでしまう。

驚き叫ぶなつみ。


なつみは公園のベンチで目を覚ます。

側に男が座っている。

彼の無事を確認し、泣き出すなつみを見て「あなたが僕のために泣いてくれるだけで満足だった」と話す男。

ネックレスをなつみに渡し、「これは僕のお母さんがある人からもらったネックレスなんだ」と手渡す。

そのネックレスは、彼氏に返したなつみのネックレスだった。

「

あなたはもしかして…」

とお腹に手を当てるなつみ。

一日のデートを思い出し泣き出す。

「僕もあなたのような人を恋人に持ちたかったな。」

と言い、一人歩いて行く男。

慌てて男を追いかけようとするなつみ。

電車の遮断機が下がり、飛び出そうとするなつみの腕を誰かが「危ない！」と掴んだ。

それは彼氏だった。

徐々に消えていく男の後姿…。


「結婚してくれ」

彼氏は、なつみが付き返したネックレスをもう一度差し出す。

「それって…」

彼氏がネックレスを渡した瞬間、男からもらった方のネックレスは、フッと手の中から消えてしまった。

「私、誰がなんと言おうと子供を産むわ。20年後の恋人に会いたいから。」

「俺、仕事がんばるよ」と、彼氏で信号を渡る…。