雨月物语

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• 文学史上の位置づけとしては、『雨月物 語』は建部綾足の『西山物語』などと同じ、 元禄期と化政期の間、安永・天明文化期の、 流行が浮世草子から転換しつつあった初期 読本にあたる。後世には、山東京伝や曲亭 馬琴へ強い影響を与えた。 • 内容は中国の白話小説の翻案によるところ が大きい。当時の古典を踏まえつつ和文調 を交えた流麗な文を編み、日本の要素や独 自の部分を混ぜ、著者の思想が加えられて いる。
• そして、大風がおき、ここではじめて院の、 異形のすがたがあらわになる。配下の天狗 の相模がやってくる。そして、院は、平氏 の滅亡を予言する。西行は、院の浅ましい すがたを嘆き、一首の歌を詠む。「よしや 君昔の玉の床(とこ)とてもかからんのち は何にかはせん」。すると、院の顔がおだ やかになったように見え、段々とすがたが うすくなり、消えていった。いつのまにか 月が傾き、朝が近くなっている。西行は金 剛経一巻を供養し、山をおりた。その後、 西行は、このできごとをだれにもはなすこ とはなかった。世の中は、院の予言通りに すすんでいき、院の墓は整えられ、御霊と して崇め奉られるようになった。
各篇
• 夢応の鯉魚(むおうのりぎよ) - 昏睡状態にあ る僧侶が夢の中で鯉になって泳ぎまわる。巻之 三収録。 • 仏法僧(ぶつぽうそう) - 旅の親子が高野山で、 怨霊となった豊臣秀次の一行の宴に遭い、怖い 思いをする。巻之三収録。 • 吉備津の釜(きびつのかま) - 色好みの夫に浮 気され、裏切られた妻が、夫を祟り殺す。巻之 三収録。
第四版の見返、序
第四版の表紙
各篇
• 白峯(しらみね) - 西行が讃岐国にある在俗時 代の主崇徳院の陵墓、白峯陵に参拝したおり、 崇徳上皇の亡霊と対面し、論争する。巻之一収 録。 • 菊花の約(きっかのちぎり) - 親友との再会の 約束を守るため、約束の日の夜、自刃した男が 幽霊となって現れる。巻之二収録。 • 浅茅が宿(あさぢがやど) - 戦乱の世、一旗挙 げるため妻と別れて故郷を立ち京に行った男が、 7年後に幽霊となった妻と再会する。巻之二収録。
白峯(しらみね)
• 諸国を巡る西行の道行文から、「白峯」はBaidu Nhomakorabea まる。この部分は、当時西行作と信じられて いた『撰集抄』巻一「新院御墓白峰之事」と 巻二「花林院永僧正之事」が下敷きになって いる。西行は旧主である崇徳院の菩提を弔お うと白峯を訪れ、読経し、歌を詠む。「松山 の浪のけしきはかはらじをかたなく君はなり まさりけり」。すると、「圓位」と西行のこ とを呼ぶ声がする。その声は、「松山の浪に ながれてこし船のやがてむなしくなりにける かな」と返歌する。ここで西行は、声の主が 崇徳院であることに気づいた。
雨月物語
• 『雨月物語』は、諸説あるが、明和5年から安永 5年の間に書かれ、安永5年4月(1776年)に、京 都寺町通の梅村判兵衛と大坂高麗橋筋の野村長 兵衛の合同で出版された。全5巻、9篇の構成で あった。挿絵は、当作品へ大いに影響を与えた 都賀庭鐘『繁野話』と同じ、桂宗信が担当した。 各篇に1枚ずつ、中篇の「蛇性の婬」だけには2 枚の絵が載っている。 • 『雨月物語』は「剪枝畸人」名義で刊行され、 作者は上田秋成であろう、とわかってきたのは 彼の死後のことである。また、当時の売行きは ごく普通のものであり、今日のように人気、評 価に不動の地位を確立していた、というわけで はないことが推測されている。
各篇
• 蛇性の婬(じやせいのいん) - 男が蛇の 化身である女につきまとわれるが、最後は 道成寺の僧侶に退治される。巻之四収録。 • 青頭巾(あをづきん) - 稚児に迷い鬼と 化した僧侶を、旅の僧である快庵禅師が解 脱へと導く。巻之五収録。 • 貧福論(ひんぷくろん) - 金を大事にす る武士、岡左内の寝床に金銭の精が小人の 翁となって現れ、金とそれを使う主人との 関係を説く。巻之五収録。
• ここから、西行と院の論争が始まる。西行 は『日本書紀』「仁徳紀」にある大鷦鷯の 王、菟道稚郎子の皇位相譲の話を例に出し て王道の観点から、院は易姓革命論から、 それぞれ論をぶつけあう。次に、西行は、 易姓革命を唱えた『孟子』が日本に伝わら なかったこと、『詩経』「小雅」の一篇 「兄弟牆(うち)に鬩(せめ)ぐとも外の 侮りを禦(ふせ)げよ」という一節を説き、 ついに院の、私怨がゆえである、との本音 を引き出すことに成功する。院は、「経沈 め」の一件の後、保元の乱で敵方にまわっ たものたちを深く恨み、平治の乱がおこる ように、操ったのだ、という。
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