日本文学史(上)Mar14Student

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• 詩歌 (1)漢詩文
(2)和歌
①最初の勅撰和歌集 『古今和歌集』 ②『古今和歌集』後の勅撰和歌集 ③『古今和歌集』後の私家集
(3)歌謡
①神楽歌 ②東遊歌 ③催馬楽 ④風俗歌 ⑤朗詠 ⑥今様
• 物語 (1)作り物語(『竹取物語』、『宇津保物語』、『落窪物語』、
『源氏物語』)
(2)歌物語(『伊勢物語』、『大和物語』、『平中物語』) (3)歴史物語(『栄花物語』、『大鏡』) • 日記・随筆 (1)日記(『土佐日記』、『蜻蛉日記』、『和泉式部日記』、
• 古代歌謡(口承文学の歌謡が発達したもの) が採録されている(約110首) →記紀歌謡 • 純粋な漢文体で記された序文以外は、漢字の 音訓をまじえた変則の漢文体で記されている
→語り継がれた本来の国語を忠実に伝える
• 歌謡や重要な語句は万葉がなによる一字一音 式の表記
『日本書紀』
• • • • • 編年体の歴史書 養老四年(720年)成立 元正天皇の命で舎人親王が中心となって編集 全三十巻から成る(神代から持統天皇まで) 六国史(りっこくし)の最初のもの
(額田王 巻一) (口語訳) 紫草の生えているあの御料地の野を行きながら、あなたが袖を お振りになるのを、野の番人はみていないでしょうか
第二期
• 壬申の乱後から平城京遷都(710年)に至る までの約40年間の時期 • 持統・文武天皇を中心とする藤原京全盛時代 • 和歌には題材も拡大し、力強さ・重厚さが加 わる • 枕詞、序詞、対句などの表現技巧が発達し、 長歌、短歌などの形式が完成 • 代表歌人は、柿本人麻呂、高市の黒人ほか
中古文学の発達
• 第一期(九世紀中ごろまでの約60年間)
大陸・唐文化の影響の下に勅撰三集が編纂された
(『凌雲新集』、『文華秀麗集』、『経国集』)
漢詩文の全盛期
• 第二期(十世紀中ごろまでの約100年間)
唐風の規範を脱しようとする気運がおこり、国風文化の傾向が強 くあらわれた。 和歌の開花(勅撰集『古今和歌集』・“歌合”(うたあわせ)の 流行) かな文学の成立(作り物語『竹取物語』、歌物語『伊勢物語』) (日記『土佐日記』)
• 第三期(十一世紀中ごろまでの約100年間)
宮廷女流文学の最盛期 物語文学の大成(『源氏物語』) 随筆文学の発生(『枕草子』) 女流日記文学の隆盛(『蜻蛉日記』、『和泉式部日記』、 『紫式部日記』、『更級日記』)
• 第四期(十一世紀後半からの約140年間)
貴族社会が退潮してく中で新しい文学形態が見出されていく 貴族社会の華やかな過去を回顧する歴史物語 (『栄花物語』、『大鏡』) 新興の武士階級や庶民も登場する説話集(『今昔物語集』) 庶民の歌謡や今様を集めた歌謡集(『梁塵秘抄』)
日本書紀
養老四年(720 年) 舎人親王 三十巻 対外的に日本国の威信を示す 史実を重視し、歴史的要素が強い 純粋の漢文体
『風土記』
• 元明天皇が諸国に命じてその国の地誌を編纂 させたもの • 地名の由来、産物、地勢、古老の伝承などの 記録 • 現存するものは『出雲国風土記』を含めた五 風土記(『常陸国風土記』、『播磨国風土 記』、『豊後国風土記』、『肥前国風土記』
• 代表的な詩人は、嵯峨天皇、空海、菅原道真 *菅原道真 (845年~903年)漢詩人・歌人・学者 平安前期の貴族の家に生まれ、宇多天皇の信任を得て異例の 出世を遂げ、右大臣に昇進。藤原時平との抗争に 敗れ、 大宰府(現在の福岡県)に流されその地で亡くなる。 詩文集『菅家文草』と『菅家後集』は後世にも大きな 影響を与えた
『古事記』
• 現存する日本最古の叙事的文学 • 和銅五年(712年)成立 • 天武天皇の命で稗田阿礼(ひえだのあれ)が誦み 習っていた帝紀や本辞を、元明天皇の命で太 安万侶(おおのやすまろ)が採録したもの • 三巻から成る
上巻:天地創造から神武天皇の誕生まで 中巻:神武天皇から応神天皇まで 下巻:仁徳天皇から推古天皇まで
• 歴史的背景:
四、五世紀ごろには大和朝廷のもとに一国家が統一誕生。 大化の改新や壬申の乱を経て天皇の権威が安定。
• 文化的背景:
七、八世紀には遣隋使、遣唐使が派遣され、大陸文化がさ かんに流入した。特に漢字の伝来によって文字を記すこと ができるようになり、八世紀には『古事記』、『日本書 紀』などが生まれるに至った。
柿本人麻呂
• 生没年未詳。専門的な宮廷歌人 • 雄大な構想、荘重な調べを持つ格調高い作品 • 長歌様式の完成者
• 「万葉集」最大の歌人とされ、第三期の山部赤人とと もに“歌聖”と称された • 編歌集に「柿本人麻呂歌集」がある
第三期
• 平城京遷都(710年)から天平五年(733年) までの約20年間(奈良時代前期) • 仏教、儒教、老荘思想などの伝来により知的 な傾向が増し、繊細で複雑な表現があらわれ る • 皇室歌人は減ったが、作者層と歌風は多様に 分化 • 万葉歌風の最盛期 • 代表歌人は山部赤人、山上憶良、大伴旅人ほ か
• 歌数 → 二十巻、約1100首
• 序文 → かな文で書かれた「仮名序」と漢文で書か れた「真名序」 • 特色 → 優雅な貴族生活を反映し、表現は優美・繊 細で洗練されている
『古今和歌集』歌風の変遷
第一期
• • • •
(詠み人しらずの時代)
平安時代初頭(850年頃)までの作と思われる 『古今和歌集』全体の約四割を占める 『万葉集』から『古今和歌集』への過渡的な歌風 素朴な五七調の歌が多い
祭りの場における文学
神話‐神にかかわるさまざまな語り伝え 伝説‐より歴史的・人間的な語り伝え(神話より広義の概念) 歌謡‐神への祈りや感謝をあらわすうた
記載文学
-『古事記』、『日本書紀』、『風土記』 (神話・伝説の集大成) -『祝詞(のりと)』・『宣命(せんみょう)』 (言霊信仰(言葉に宿る霊力)による祭祀文学の発達) -『万葉集』 (歌謡から派生した和歌が独自な達成を遂 げたもの・詩歌形態の確立) -『懐風藻』 (中国文化の影響による漢詩文の隆盛)
*風土記に記された有名な伝説 『出雲国風土記』の国引伝説 『丹後国風土記』の浦島子伝説
• 『日本霊異記』
説話文学の先駆 薬師寺の僧、景戒の編による 仏教説話を集め、因果応報の道理を説く
• 『高橋氏文』(古伝説集) 『古語拾遺』(古伝記集)
氏族の伝承を伝える記録。氏族間の抗争に際し て、自氏の威信を示すために編集
『紫式部日記』、『更級日記』、『讃岐典侍日記』)
(2)随筆(『枕草子』)
• 説話
『今昔物語集』
漢詩文
• 平安時代に入り、唐風文化摂取への意欲が一段と高まり、九世 紀の唐風謳歌の時代(国風暗黒時代)が出現 • 三つの勅撰漢詩集が相次いで編集
『凌雲新集』、『文華秀麗集』、『経国集』
• 平安中期以降、衰退の傾向を強めた
和歌
• 平安初期の国風暗黒時代、漢詩文隆盛のかげで衰微 • 九世紀末頃から復興し、漢詩文と肩を並べる宮廷文 学として興隆 • 興隆の原因 国風文化再認識の風潮 かな文字の発達 貴族の間で歌合が流行
来自百度文库
『古今和歌集』
• 延喜五年(905)成立
• 醍醐天皇の勅命による最初の勅撰和歌集
• 撰者 → 紀貫之、紀友則、凡河内躬恒、壬生忠岑
『祝詞』・『宣命』
祝詞(のりと)
祭りの言葉である呪言や呪詞が、儀礼化され、洗練 され、長大な詞章として完成されたもの 天皇が臣下にかわって神に祈る言葉 文章は荘重厳粛で美しく、韻律もととのっている
宣命(せんみょう)
国家の重大事などに天皇が臣下に下した詔勅文
『万葉集』
• • • • • • • • • 現存する日本最古の歌集 八世紀後半成立 編者未詳(最終的に大伴家持が関わったと言われる) 二十巻、約四千五百首の作品 歌体はおもに短歌(九割以上)、長歌、旋頭 歌、仏足石歌 雑歌、相聞、挽歌の三部立 作者は天皇から一般庶民にいたるまであらゆ る階層 日常生活に即して素朴な感情を率直に表現 万葉がなを用いる
大伴家持 • 718年~785年 • 第三期の大伴旅人の子 • 因幡の守・越中の守を歴任するが晩年 は没落していく名門大伴氏の長として 悲運であった • 繊細、優美、感傷的な歌風
『万葉集』のもうひとつの側面
古代の民衆たちの歌を数多く伝えていること • 東歌(あずまうた) 東国の民謡的な歌で、方言を交えた素朴な調べで地 方民衆の生活感情を歌う • 防人歌(さきもりうた) 辺境防備のため、東国から徴発された兵士たちの歌 で、肉親との別離の悲しみを歌う
『懐風藻』
• 天平勝宝三年(751年)成立 • 現存する最古の漢詩集 • 中国の制度を模した律令制度のあり方からしても、 漢詩文の知識と創作は必須の教養 • 伝統の和歌に対する新文学として、公的な位置を獲 得
中古文学 概観
• 範囲:794年の平安京遷都から1192年の鎌倉幕府成立までの
約400年間
山部赤人
• 生没年未詳 • 叙景歌にすぐれた自然歌人 • 第二期の柿本人麻呂とともに“歌聖”と称さ れる 山上憶良 • • • • 660年~733年 遣唐使に加わって渡唐、のち筑前の守となる 社会の矛盾や人間愛をうたう 思想歌人
第四期
• 天平六年(734年)から天平宝字三年(759 年)までに至る約25年間(奈良時代中期) • 感傷や優雅に傾き、技巧のこらされたものが 増える • 爛熟した古代文化のかげで、政治的な行き詰 まりに対する動揺や不安がひろがり、その反 映として和歌は力強さを失っていく • 繊細、優美な歌風で理知的・技巧的 • 代表歌人は大伴家持
『万葉集』歌風の変遷
第一期(初期万葉) • 舒明天皇の時代(629から641年)から壬申の 乱(672年)まで • 素朴ながらも清新で明るくのびのびとした調 べが特徴 • 歌体も五音・七音の定型に落ち着き始める • 代表歌人は、舒明天皇、天智天皇、額田王
額田王
• 生没年未詳。鏡の王の娘。はじめ大海人皇子(天武 天皇)に愛されたが、天智天皇の後宮に仕え、壬申 の乱後ふたたび天武天皇の妃となった。 • 当代随一の女流歌人として異彩を放つ 「あかねさす 紫野行き 標野行き 野守は見ずや 君が袖振る」
• 歴史的背景:藤原氏の栄華が11世紀後半になって頂点に達
する。娘たちを妃に立てて外戚政策をとるが、 中流貴族の中から学問・教養のあるものを女 房として妃に使えさせ、それが宮廷女流文学 を生みだした
• 文化的背景:中古初期には唐の政治・文化を積極的に取り
入れたが、900年を過ぎると、かな文字も普及 し、国風化の傾向が強くあらわれる
日本書紀、続日本紀、日本後記、続日本後記、 日本文徳天皇実録、日本三代実録
• 古代歌謡(口承文学の歌謡が発達した もの)が採録されている(約130首) →記紀歌謡
• 歌謡以外は純粋な漢文体
古事記と日本書紀の比較
古事記
成立 編者 巻数 目的 特色 表記 和銅五年(712 年) 稗田阿礼が誦み習い、太安万侶が採録 三巻 国内的な思想統一、皇室の威信を示す 神話、伝説、歌謡を多く収め、文学的要 素が強い 漢字の音訓をまじえた変則の漢文体
上代文学
主要作品
• 口承文学から記載文学へ • 口承文学
外界に広がる自然の中に、超人間的な力のあらわれを 見いだす → 神の力として畏れ敬う → 祭りの起源 (共同体社会の安定と生産の豊饒) 祭りの場で語られる神聖な詞章(呪言や呪詞)が文学の原型 → 言語表現として自立・洗練していく → 文学の誕生
春日野は けふはな焼きそ 若草の 妻もこもれり われもこもれり (詠み人しらず)
第二期
• • • • •
(六歌仙の時代)
嘉祥三年から寛平二年(850年~890年)頃までの六歌仙活躍の時期 六歌仙 → 在原業平、小野小町、僧正遍昭、文屋康秀、 喜撰法師、大伴黒主 七五調が優勢となる 縁語、掛詞などの表現技巧を駆使して優美な感情を表現 『古今和歌集』の歌風がほぼ確立
日本文学史(上)
復旦大学外文学院日文系 (2010年~2011年第二学期)
時代区分
• 上代(古代前期)大和・奈良時代
• 中古(古代後期)平安時代 • 中世 • 近世
鎌倉・室町時代・安土桃山時代 江戸時代
• 近代
明治~大正~昭和時代
上代文学
• 範囲:
概観
政治・文化の中心が大和(奈良県)にあった時代、 文学の誕生から平安遷都(794年)のころまで。
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