留学生的跨文化适应以中国留学生为例学位论文
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留学生の異文化適応―中国留学生の場合
目
次
主旨..................................................................................................................................................... V 中文摘要 ................................................................... VI 1 はじめに........................................................................................................................................... 1 2 異文化適応とは............................................................................................................................... 1 2.1 異文化適応の意味 .................................................................................................................... 1 2.2 異文化適応の段階 .................................................................................................................... 1
2.2.1 カルチャーショック ...................................................................................................................... 1 2.2.2 ソーシャル・サポート .................................................................................................................. 2
3 留学生の異文化適応 ...................................................................................................................... 2 3.1 留学生適応問題の所在 ............................................................................................................ 2
3.1.1 留学生自身からみる視点 .............................................................................................................. 2 3.1.2 文化受容からみる視点 .................................................................................................................. 3
3.2 日本における中国留学生の異文化適応 ................................................................................ 4
3.2.1 日本における中国留学生の現状................................................................................................... 4 3.2.2 漢字の伝来からみるの適応状況.............................................................................................. 4 3.2.3 日中対人関係からみるの適応状況.......................................................................................... 4
4.異文化適応性を養うために ......................................................................................................... 5
4.1 感情のコントロールできる能力.................................................................................................. 5 4.2 オープンな心と柔軟性 ................................................................................................................. 5 4.3 自己受容 ......................................................................................................................................... 6
5.お終りに.......................................................................................................................................... 7 参考文献.............................................................................................................................................. 8 謝辞...................................................................................................................................................... 9
Ⅳ
留学生の異文化適応―中国留学生を例として
主旨
多文化社会における現在には、他国の知識や文化を取り入れるため、海外留学生の数が 大幅に伸びている。
今まで馴染みがなかった文化に、 どのような適応の段階を踏んだのか、 異質な文化やアイデア、価値観の中で、特に日本で学ぶ留学生がどのような適応上の問題 を持っているか、「文化受容」という概念からみると、中国留学生としてはどんな位置に 付けているのか、日本と同じ漢字文化圏の中国留学生はどんな適応状況なのか、また、異 文化適応性に形成するために、どんな要素が必要なのか、それらの疑問を通じて、異文化 社会への理解を深め、 留学生活をいっそう豊かなものにしていくことができるようになる。
キーワード:異文化適応、文化受容、中国留学生、適応性
Ⅴ
留学生の異文化適応―中国留学生を例として
中文摘要
在现今多元文化社会下,越来越多的学生通过留学,学习他国的知识与文化。
在不熟悉 的文化环境下,适应跨文化要经过怎样的阶段?文化差异,想法差异,甚至是价值观差异的 跨文化中, 特别是对于在日本留学的中国学生来说, 在适应跨文化的时候会产生怎样的问题? 从文化接纳的角度看,中国留学生处于一个什么样的位置?同日本一样都是汉字的文化氛围 下,中国留学生的适应情况又是怎样的?最后,要良好适应跨文化,需要怎样的因素?通过 解开上述疑问,能加深对他国文化社会的理解,也能助留学生活更添姿彩。
关键词:适应跨文化;文化接纳;中国留学生;适应性
Ⅵ
留学生の異文化適応―中国留学生を例として
1 はじめに
近年、日本における国際化の関心の高まりに応じて、留学生の受け入れも積極的に行わ れてきた。
外国人として日本社会に受け入れられることが可能になる、単なる自身の語学 力を高めようだけの見方がよく出てくる、実際に日本社会に留学した後、異文化に適応し ていく過程が正に一番影響を配慮する必要と感じられる、それをきっかけにして、論文を 書き始めた。
異文化適応問題に関する研究の歴史はきわめて短い、これまでの異文化適応 に関する調査は、中国留学生をめぐって、留学生への社会的支援網(ソーシャル・サポー ト・ネットワーク)1)の研究として、周一川さんは中国系留学生の社会的支援についての一 連の研究を行った。
欧米系の留学生に比べると、中国系の留学生は日本社会に受け入れら れるのはより容易という傾向が明示されている。
今回は中国留学生を基づいて検討してみ ようと思う。
2 異文化適応とは
2.1異文化適応の意味 Brislin(1981)によると、異文化適応とは、異文化環境において日々の活動を順調に展開で き、受け入れ側から受容されているという感覚と心理的満足感をもつことであるという。
2)
2.2 異文化適応の段階 Ruben&Kealey (1979)は、 異文化適応とは二つの過程、 つまりカルチャーショック (Culture shock)とソーシャル・サポート(Social support)をまとめ、次のように述べされていた。
「カルチャーショックとは個体が新たな文化に移動した際に、初期に経験する一時的な反 応を指す。
ソーシャル・サポートは個体の周囲にいる人たちから得られる物理的、心理的 援助を指す、異文化適応に個体の精神的安定や健全に不可欠の要素と考えられる。
」3)
1)
周一川: 『アジア教育学会(JSSAE)アジア教育第 2 巻』 、近代における中国人海外留学の流れについて-日本とアメリ カ留学の比較[J]. P57.2008
2)
(USA) Brislin, Richard W. & Cushner, Kenneth (USA) &Yoshida, Tomoko (Japan) .“Improving intercultural
interactions” [M].P584.1981
3)
(USA)Ruben
& Kealey, “Behavioral assessment of communication and the prediction of cross-cultural
adaptation” [M] International Journal of Relations. P278. 1979
1
留学生の異文化適応―中国留学生を例として
2.2.1 カルチャーショック 人は母文化において、周りの人たちを通じての自己形成は、その後異文化に触れても急 に変化しにくいことである。
自分にとって馴染みのない新しい土地や生活圏に暮らす ようになると、新たな言語、母文化と違う生活習慣を受けなければならない。
すると不安 が感じられてくる。
このような問題を解決するため、「偏見のないこころ、異質なも のを受け入れるこころ」の目標を目指した学習が必要である。
しかし、具体的な場面で具 体的にはどのような行動をすべきか、それはソーシャル・サポートで対処しなけらばなら ない 2.2.2 ソーシャル・サポート 新たな環境では、不確実な要素が多く、失敗や困難を自分自身の無能さに帰属させる傾 向があるという、特に留学生は言語が不自由で、順調に異文化適応を実現するのは困難で あると判断できる。
ホストファミリーという制度があり、受け入れ国の文化と生活習慣を 馴染ませるため、その国の一般家庭と寄宿し生活体験をする。
より広い範囲で言うと、ホ スト受け入れ国の家庭、友人、知人を指す。
ホストとの友人関係の開始や維持・発展は容 易ではないことが報告されている、しかし、一旦ホストとの対人関係(人間関係とも言う) が成立した、速やかな適応の鍵を握ることと予想される。
また、対人関係の形成は留学動 機の一つでも言えよう。
学部・院生の場合はサークルとボランティア活動を参加するきっ かけで友人をえる環境を整えたり、積極的に友人の輪に入いていく意識的な努力が必要と 認識されている。
友人を作り、次いでその人たちから援助を得られるような関係を作り上 げていくことを求められるである。
ソーシャル・サポートの得られる関係を形成する、意 思融通の会話力とともに、対人関係を深めるような態度や技能が求めるのである。
3 留学生の異文化適応
3.1 留学生適応問題の所在 留学生の適応問題については、さまざまな角度からの研究がされている、ここでは文化 受容の視点から、在日中国留学生の適応問題を明らかにするために、まず日本における中 国留学生の実態を概観する。
3.1.1 留学生自身からみる視点 学習主体としての留学生は日本での勉学、技術習得、学位の取得、文化の理解などを目 的として来日した学生である。
この点では、日本人学生と共通している。
ただし、教授言 語が留学前と異なり日本語で行われる場合が多くて、したがって、留学生として日本語習 得を第一課題と考えられている。
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留学生の異文化適応―中国留学生を例として
または青年としての留学生、日本で学ぶ留学生はいわゆる青年期の年齢段階の学生が多 く、この時期はアイデンティティの確立、あるいは、親離れ、異性関係、職業人への準備 などのいろんな課題を持っている段階である。
そして文化的存在としての留学生、日本文化は異文化であり、自文化に対して第二文化 である、カルチャーショックにどう対応するかが、留学生のその後の異文化適応を左右す る。
最後には対人関係の一員としての留学生は、日本人学生、他の留学生、ホストファミリ ーなど、公私にわたりさまざまな人間関係を持っている。
社会的ネットワークいわゆるソ ーシャル・サポートを活用し、敏感に対応していく姿勢が求められよう。
3.1.2 文化受容からみる視点 留学生が留学以前に獲得していた第一文化=自文化と、新しい日本社会のもとでの文化 =相手文化=第二文化の二つの異質な文化にたいして、どのような態度で扱うのか、どの ようにしてこれまでの自分の枠組みのなかに取り入れながら自分自身を変革していくか、 それを認識させるため、文化受容という言葉を 1936 年 Redfield という人類文化学者がは じめて提唱した、 「異なった文化をもっている個人やグループが持続的・直接的に接触し、 いずれかあ一方または両方の文化体系に変化を生ずる現象」を定義された。
4)第一文化が どの時期に導入されたかによって文化受容を三つのパターンに分類し、以下の表1-2に 示している。
表1-1文化受容の三つのパターン 名称 同時的文 化受容 内容と例 自文化と相手文化がはじめから同時に進行する、出生時から子供 は二つの異なった文化にさらされる。
例――国際結婚で生まれた子供 重なり文 化受容 自文化の文化的のアイデンティティの確立前に、相手文化が副作 用として影響される。
例――海外帰国子女 順次的文 化受容 自文化の文化的のアイデンティティの確立した後、相手文化の影 響を受けいれる。
例――学部・大学院の留学生
4)
(USA)Redfield Robert, “The little community” [M] .Chicago. University of Chicago Press.P573. 1956
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留学生の異文化適応―中国留学生を例として
表 1-2 在学段階別留学生数(JASSO,平成 22 年 12 月)
出身家庭や留学した時の年齢によって、 三つのパターンのいずれのケースもありうるが、 日本の外国人留学生は一般に大学・大学院レベルからの留学が多いので、第三の順次的文 化受容の場合が圧倒的に多い(表 1-2)と思われる。
本稿では、高等教育を受けるために 来日した中国留学生が主な対象だから、順次的文化受容の場合の検討が中心になる。
3.2 日本における中国留学生の異文化適応 3.2.1 日本における中国留学生の現状 表 1-3 出身国(地域)別留学生数上位 5 位(JASSO,平成 22 年 12 月)
独立法人日本学生支援機構の最新データによると(表1-3)5)、日本の全留学生に占め る中国人の割合は 04 年以来首位を占めており、2010 年は全体の 61%となった。
2010 年中 国留学生の数は 8 万 6000 人を超え、前年比 9%増となった。
そして平成 19 年日本政府は 「2020 年までに 30 万人の留学生を受け入れる計画」を発表した今後、中国留学生の数も 増えることが予想できる。
各受け入れ学校がその増加に応じて十分な留学生の援助体制が 取れているとは言いがたいのが現状である。
そして、来日してきた留学生は、いままで馴 染みなかった日本文化という異文化状況の下で、生活、勉学、自己形成を行っていかなけ ればならないのであろう。
3.2.2 漢字の伝来からみるの適応状況
5)
http://www.jasso.go.jp/statistics/intl_student/data10.html[OL/DB] 4
留学生の異文化適応―中国留学生を例として
「日本語には漢字が十のうち八を占める」6)という「常識」から、中国の大勢の留学生最 初日本語を学ぶ理由がわかった。
日本語は西洋語と比べてはるかに容易だろうというのは 事実であろうか。
言語学によると、日本語は膠着語に属し、中国語は膠着語ではない英語 に近い文法を具用している。
実際に日本語を学び始めてみると、日本語が意外に難しいこ とがわかったであろう。
しかし、現在日本で使われている文字には漢字とかなである。
1 世紀ごろには朝鮮半島を経て入ってきた漢字は中国から伝来した事実と考えられている、 それを真似てひらがなとカタカナが作っていたのである。
言語は人類学的に捉えると、単 純に意味を表現し伝達するばかりでなく、その言語共同体の人たちと相互主観的な世界を 持つことができる⑦、言い換えれば、漢字とともに日本へ渡るのは言語記号だけでなく、中 国の文化的精神的知的の価値観が深層に潜んでいると考えられる。
つまり、中国留学生が第一言語いわゆる中国語を学んだ時、自然に日本文化あるいは価 値観の一部を共有していることがわかっている、こういうような状況において異文化適応 がより順調で進んていくという傾向があるといえよう。
3.2.3 日中対人関係からみるの適応状況
日本は、対人関係を重要視する社会になっていると認識され。
社会いわゆる集団の一員 として、役割と責任を負わされた存在として、すべての社会の秩序や生活の秩序は、あく までも対人関係を立っていると考えられている。
一般には、日本人は所属集団(会社など)
6)
梁啓超, 『清議報』第 10 期.「論学日本文之益」.中国近代期刊彙刊[J].台北.1991 P34. 5
留学生の異文化適応―中国留学生を例として
を中心とした人間関係に縛られている印象をもたれる。
他者に対して自己紹介をするな らば、日本人は自分の所属している集団名を優先し、それから自分の名前を後ろに付けて いるのである。
つまり、個人が所属している集団認識に大きな役割を持っているのであっ て、個人の持つ身分は第二問題とされているもの、あくまでも日本会社特定の終生雇用制 度とかかわったことと考えられている。
それに対して中国は儒教精神を背景に持った家族中心の血縁関係を重視する民族である。
中国人は血縁を中心とする人間関係である 7)。
中国の場合は、 古代から父系社会にあって、 家庭は一つの集団として昔から経済、社会、政治の単位として機能している、中国人は他 者に対する個人の動きは、その背後に必ずと言っていいほど家族がいるといえよう。
以上、日中両国文化背景において、対人関係の違いがわかる、その文化の特有の対人関 係に対する有効方案を立って、異文化適応の問題に対する多様な対処が可能になると考え られる。
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4.1
異文化適応性を養うために
感情のコントロールできる能力
異文化適応では、感情のコントロールできる能力は最も基本的な能力である、異文化で 生活していくとき、慣れないうちはいろいろなことで失敗したり、予想もしない結果を招 くことが多いと考えられ、そのような時、いらいらしたり、気分がめいったりすることが わかっている、これらの感情を受け止め、コントロールし、前向きな生活に結びつける能 力が必要である。
積極的な感情のサイクルを止め、消極的な感情に方向転換させる意志の 力が強くなければならないのが一番望ましいである。
4.2 オープンな心と柔軟性
更に、 異文化適応に対して、 オープンな心と柔軟性に及ばす影響も多いとわかっている、 オープンな心とは、自分の価値観とは異なる価値観も尊重できる、自分の見方とは異なる 見方を理解できる、いろいろな事柄に興味を持ち、知りたいと願う気持ちである。
柔軟性 とは、オープンな心から生まれる柔軟性のある態度、対応、行動でも言えよう。
異文化の 社会において、その国の文化と出会いは、自分の成長する環境と違う新しい物の見方、考 え方などを身につけるきっかけになろうである。
4.3 自己受容
そして、自己受容の度合いも異文化適応への過程の中で、求め続ける力が形成される要
7)
吉沅洪, 『臨床心理研究』中国人の家族と血縁―儒教の精神を中心とする人間関係についての歴史的概観. 京都文教大学心理臨床センター紀要[J].P332.1999/03 6
留学生の異文化適応―中国留学生を例として
因となるとおもわれる。
適応はまず自分のありのままを受けて、現在の自分をどれだけ 受け入れているのか、それはじこ受容である。
自分に不満でたまらない人や自分に自信が な いひとは、異文化に適応しにくいである。
不完全であっても自分を受け入れ、自分を高め ていこうとするのが大切であろうと思われる。
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お終りに
本稿では、文化受容から捉えた留学生の適応問題を挙げた、カルチャーショックとソー シャル・サポートという異文化適応段階についてを認識し、更に中国留学生に対象として 漢字の伝来と対人関係日中比較の視点から異文化適応についてを検討し、日中の言語と文 化の共性と個性がわかった、最後に、異文化適応性を養うため三つの要素を考察し、留学 生だけでなく、異文化不適応者の手にも届き、彼らの自己理解、自己援助のための一助と なればありがたいと思われる。
以上の検討を生かし、留学生が日本文化を吸収し日本人との人間関係を結んでいくとい う研究、または母国で形成された文化的なアイデンティティと他国文化の間、どう折り合 いをつけて自己形成するのかについての研究は今後の課題と考える。
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