新しい耐候性钢用保护性さび形成促进剤

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2001年11月16日 川崎製鉄株式会社

新しい耐候性鋼用保護性さび形成促進剤「イーラス」の開発・商品化

――「良いさびは良いさびを呼ぶ」全く新しいコンセプト――

 川崎製鉄は、耐候性鋼の保護性さびを短期間で形成させる全く新しいタイプの表面処理剤「イ-ラス」を大日本塗料(株)と共同開発し商品化いたしました。

曝露初期には活性さびと呼ばれる鋼材防食性のない耐候性鋼の裸使用におけるさびの経年変化は、ばくろ

さびが生成しますが、曝露期間が長くなるに従い、活性さび層と鋼材の界面付近で緻密なさび層(保護性さび)が少しずつ形成されます。そして、5~10年後には鋼材全面が保護性さびで覆われて、耐候性鋼の特長である腐食速度の低下が発揮されることにより、長期使用(100年使用)が可能となります。しかしながら、腐食初期の活性さびの状態では、さびが緻密ではなく、鋼材表面からは「流れ錆」と呼ばれるさび汁が流れ出し周辺の構造物を汚す場合があります。

今回開発した保護性さび形成促進剤は、人工的に製造した微細な保護性さびを含む下層処理と塩分を透過させ難い上層処理により耐候性鋼表面に保護性さびを早期に形成させ、同時に流れ錆を防止する、全く新しいタイプの表面処理剤です。

<開発のコンセプト>

川崎製鉄では、「耐候性鋼が長期曝露で保護性さびを形成した後には、活性さびが形成されない」という点に着目しました。いわゆる「さびがさびを呼ぶ」現象、つまり、人工的に製造した微細な保護性さびを鋼材表面に付着させることによって優先的に鋼材表面より新たに保護性さびを形成させることが可能であると考えました。このコンセプトを実証することにより、保護性さびの核を含有した処理方法-「イーラス」-の開発に成功しました。

「イ-ラス」は、既存の多くのさび安定化処理と考え方が全く異なり、塗膜により長期使用を可能とするのではなく、鋼材の本来持っている能力を早期に発揮させること、すなわち、長期曝露により初めて形成される保護性さびの能力を早期に鋼材から引出すことにより、長期の使用を可能とした、保護性さびの形成を助長する処理剤です。

<開発製品「イーラス」の特長>

「イ-ラス」は2層構造をしており、下層は保護性さび形成促進機能、上層は長期の色調安定性と流れ錆防止機能を持たせています。

特長として下記があげられます。

①人工微細さびによる保護性さびの早期形成

・長期曝露で形成される保護性さびと同等の人工さびを用いるという新しい方法により、早期に保護性さびを形成することが可能です。

②環境負荷が大きい添加剤を使用しない環境に優しい表面処理

・クロムなど環境負荷の大きい添加剤を全く使用しない、地球に優しい処理方法です。

③特殊作業を伴わない優れた作業性

・従来塗装における素地調整・防食(ショッププライマー)と同等の施工により処理できます。したがって、橋梁工場における塗装工程は勿論のこと、ミルメーカーでの原板施工(下層)も可能です。

④LCC(ライフサイクルコスト)低減

・上記特長を生かした機能により、耐候性鋼の性能を有効に発揮させ、メンテナンスのミニマム化を実現しLCC低減に貢献できます。

<適用実績と評価>

 これまでに、モニュメントを含め3つの実構造体への適用,橋梁への部分適用の実績があり、6ヶ月~2年経過しておりますが、流れ錆もなく良好な状態です。

<製造・販売体制>

 本製品「イーラス」につきましては、大日本塗料(株)が製造・販売いたします。

以 上

(問い合せ先)

 報道関係川崎製鉄(株)広報室 03-3597-3845

営業関係厚板営業部03-3597-3914、3915

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