半泽直树-台词
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一、面接
半沢:この産業中央銀行で働くことはわたしの夢でした。
面接官:いや、しかし銀行はうちだけじゃないでしょう。
半沢:いえ、こちらでなければ駄目なんです。実家は小さな会社をやっております。私は中学のとき、取引先が倒産して、うちの会社も潰れる寸前まで追い詰められました。「何とかします、何とかします」とそう言って必死に頭を下げる父の姿は今でも目に焼きついております。その数日後、父は過労で倒れた他界しました。父の死後メ?ンパンクだった地元の地銀は一早く融資を引き揚げ、母と従業員を苦しめました。そのときわたしたちを救ってくださったのはそれまで付き合い程度しか取引をしていなかったこちらの産業中央銀行です。御行は父が残した工業用部品の将来性を正確に見抜き、融資して救ってくださいました。父の工場は母が引き継ぎ、今でもどうにか続けていくことが出来ております。ですから、私は是非とも御行に入ってその恩返しがしたいと思っております。
面接官:分かりました、面接は以上です。明日午前零時までにご連絡がない場合、ご縁がなかったということでご了承ください。半沢:分かりました。
面接官:次の方。
二、平成4年度産業中央銀行入行式
渡真利:やっぱりね。キミは絶対受かってると思ってるよ。俺は渡真利忍。キミたち慶応の体育会だろ?俺も同じ慶応の経済。近藤:体育会剣道部の近藤直弼です。
渡真利:君は半沢だよね。面接のとき覚えちゃったよ。よろしく、はい、よろしく。ちなみに、俺はプロジェクトフ??ナンス志望。バンカーになったからには何千億って金を動かして未来を左右するような大事業にかかわりたいと思ってる。君は?
近藤:俺は銀行員として社会の役に立てるなら部署はどこでもいいかな。
渡真利:おお、ご立派。半沢は?どこ志望?
半沢:俺はもっと上に行く、上に行ってやることがあるんだ。
三、東京中央銀行大阪西支店
江島:分かってるのか。5億だぞ、5億!半沢、お前のせいで損失したんだ。何だ、その目は。突っ立ってないで、支
半沢:話が違います。あの時、すべて
浅野:もういい、今は責任の擦り合いをしているときではありません。半沢:わたしの土下座でご満足いただけるのならいくらでもします。ですが、今は一刻も早く事態の真相を突き止め、5億を回収することが先決だと思いますが。
江島:開き直るつもりか?浅野:君の言うとおりです。半沢融資
課長。なんとしてもこの5億回収してください。もし出来なければ脇科白:バベル経済崩壊後、多額の不良債権(約2兆900億)を抱えた産業中央銀行は生き残りを懸け、2002年に東京第一銀行との合併を実行した。その結果、世界第三位のメガバング東京中央銀行が誕生した。関西地方の支店はおよそ50店舗あり、中でもこの大阪西支店は大阪本店、難波店、船場店と並べ、四大支店の一つである。その大阪西支店に半沢直樹は着任して、2年。今、最大の窮地を迎えようとしていた。
四、5億融資事故の三ヶ月牧野精機
牧野:大口の取引先の井端工業がつぶれ、うちも時間の問題だと、メーンバンク関西シテ?が突然融資を断ってきまして、いや、まだそれだけならいいですが、前回融資してもらった5千万まで、当座から強制的に取り上げられて、このままでは、うちは今日、確実に不渡りを出します。どうか、力をお貸しください。
半沢:牧野社長、この内視鏡用ソケット、特許申請してますか?牧野:はい、こちらです。昨日、特許庁から認可が出まして、
半沢:生産現場を見せてください。
牧野:あっ
従業員:こんにちは
牧野:どうぞ。
半沢:ほとんどは手作業ですね。
牧野:開発の士試作機を作る現場なので、量産が決まれば、ある程度はラ?ンに乗せます。
半沢:しかし、こうチマチマといちいち手作業で行うとなると、人件費も膨大だ。
牧野:うちの製品は手で触れて、目で見て、声を聞かないと分からない感覚が大事なんです。
半沢:牧野さん、手作業の自動化が融資の条件だと申し上げたら、どうします?
牧野:それは、またほかの銀行を探すまでです。これは、わたしのポリシーだ。これだけは譲れません!
半沢:チタン製のエンジンバルブですか。
牧野:ええ、極限まで軽く丈夫なものを海外のF1チームから頼まれて特別に作ってるものです。
半沢:そうですか。手作業でこれだけ正確にチタンを切削する技術は見たことがない。すばらしい熟練工をお持ちですね。コンピューターには限度がある。そのポリシー、大切になさってください。牧野:では
半沢:バンカーとしてここですぐ融資のお約束は出来ない決まりです。稟議は通るまでは、ですが、最善を尽くします!
牧野:ありがとうございます、ありがとうございます!
半沢:唯一つ条件があります。この特許は甘すぎる。物質名と使用用途が固定しすぎています。これでは少し変更を加えただけで同じ
効果が簡単に盗まれてしまう。すぐに作り直しましょう。
牧野:はい、はい、ありがとうございます!
五、東京中央銀行大阪西支店定例会議
江島:マキノ精機に3000万の融資だ?
半沢:はい。
江島:あそこが潰れるのは時間の問題だろ。3000万ドブに捨てる気か?
半沢:いいえ、私はそうは思いません。彼らはその類まれな技術で、チタン製の内視鏡用ソケットを開発しました。それにより、患者への負担が大幅に軽くなる。超軽量内視鏡力メラの製造も可能にしています。特許も既に取得しています。近い将来、牧野精機は必ず持ち直します。
江島:分かっとらんな。先のことなんてどうだったいいだよ。期末まであと一週間しかないんだぞ!一週間本部から言われた目標融資額100億円を達成にはあと5億足りないんだ。ただの3000万程度のちっぽけな融資じゃ焼け石に水なんだよ!
半沢:ちっぽけ。そう考えるのは悪質銀行の勝手な論理というものでしょう。融資を受ける側にとってはですね。生きていくために浅野:半沢君、目標額まであと少しのところまできたのも融資課長としての君の功績が大きいと私は思っています。だからこそあとひと息、君の力を貸してもらいたい。融資実行額100億円を達成。