短剧大赛剧本 Love in TOKYO

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第一シーン:

(吉野琴子は今年28歳だが、まだ恋人がいない。彼女は全然心配していないのに、両親は悩んでいる。ある日、仕事がおわり、琴子は疲れきった。)

お母さん:ねえ、琴子。あなたももう28歳よね、はやく恋人捜したほうがいいんじゃない。隣の巻ちゃんはあんたより若いのに子供はもう3歳よ。あんたは?毎日仕事ばかりで、いつ恋人ができるのよ。女の子なんだから、ね、早くしないと、ねえ、聞いてるの……琴子:はいはい、わかった、わかったわよ。母さん、私疲れてんの、くどくど同じこと言わないでよ。

お母さん:琴子、お父さんと相談したんだけど、明日、お見合い、どうかしら。

琴子:え、お見合い?ちょっと、何よ、勝手に…嫌よ。

お母さん:嫌でもいかなくちゃ。相手の男性はとても優秀なのよ。今年30歳ですって、ぴったりでしょ。

琴子:でも、明日は……

お母さん:まあ、まあ、とにかく今日は早く寝なさい。明日はきれいして、ね、お見合いに行ってちょうだい。

琴子:ふう、はいはい、わかった。

(お見合い当日、朝八時。見合いに行く途中、琴子は交通事故に会って、入江に電話をかける。)

入江:もしもし、入江です。

琴子:あっ、入江君、琴子です。あの私、交通事故に会ってしまって。今度のデートはちょっと...

入江:ええっ、どうしたんですか。ひどいんですか。

琴子:いいえ、いいえ、大丈夫です。私...

入江:いまはどこですか。迎えに行きます。

琴子:いや、いいですよ、そんな。自分で歩けるくらいですから、大丈夫です。ご心配なく。

入江:近くの人民病院ですか。(琴子:えっ、うん)10分くらいで着けるので、待っていてください。

琴子:あっ、でも…はあ。

(10分後、入江着た)

入江:琴子さん、どうですか、ケガのほう。

琴子:えっ、入江…先輩?どうしてあなたが?

入江:はは、久しぶりだね。もう七年でしょう。この場面であなたに出会えるとは思わなかった。

琴子恥ずかしく笑って:はは、そうですね。

入江:ところで、怪我、足だけ?ほかは大丈夫ですか。

琴子:いいえ、大丈夫、足がちょっと痛むだけで…(琴子が立ち上がって)あっ、痛い!入江:気をつけて。

琴子:ごめんね。ちょっと歩くのだめそう…

入江:じゃ、僕の肩に摑まって。

琴子:えっ、ちょっと。。。(入江君は手を伸ばして)ええ、どうもありがとう。

入江:お腹すいてませんか。

琴子:そういえば、確かにちょっと…でも、今急いでるの…

入江:もしよかったら、私の部屋に行きませんか、スパゲッティくらいならできるから。琴子:わぁ、すごいですね。料理もできるんですね。では、遠慮なく失礼しちゃいます。

食事後、入江君は琴子を家まで送って帰る)

琴子:先輩、今日はご迷惑をかけて、すみませんでした。

入江:大丈夫。体大切にね、今日はよく休んでください。

琴子:うん、わかりました。ありがとう。

入江:明日、また電話するから。おやすみ、琴子。

琴子:おやすみなさい。

第三シーン

(二週間の後)

(入江と琴子は今日会うことを約束した。)

琴子:あ、先輩、迎えに来てくれなくてもいいですから。

入江:だって、足、よくなったばかりでしょ、気をつけないと。

琴子:え、そうですか。…じゃ、先輩、ありがとう。

入江:いいえ。

(レストランで)

入江:琴子はフランス料理が大好きだったよね?ここの料理はどう?

琴子:うん、すごく美味しい!

入江:よかった、気に入ってもらえて。

琴子:先輩、どうして彼女、いないんですか?人民病院勤務でしょ、それに優しいし…

入江:あ、残業がたくさんあって、忙しすぎるからね。女の子と知り合うチャンスも少ないんだ。

琴子:へええ、私も仕事で忙しくて、恋人いないから、両親が心配して、毎日のようにくどくど言うんです。それで、今度のお見合い。

入江:はは、いいじゃないか。この見合いのおかげで、僕たちは再会できた。

琴子:うん、先輩と再会できて、ほんとに良かった。私、今日おごります。

入江:えっ、今日はだめだよ。僕が払う。

琴子:ううん、前回先輩にいろいろ迷惑をかけてしまったから、絶対私のおごりです!入江:え、そっか、じゃ、しようがない、ありがとう。

琴子:いや。

第二シーン

ナレーション:一ヶ月が過ぎた。ある日、琴子は帰り道で初恋の太郎君に会った。

太郎:琴子?琴子だよね?

琴子:へええ!太郎君!

太郎:久しぶりだね、…高校、卒業して以来、だよね。

琴子:え、あ、うん。…でも、こんなところで再会するなんて奇遇だね。

太郎:琴子、最近どう……

太郎:^_^うん、仕事がね、けっこう忙しいんだ〜琴子はどう?

琴子:あ〜私も忙しいよ、仕事。しかも、このごろ、母がね、結婚のことでうるさくて、

本当に困っちゃう。

太郎:そっかぁ…高校時代、琴子とってもかわいくて、親切で、恋人にしたいって男がいっぱいいたよね。あのとき、琴子がぼくの恋人で、本当に自慢だったなぁ〜

琴子:太郎、昔のまんまね。口がうまいよね!ハハハ

太郎:そうだ、いま、結婚って言ったけど、もしかして、お見合い?

琴子:え、うん、そうなんだけど…

太郎:(ちょっと考えて)あのさ、琴子。ぼくやっぱり、琴子のこと忘れられないなぁ〜琴子:ええ!

太郎:もう一度付き合ってくれないか!

琴子:……(赤い顔)

太郎:あ、ごめん、突然…急にそんなこと言われちゃっても困るよな?…じゃあさ、あさって、どう?暇ある?

琴子:暇だけど…

太郎:じゃ、一緒に食事しないか!その時ちゃんと話そう!これ、ぼくの電話番号。

琴子:……

太郎:それじゃ〜

琴子:うん、バイバイ…

ナレーション:太郎と別れてから…

第三シーン

レストランで、琴子は入江と一緒にご飯を食べている。雰囲気がちょっとおかしい。

琴子:ここの料理、おいしいですね。

入江:そうですね

琴子(不自然にジュースを飲む)あの、あの、入江君、ちょっと悪いんだけど、日曜日のデート、私行けないかもしれないの。本当にごめんなさい。

入江:ええ、どうして、ずっと期待していたのに。

琴子:ごねんね、でも仕事がとても忙しいの、本当に時間が取れそうもないの。ほんとうにごめんなさい、許して。今度は必ずデートするから。

入江:そっかぁ、…仕方ないみたい、だね。うん、わかった。仕事、頑張ってね。

琴子:ありがとう、入江君!

第四シーン

洋食屋で

琴子:太郎君!待たせちゃった?

太郎:ううん、ぼくもいま来たばかり。何か飲む?

琴子:コーヒーでいいよ。

太郎:うん。(手を挙げて)コーヒーとウーロン茶。ありがとう。…、じゃ、さっそくなんだけど、前回のこと、ちゃんと考えてくれた、琴子?

琴子:え?うん、考えたよ。あの時、私転校してから、太郎君となかなか会えなかったから、…寂しくって、それで分かれたんだよね。

太郎:そうだったね。でも今は、会いたいならいつでも会えるでしょう。ぼくはあれから、

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