08 标准日本语(中)第八课
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?第八課
会話
企画書(きかくしょ)
(龙虎酒业公司上海事务所。JC策划公司的王风向龙虎酒业公司的佐藤提交营销宣传活动策划书)
(王风一边递给佐藤策划书一边说)
王風:先日の話では、「金星」は特に若者(わかもの)に人気(にんき)がある、ということでした…
佐藤:ええ、そのとおりです。
王風:それで考(かんがえ)えたんですが、中国でも金星のキャンペーンのターゲットを都市部(としぶ)に住(す)む若者に絞(しぼ)ってはどうでしょう。
佐藤:うん。それはいいかもしれませんね。
王風:さらに、キャンペーンでは、CM、ホームページ、イベントの三つに力を入れたいと思います。
佐藤:ほう、CMとホームページは分かりますが、イベントというのはどんなものですか。
王風:「創作(そうさく)中華料理コンテスト」と「金星」試飲会(しいんかい)などを考えています。イベントは、ホテル、レストランなどで行います。詳(くわ)しい内容については、企画書(きかくしょ)をご覧ください。……
(说到网页)
王風:それから、ホームページの件(けん)ですが、「「金星」の故郷(こきょう)を探(さぐ)る」というコーナーを設(もう)けてはどうでしょうか。
佐藤:「「金星」の故郷を探る」ですか?
王風:はい、商品(しょうひん)のPRだけじゃなくて、日本の文化を紹介するコーナーを作(つく)ってはどうかと考えています。日本の食べ物とか若者の意識(いしき)とかを紹介(しょうかい)するのもおもしろいと思うんですが。
佐藤:なるほど、いいですね…。では、王さん、取材(しゅうざい)に行ってみませんか。
王風:えっ、わたしがですか?
佐藤:ええ。日本人でも、もちろんそのような記事(きじ)は書けます。でも、中国人の目から日本を取材したほうが、おもしろい記事になると思うんです。
王風:分かりました。では、まず会社に帰って、上司(じょうし)と相談(そうだん)させてください。
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課文
カップラーメン
カップラーメンは、お湯(ゆ)を注(そそ)いで3分待つだけで、どこでも手軽(てがる)に食べられる。
現在(げんざい)、世界中(じゅう)で愛されているカップラーメンを開発(かいはつ)したのは、日清食品(にっしんしょくひん)の創業者(そうぎょうしゃ)、安藤百福(あんどうももふく)だ。1958年にインスタント
ラーメンを開発した安藤は、すでにこの時期(じき)、「インスタントラーメンの国際化(こくさいか)」という夢を持っていた。
ある年、安藤はキャンペーンのためにアメリカを訪(おとず)れ、インスタントラーメンを試食(ししょく)してもらった。すると、相手(あいて)はどんぶりを使う代わりに紙コップを使い、その中に砕(くだ)いたインスタントラーメンを入れ、お湯を注いで、フォークで食べ始めた。
安藤はこれに驚き(おどろき)、「フォークの文化圏(ぶんかけん)では、インスタントラーメンもフォークで食べられるようにしなければいけない」「どんぶりに変わる新しい容器(ようき)が必要(ひつよう)だ」と考えた。そして、新しい味(あじ)をどんぶりではない新しい容器で販売(はんばい)し、フォークで食べられるようにすれば、インスタントラーメンは国際商品(こくさいしょうひん)になると確信(かくしん)した。
しかし、開発は簡単(かんたん)ではなかった。容器の材料(ざいりょう)は、ガラス、紙、プラスチック、金属(きんぞく)と、当時(とうじ)考えられるだけの物が集(あつ)められた。さまざまな工夫(くふう)の末(まつ)、「発泡(はっぽう)スチロール」が採用(さいよう)された。容器の形(かたち)についても試作(しさく)が繰り返(くりかえ)された。片手(かたて)で持(も)てて、手から滑(すべ)り落(お)ちない形(かたち)を理想(りそう)として、現在(げんざい)の形が生まれた。
こうして、カップラーメンは1971年に発売(はつばい)された。さまざまなキャンペーンが行(おこな)われ、今では世界中(せかいじゅう)に広(ひろ)がり、80か国(はちじゅっかこく)以上(いじょう)の国(くに)で食べられている。