日本的一些经典的笑话
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東西南
奥さんが、子供(こども)を抱(だ)いて、表(おもて)でひなたぼっこをしていますと、道(みち)を通る(とおる)人が,子供を指差し(ゆびさし)、「ほんとに、この子(こ)は、東西南(とうざいなん)じゃなあ。」
といって通ってゆきました。
奥さんは、誉(ほ)められたと思い、嬉(うれ)しそうに家(いえ)に入ると、ご亭主(ていしゅ)に言いました。
「のうのう、おまえさん。どこの人か知らないが、この子のことを、東西南じゃと、とても誉めていかれましたぞ。」
というと、ご亭主、
「風呂(ふろ)にでも入れて、表へつれてでな。東西南とは、北(きた)ないということだぞ。」
中译文:东西南
夫人抱着小孩在外面晒太阳,有一个过路人手指着孩子说道:“这孩子真是东西南啊!”说完就走了。
夫人以为人家是夸奖孩子,高高兴兴地回到家对丈夫说:“喂,你瞧啊,有一个不知哪里的人说这孩子是东西南,特别夸奖他呢。”
丈夫听了之后说道:“你带孩子出去时,要先给他洗洗澡啊。所谓东西南,就是没有北,这是说脏的意思啊。”
(注:在日语中“没有北”[北(きた)ない]与“脏”[汚い(きたない)]发音相同。)
つもり
あるけちん坊(ぼう)な男がおりました。
毎日毎日、ご飯どきになると、うなぎ屋(や)の前へでかけていっては、腹(はら)いっぱい匂い(におい)を嗅ぎ(かぎ)、家へ飛んで帰って、ご飯を食べるのでした。
それに気がついたうなぎ屋の親父(おやじ)は、「なんちゅうけちだ。よし、あのようなやつから、匂いの嗅ぎ賃(ちん)を取ってやろう。」と、さっそく帳面(ちょうめん)につけておき、月末になると、嗅ぎ賃を取りにやってまいりました。
すると、けちんぼうな男は、「おれは、うなぎ屋に借金(しゃっきん)はないぞ。」
「いやいや、これは、かば焼きの嗅ぎ賃でございます。えー、しめて八百文。匂いを嗅いで食べたつもりになっていられますので、こちらも、食わせたつもりで銭(ぜに)を取りに来ました。」
うなぎ屋が、すましていうと、男は仕方(しかた)なく、懐(ふことろ)から八百文取り出し、いきなり板(いた)の間(ま)へほうり出しました。
チャリン。
お金(かね)が、けいきのいい音をたてるのを聞いてから、けちんぼうな男は、
「それ、取ったつもりで、銭の音を聞いて、帰(かえ)んな。」
中译文:只当是……
过去,有一个很吝啬的人。
每天一到吃饭时间,他就到烤鳗鱼店的前边去,足足地闻够了香味儿,然后就飞快地跑回家,赶紧吃饭。
烤鳗鱼店的老板发现了这件事,心里想:“这个人太吝啬了。好啊,既然他是这样的家伙,我就去收他的闻味钱。”
于是就马上记帐,到了月底,就到那个吝啬鬼家里收钱去了。
吝啬鬼说:“我没欠烤鳗鱼店的钱。”
“不,不,这是烤鳗鱼的闻味儿费。共是八百文。因为您闻了味儿就只当是吃了,所以我们也就只当给您吃了,因此才来收钱。”
烤鳗鱼店的老板说得一本正经,吝啬鬼没办法,于是从怀中掏出了八百文钱,猛地摔在地板上。
当啷——!
随着那钱发出一声清脆响亮的声音,吝啬鬼大声说道:“好啦!你就只当是收了钱,听听这声音,就回去吧!”
遺言(ゆいごん)
あるところに、たいへんへそまがりな息子(むすこ)がおりました。
親父(おやじ)が病気になり、もう死ぬという時に、息子を呼んで、
「もはや、わしも、この世(よ)におさらばじゃ。いっておくが、わしが死んでも、必ず(かならず)、葬式(そうしき)などはするなよ。こもに包んで(つつんで)、川(かわ)へながせ。」
と、心にもないことを言いました。
実は、この親父、前前(まえまえ)から、息子のへそまがりぶりを知っていましたから、遺言(ゆいごん)は、反対(はんたい)の事を言っておけば、立派(りっぱ)な葬式をするだろうと思ったのです。
ところが、親父の遺言をじっと聞いていた息子、
「安心してください。これまで、親(おや)のいうことは、何一つ(なにひとつ)、聞かなかったから、せめて、一生(いっしょう)に一度ぐらいは、言われた通りにしましょう。」
中译文:遗嘱
在一个地方,有一个脾气很倔的儿子。
父亲生病临死前,将儿子叫到身边说:“我已经快要告别这个世界了,记住,我死后一定不要举行葬礼。把尸体卷在草席里扔到河里去。”
其实,这些并不是父亲的真心话。他早就知道儿子和人做对的怪脾气,所以想如果在遗嘱中说反话,也许能够使儿子为他举行一个隆重的葬礼。
可是,儿子认真地听了父亲的遗嘱后说道:“请您放心。以前我没有听过父母的一句话。至少,在一生中,我要有一次按照您说的去做。”
やぶ医者
向こうから、お医者(いしゃ)がやってきました。
そこへ店(みせ)の小僧(こぞう)が、かけてきてぶつかり、医者は、弾み(はずみ)でで転(ころ)んでしまいました。
「ああ、危ないではないか、これ。」
医者は立ち上がって、小僧の襟首(えりくび)をつかまえ、手をあげて叩(たた)こうとしますと、小僧が、
「足で蹴(け)るのは構(かま)いませんが、手でぶつのだけは、ご勘弁(かんべん)ください。」
と言います。
医者は、可笑(おか)しなことを言うものだと思って、
「はて、なぜ、そのようなことを言う?」
と聞くと、小僧、
「足で蹴られても、命(いのち)はなくなりませんが、お手にかかると、とても助(たす)からないと、もっぱらの評判(ひょうばん)でございますから。」
中译文:庸医
从对面走来一位医生,正在这时,店里的小伙计跑过来撞上了他,医生一下子被撞倒在地上了。
“啊,这不是太危险了吗?”
医生站起来,揪住小伙计的脖颈抬手就要打。小伙计说道:“用脚踢没有关系。请您饶了我,就是别用手打。”