日本概况
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1、日本は、どんな地理的特色を持った国ですか.大陸と海洋との境に連なる島国、地形が複雑、不安定
な大地、連なる(つらなる)山脈(さんみゃく)と火山(かざん)、短くて流れの急な河川(かせん)、散在する平野と盆地(ぼんち)、変化に富む(とむ)海岸線(かいがんせん)と気候、自然災害が多い。
2、日本の産業別人口は、明治時代以後どう変化してきたか?明治時代の初め頃は大部分の人が第一産業
で働いていたが、しかし、その後は段々第一産業から第二産業、第三産業へと就業者が移ってきたからである。
今では、第二、三産業で働く人数は全就業者の90%を超えている。
3、都道府県(とどうふけん)の中、面積順位と人口順位の1、2、3位はそれぞれどこでしょうか?面
積:北海道、岩手県(いわてけん)、福島県(ふくしまけん);人口:東京、大阪、神奈川(かながわ)。
4、日本の国土は北から南まで十の地方に分けられるが、その地方の名前を言いなさい。
北海道地方、東
北地方、関東地方、甲信越(こうしんえつ)地方、北陸地方、東海地方、近畿(きんき)地方、中国地方、四国地方、九州地方。
5、北海道に次ぐ長い県境の都道府県はどこだろう?長崎県(ながさきけん)。
6、東北の四大祭りはそれぞれ何のこと。
仙台の七夕祭り、青森のねぶた祭り、秋田の
7、最も多くの都道府県と県境接している県はどの県だか?長野県。
八つの県と県境接している。
8、太平洋側を流れている暖流(だんりゅう)は何か。
黒潮(くろしお)(日本海流)寒流は親潮(おやし
お)。
日本海側寒流はリマン、暖流は対馬(つしま)海流。
9、太平洋側と日本海側では、気候にどんな違いがあるのだろうか。
太平洋側気候は、夏には弱い南東(な
んとう)の季節風が吹いて蒸し暑く、梅雤や台風などによる雤が多い。
冬は北西の季節風が山地で遮られ、乾いた風が吹き晴れた日が続く。
日本海側気候は、冬には北西の季節風を受けて雪が多く、曇りがちの日が続く。
しかし、対馬海流の影響で気温はそれほど下がらない。
夏には晴れた日が続き、気温がかなり高くなる。
10、日本の河川で最も長いのは信濃川(しなのがわ)。
その次は利根川(とねがわ)、石狩川。
11、日本最大の平野は関東平野。
その次は石狩平野、越後平野。
12、日本の河川で最も流域面積が広いのは利根川。
最深のは田沢湖。
13、にほんの河川はどんな特色を持っているのだろうか。
川は短くて幅が狭い、流れはが急で、落差が
多きいので、発電(はつでん)に適し、灌漑(かんがい)や工業用水(ようすい)、上水道などもよく利用されているが、交通にはほとんど利用できません。
14、日本の自然災害。
火山の噴火(ふんか)、地震が多く、風水害(ふうすいがい)、津波(つなみ)や高
潮(こうちょう)など。
15、日本の気候はどんな特色があるのだろうか。
四季ははっきりしていて、夏と冬の差が大きく、季節風や梅雤台風などの影響で降水量が多いことが特色となっている。
16、「つゆ」ってなんだろうか。
また、なぜ「つゆ」が起こるか。
6月の中ごろから7月の中ごろにか
けて、日本列島の大部分は鉛(なまり)の色の雤曇(あまぐもり)に覆われ、幾日(いくにち)も雤が降る。
これは梅雤である。
17、台風はいつごろ何回ぐらい来るのだろうか。
毎年、夏の終わりから秋の中ごろにかけて、日本はよ
く台風に襲われる(おそう)。
台風の発生は尐ない年で20回、多い年45回ぐらいである。
そのうち日本に上陸(じょうりく)するのは年によって違っているが、年平均4回である。
18、梅雤と台風は、日本にどんな影響を与えているか。
梅雤の期間は湿気(しっけ)が多くなり、衛生
(えいせい)や健康によくない。
その上、梅雤の終わりごろには集中豪雤(ごうう)も降り、土砂(ど
しゃ)崩れ(くずれ)や洪水などの大きな被害が発生する。
台風は強く風と激しい雤を伴い、海岸で高潮(こうちょう)を起こすことが多く、上陸すると大雤(おおあめ/たいう)を降らせ、がけ崩れや洪水なども起こす。
しかし、梅雤と台風の影響で降水量には恵まれる。
19、なぜにほんには地震が多いのだか。
日本列島は環太平洋地震帯にあるので、地殻変動、断層活動、
火山活動も活発で、日本はしばしば地震に襲う。
20、今国会で一番多いのは何党か。
自由民主党。
21、日本憲法の三つの基本原理は何か。
国民主権、基本的な人権の尊重、平和主義。
22、国民主権ということは、どんなことか。
国民主権とは、国の政治の決定権は国民が持っており、政
治は国民によって行われるという原理です。
23、天皇と国民とは、どんな関係にあるか。
天皇が日本国民統合の中心であるとする観念を国民の間に
強く根付いている。
天皇は日本の象徴で、この地位は主権の存する日本国民の総意に基づくと決まられる。
24、天皇の仕事は天皇は政治上権限を有しないが、国家の象徴として外交礼儀上は元首として扱われる。
25、日本憲法は大日本憲法とどう違うか。
大日本憲法は欽定憲法で、天皇は総覧者として国の主権をも
つ。
日本憲法は国民が作って国民が主権を持つ。
26、基本的な人権とは、どんな権利か。
人間の生まれながらにしてもっている権利で、人間が人間らし
い生活を営む上になくてはならない権利である。
27、国民の三大義務は何か。
子供に教育させる義務、勤労の義務、納税の義務。
28、日本の一流国立大学の名前を五つ挙げなさい。
東京大学、京都大学、東北大学、九州大学、北海道
大学、大阪大学、名古屋大学など。
29、寺子屋:江戸時代官学に対して庶民の間に広く教育を行った所。
30、登校拒否(不登校)学校嫌いを理由に学校に籍を置いていて、年間30日間以上学校を欠席すること。
31、AO入試:入学定員の一部について面接や高校長の評価書などで人物ひ本位の選抜制度。
32、日本の産業空洞化:1980年代に入ると、日本は製造業の衰退である「産業の空洞化」が見られ
た。
円高や労働費の高騰、貿易の摩擦灘から、外国に進出する企業が急増した。
そのうち、約40%が香港、台湾、シンガポールを中心とする東南アジアである、その主な進出原因は日本よりはるかに安い労働力である。
33、日本の輸出品と輸入品および輸出入相手国を、多い順いくつか挙げよ。
輸出:自動車、コンピュー
タなどに組み込まれる半導体、VTR、コンピュータ、エンジンなど相手主にアメリカ、中国などアジアへ。
輸入:石油、石炭、ガス、半導体、携帯電話、TV部品、コンピュータなど、相手国は中国は1位となり、次はアメリカ、サウジアラビア、アラブ、オーストラリア。
34、日本の近代金融システムが確立から今まで、どんな四階段に分けることができるか。
戦前システム、
戦後システム、戦時システム、金融ビッグバン。
35、市場経済で政府の主な機能は何だろう。
資源配分、所得再分配、安定化機能、国家未来への配慮。
36、日本が世界をリーダーしている産業と競争力が弱い産業はそれぞれ何があるか。
世界をリーダーし
ている産業:半導体、VTR、楽器、ロポット、合成繊維、車など。
競争力の弱い産業:民間航空機、化学、証券業、ソフトウェアなど。
37、日本の中小企業:現在日本の産業社会では、様々な企業集団が形成されている。
大企業のほかに、
中小企業がたくさんあり、大企業と中小企業の関係は県製品製造の大企業と部品加工、製造の中小企
業と言う垂直的分業の関係にあると言えよ。
中小企業は企業数では全企業の約99%、就業者は全就業者の約80%、総売上額では約60%を占めて、日本経済において重要な役割を担っている。
38、戦後、日本経済成功の要因について分析して見なさい。
要因については多くの議論があるが、まと
めて次のようである。
1、教育水準が高く、勤勉な人的資源があった。
2、古い設備が戦争で破壊されたため、世界最新の設備、技術で整備できた。
3、自由貿易体制の下で、原燃料を世界から自由に輸入でき、また各国、特に米国が日本の商品をかなり自由に受け入れてくれるなど、輸出市場にも恵まれた。
4、企業と労働組合がヨーロッパや米国に追いつくと言う共通の目的を持ち、まず経済的なパイを大きくするために協力した。
5、国民の貯蓄性向が高く、また銀行が積極的な融資を行ったため、投資のための資金が十分に供給された。
6、平和国家の道を選んだため、資金や人材を経済活動に集中できた。
このように、日本の高度成長には国民の一致した努力と外的条件に加えて成功した。
39、年功序列とは何か。
メリットとデメリットをそれぞれ二点以上挙げて見なさい。
年功序列は勤続年
数が長くなるにつれて、給与が上がり、地位が上昇していくと言う慣行である。
メリット:勤続年数が長くなるに従って能力も高くなり、企業に対する貢献も増加する;日本企業では、一般的に個人の能力や技能と共にグループ全体のメンバシップが重要視される。
このような考え方にたって行われる昇進や昇給などの人事関係諸般の仕組みが守られてきた。
デメリット:年功序列の運営のもとでは、他人より特に優れた能力があっても所定の最低勤続年数がないと昇進できない。
経営層への昇進も、長い下積み生活から経験を積み、次第に選ばれて昇進しているので大企業の経営層は年上であること。
40、国民皆保険:すべての国民がなんらかの形で保険に入っていること。
41、現在、日本は老齢化社会を迎えようとしているが、その変化によってどんな問題を引き起こしてい
るか。
日本総人口の減尐、労働力人口の高齢化、経済活動の縮小、社会保障負担の増加、社会の活力低下など。
42、人口高齢化に対処するにはどのような対策を推進する必要があるか。
子供を増やす。
43、新聞大国日本の全国紙の五大新聞はそれぞれ何であるか。
読売、朝日、経済、毎日、産経新聞。
44、紅白歌合戦という番組はどんな番組であるか。
年末恒例番組。
その年に活躍した歌手が出場して、
女性歌手が赤組、男性歌手は白組に分かれて競う。
45、日本料理では代表的なものを5つ以上挙げなさい。
刺身、おすし、天ぷら、味噌汁、おでん、すき
焼きなど。
46、日本料理について、特にその特徴や種類を含めて説明しなさい。
47、日本人の食生活にはどんな変化があるか。
48、ディスカウントアスト:商品を大量に仕入れたり、郊外に大きな店を造ったり、セルフサービスに
したりして、経費を尐なくし値段を下げて売る店のことである。
49、デパチカ:デパートの地下一階にある食品売り場はデパチカという。
50、銭湯料金を払って入る公衆浴場。
51、単身赴任:会社に勤務する人が家族を残して一人だけで家族の住む地域とは別にある事務所に赴任
すること。
52、日本人の自然観について説明してみなさい。
日本人は人間と自然の調和を尊重する。
日本人にとっ
て自然はあくまで恵みを与えるもの、親しむべきものであり、決して人間と対立する厳しく、むごいものではない。
父祖代々がその自然と共に生き、やがて自然に帰っていき、自分自身もまたその道を辿る。
それゆえ、自然と自分を一体化し、自然の心をわが心として生きる感情が日本人の哲学、思想、
宗教など、すべての精神活動の根本に流れている。
このような自然への親しみ、自然と私との一体化は、さらに自然を楽しみ、現世を謳歌する現実肯定の考え方を生み出していく。
53、日本庭園の特徴:自然の景観美を主とするものであって、幾何学的な美しさを重視する西洋の庭園
とは対照的である。
自然の景観美といっても、自然そのままの姿ではない。
樹木、石など自然の材料を用いて自然の山水のたたずまいを象徴化し、あるいは強調して、一つのまとまりのある調和した人工的空間美を形成する。
作庭の思想上からは、日本の庭園は自然中心主義のものと、宗教性を帯びたものとの二つの流れに大別できる。
54、ジミ婚・ハテ婚:ホテルで豪華な結婚式を挙げ、ハネムーンは海外へというハデ婚。
従来の形式的
な結婚式や披露宴は行わず、入籍だけというジミ婚。
55、家族団欒主に食を中心する家族が集まり、談笑するなどして家族の絆を確認し、楽しむ行為である。
56、通例として門松はいつからいつまで飾っていますか。
門松は正月7日の松の内まで立てておきる。
57、日本の正月風習。
暮れの29日頃から大掃除をし、門松や注連飾り、鏡餅で家を飾り、年越しそば
を食べながら、除夜の鐘を聞いて、新年を迎える。
あけて元旦は、お屠蘇、おせち料理、雑煮などの伝統的な食事をし、寺社の初詣でや近所への年始回りをして1年の幸福を祈る。
58、初詣で:元々は大晦日の夜は自分の家や氏神の社に籠もる慣わしであったが、新年早々に氏神や寺
に参りして1年の福祈願をするようになった。
それを初詣でという。
59、日本では恋愛結婚と見合い結婚とどちらが多くなってきたか。
2000年に80%が恋愛結婚。
60、日本の結婚式には一番多いのは神前結婚式。
61、日本の冠婚葬祭とはなにか。
冠婚葬祭とは、人が生まれてからなくなり、その後に行われるものま
で含めた家族的催し物全般を指す言葉である。
冠は成人式をさす、婚は結婚式を指す、葬は葬式を指す、祭は先祖の霊を祭る事全般を指す。
62、結納:日本では婚約したしるしに、お互いにお金や品物を上げる習慣がある。
これを結納という。
63、年賀/暑中見舞:年始やお盆の挨拶回りなどの節目の行事が、明治維新後、郵便制度の発達と共に書
状という形を取って定着していったものである。
普段会うことも、連絡を取ることがなくても、過去にお世話になった人、親しかったなどと自然に心通じる機会を与えてくれるのが、これの年賀状と暑中見舞いである。
64、さしいれ:慰労や激励のために届ける食べ物や飲み物。
65、歌舞伎:能、狂言と共に現存する古典演劇です。
歌舞伎は音楽や、舞踊、演劇が一体大規模な総合
芸能である。
女優を使わず、女形と称する男優が女性の役割を勤める。
歌舞伎の衣装は明るくはっきりとしてデザインが特徴である。
今でも大変人気がある。
66、能楽:人に面をつけて、ゆっくりと歌いながら踊る歌舞劇である。
シリアスな題材を中心として、
登場人物は天皇や英雄などである。
幕がない、多くの道具や背景も使わない、背景に一本の老松が描かれている。
死んだ歴史的人物が現れて過去を語るもの、現在の人間が喜怒哀楽を物語るものなど筋は様々だが、華やかな衣装で主人公たちが静かに語り謡う姿は、日本的な美を十分にたたえていて、知的な古典劇として、最も高い位置にある。
67、狂言:現代まで伝わっている歌舞劇で、笑いを中心としたこっけいなストーリーを特色としている。
登場人物は農民や召使など庶民階級の人物が多く、現代人にも親しみを感じさせる。
68、隈取:歌舞伎の化粧を隈取という。
69、華道(生け花):華道とは、四季折々の樹枝・草花などを切って花器に挿し、その姿の美しさ、命の
尊さを表現し観賞する芸術である。
生け花とも呼ばれる。
ただし、華道という称呼には生け花より求道的側面が強調されている。
70、茶道:茶道はお茶を出してお客を持て成す方法である。
室町時代から伝わっていて、海外でも有名
である。
茶道は抹茶道と煎茶道があるが、単に茶道というと、前者を指す。
煎茶道は急須を使って、煎茶や玉露などの茶の葉の湯を注いで飲む形式である。
日常に飲むのも煎茶である。
71、日本の伝統文化や生活風習の中から一番詳しく知っているものを選び、その歴史、現在の発展様式、
特徴や影響などについてまとめて書きなさい。
72、相撲:相撲は相手の体を土俵という丸い所から外に出すか,倒すかすれば勝ちである。
相撲を専門
にする人を力士という。
強さによって階級がある。
一番上の階級は横綱、次が大関と呼ばれている。
上位の力士は大銀杏という髪形をしている。
73、柔道:柔道は日本で始まったスポーツである。
相手の力を利用するのが特徴で、倒したり、投げた
り、押さえ込んだりする。
強い人は黒い帯を占めることができる。
74、空手:空手は沖縄で始まったもので、中国の拳法を取り入れたものだと言われている。
手や足を使
って相手をすばやく倒すスポーツである。
実際の試合では、危険なために、寸止めといって相手を打つその寸前でその動作をとめることが多い。
75、寸止め:空手道の動作の名称、寸前で止めること。
76、相撲が競い合う場を想定して解釈しなさい。
77、日本文化の特性について説明してみなさい。
日本の文化は、系統の異なる文化が並存ないしは混在
する重層文化である。
日本の文化は地域によって、宗教によって、あるいは人によって異なることはなく、ほぼ均一、均質ことができる。
日本人は外来文化を日本化して、独自のものとしてしまう能力が持っている。
78、物の哀れ:平安時代の王朝文学を知る上で重要な文学的・美的理念の一つである。
折に触れ、目に
見、耳に聞くものごとに触発されて生ずる、しみじみとした情趣や哀愁。
日常からかけ離れた物事に出会った時に生ずる、心の底からという何とも言いがたい感情。
79、日本人は人情より、何を重んじているか。
義理を重んじる。
義理人情:義理は、元々「正義の道理」
で物事の正しい道筋を意味する。
一般には相手から受けた恩恵に対するお返しの意味があり、日本では人間関係で最も重視される規範の一つである。
義理は外国人にとって理解しにくい日本独特の考え方のひとつである。
人情とは、人に自然と備わっている愛情ある感情の一つで、慈しみ、哀れみ、情け、友情、同情などの感情のことである。
義理と並べられ「義理人情」という。
80、日本人の信仰心を支える宗教と道徳はそれぞれ何であるか。
神道、仏教、儒教、キリスト教。
81、摂関政治:9世紀から朝廷の政治は天皇と上級貴族によって行われていたが、藤原氏が競争相手の
貴族を次々に退勢力を伸ばした。
藤原氏は、娘を天皇のきさきにして、その子を天皇に立て、天皇の幼時は摂政、成人すれば関白という特別の地位について政治を働かした。
この政治を摂関政治という。
82、清尐納言と紫式部を比較しなさい。
83、遣唐使:8世紀に入ると、日本朝廷は国際情勢や大陸文化を学ぶために、ほぼ15年から20年に
一度、大規模な遣唐使を派遣した。
遣唐使に従っタ留学生や学問僧たちは数多くの困難を乗り越え、唐の文物を日本に伝えるうえに大きな役割を果たした。
唐末の戦乱のため、894年、菅原道真の提議により廃止された。
84、天平文化:中央集権的な国家体制が整うにつれて、国の富は中央に集められ、皇族や貴族はこれら
の富を背景に華やかな生活を送るようになった。
その結果、奈良時代には、平城京を中心に高度な貴族文化が栄えた。
この時代の文化を聖武天皇の時の年号を取って天平文化と呼ぶ。
85、弥生文化の特点:金属器と稲作、それに新しい土器を持つもので、やがて東北地方まで広がった。
金属器のうち、鉄器には剣などの武器が多く、青銅器には祭りの道具が多い。
86、大化の改新:大化元年(645)の夏、中大兄皇子(後の天智天皇)を中心に、中臣鎌足ら革新的な
朝廷豪族が蘇我大臣家を滅ぼし開始した古代政治史上の大革新。
87、壬申の乱:天智天皇死後、長子の大友皇子(弘文天皇)を擁する近江朝廷に対し、吉野にこもってい
た皇弟の大海人皇子(天武天皇)が672年(壬申の年)夏に起こした反乱。
一ヶ月余激戦の後、大友は自殺、大海人は飛鳥浄御原宮に即位、律令制が確立する端緒となった。
88、応仁の乱:室町時代、室町幕府内部で将軍と守護大名の争いや、守護大名同士の争いが絶えなかっ
た。
関東では南北朝の内乱が終わってまもなく、鎌倉府の支配力をめぐって再び争いが始まった。
京都でも、1467年(応仁元年)の8代将軍義政の時、有力な守護大名の細川氏と山名氏との間に将軍の相続問題にめぐって戦い。
京都を中心に応仁の乱である。
89、院政、執権政治についてそれぞれ述べて見なさい。
11世紀の中ごろ、都では藤原氏との関係の薄い
後三条天皇が位に就き、藤原氏から政治の実権と取り戻そうとして、荘園の整理などに努めた。
次の白河天皇は、位を譲り上皇になった後も、政治に勢を振るった。
上皇やその住む所を院と呼んだので、その政治を院政という。
90、鎌倉時代の文化の背景と特徴について述べなさい。
政治や社会、経済の分野で公家の支配力が根強
く残る中に、地方の武士が鎌倉幕府の勢力を背景に、各地で徐々に実質的支配力を強めていくのがこの時代の大勢であった。
このような時代の働きは文化の面にも強く反映していった。
公家が文化の担い手となって伝統文化を引き続き栄えさせながらも、一方では武士や庶民に支持された新い傾向の文化を生み出し、新文化は次第に成長し、やがて伝統文化を圧倒していくことになった。
新しい傾向の文化を生み出した背景は様々である。
その一つは今まで農村にあって素朴な中にも質実な生活を築いてきた武士が社会の中心になっていくことによって、その気風が文学や美術の中に自然に映し出されるようになったことである。
もう一つは日宋間を往来した僧侶や商人らに加え、中国大陸の政情の変化による日本へ来た人が海外の新しい要素を導入したことである。
91、平家物語:戦いを題材に、新興階級-武士の活躍ぶりを生き生き書き出した軍記物語である。
平家
一門の栄華とその滅亡を仏教の無常観を基調として、優美な和漢混交文で書いた一大の变事詩、中世文学の最高傑作とまで言われている。
琵琶法師によって平曲として語られ、文字を読めない人々にも広く親しまれた。
92、勘合貿易:14世紀の後半、中国では漢民族が元に北に追いやり、明を立てた。
明は室町幕府には倭
寇の取り締まりを求めた。
また、足利義満を日本国王と認め、国交を結んで貿易を行った。
貿易船には勘合という合札を持たせ、勘合を持たない船は密貿易船として厳しく取り締まった。
93、日本の武士はいつ頃おこり、どのように力を強めていったか。
94、鎌倉時代から室町時代にかけて日本と中国はどんな関係にあったか。
95、鎌倉幕府と室町時代の違いを政治の仕組みからまとめよう。
96、いわゆる鎖国政策はどのような国際情勢を背景として進められ、幕藩体制とどのように結びついて
実施されたか述べなさい。
江戸幕府の初期の外交はキリスト教を禁じるが平和貿易は奨励するという方針であった。
活発な海外貿易も幕府体制が固まるにつれて日本人の海外渡航や貿易に制限が加えら
れるようになった。
そのため、1633年には、奉書船以外の日本船の海外渡航を禁止し、1635年には日本人の海外渡航と在外日本人の帰国も禁止し、明船の寄港を長崎に限った。
島原の乱が起こった後、幕府は益々キリスト教を恐れたこともあり、1639年、ポルトガル船の来航を禁止し、1641年オランダ商館を長崎の出島に移し、日本人との自由な交流を禁じ、こうしていわゆる鎖国の状態となり、以後200年余りの間、オランダ、中国、朝鮮以外の諸国との交渉を閉ざすことになった。
幕府は鎖国を断行できたのは、当時の日本の経済が海外との結びつきはなくとも成り立ったためである。
鎖国によって幕府は貿易利益を独占することになり、産業や文化に与える海外からの影響は制限されたが、国内ではキリスト教の禁圧が徹底し、幕府の統制力が一層強化されたのである。
97、次の人物はいつ頃、どんな活躍をしたか。
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、ぺリー、伊藤博文、
大隈重信、福沢諭吉、北里柴三郎、鈴木梅太郎、
98、江戸幕府はどのような支配体制を作って日本全国を支配したか。
幕藩体制。
将軍の家臣で1万石以
上の領地を持つ武士を大名という。
大名の領地とその領民を支配する仕組みを藩という。
将軍と大名が主従関係を結び、この幕府と藩が全国の民衆を支配する仕組みは幕藩体制という。
99、下関条約:日清戦争の講和条約。
また馬関条約とも呼ばれ、1895年4月清国全権大使李鸿章と日本
全権伊藤博文、陸奥宗光との間で締結した講和条約。
内容は:1、清朝政府は朝鮮の独立を認め。
2、遼東半島、台湾、澎湖諸島を日本に譲り。
3、賠償金2億両を日本に支払い。
4、沙市、重慶、蘇州、杭州の四港を開くことなどであった。
100、満州事変:日本の中国東北侵略戦争。
「満蒙」問題の解決は進まず、日本軍部とりわけ関東軍は危機感を深め、武力によって東北を日本の勢力下におこうと計画し、1931年9月18日奉天郊外の柳条湖で南満鉄道を爆破し、これを中国軍の仕業として軍事行動を開始した。
101、「広ク会議ヲ興し、万機公論二決すへし」と新しい政治の方針を、天皇が神に誓うと言う形で示したのは何か。
1868年3月京都の御所では明治天皇が神に誓うと言う形で新政府の方針五箇条の御誓文を発表した。
102、1869年に実施した版籍奉還:土地と人民を政府に返す。
103、倒幕運動で活躍をした人物を3人書け。
西乡隆盛大久保利通木户孝允
104、明治維新において工業の育成と教育制度の面では近代化の政策について述べて見なさい。
幕府倒壊後、明治政府は欧米の先進資本主義国に対抗するために、「富国強兵」を目指し、近代産業の育成を図りながら新しい制度の確立など様々な施策を行って、近代国家へと発展していった。
工業の育成面では、殖産興業に力を注ぎ、お雇い外国人の指導のもとに近代産業の育成を図った。
まず関所、宿駅、助郷制度などの撤廃、株仲間などの独占の廃止、身分にまつわる制約の除去など、封建的制度の撤廃に努め、近代産業の発展の前提を整えた。
そして、工部省は開港場と大都市を結びつけた鉄道を開設し、旧幕府の経営していた石炭鉱山を官営として経営した。
また内務省は製糸、紡績などの分野で、官営模範工場に通じて民間の機械性生産を促した。
この過程で三井などの民間事業家は政府から特権を与えられて、工業育成に大いに貢献した。
教育面では、1871年の文部省の新設に続いて、翌年には統一的な学制が公布された。
また政府は、学問は国民各自が身を立てて、智を開き、産をつくるためのものという近代市民社会的な教育観を唱えて、小学校教育の普及に力を入れ、男女等しく学ばせる国民教育の建設を目指した。
専門教育にも力を注ぎ、1877年に東京大学が設立し、多くの外国人教師を招いて各種学術の発達を図った。
師範教育や女子教育、産業教育についても、専門の学校を設けた。
105、日本は第一次世界大戦で中国に対してどんな要求を出したか、その侵略過程は如何なる進行かを
述べてみなさい。
第一次世界大戦中、イギリスがドイツに宣戦すると、日本も日英同盟を理由にドイツに宣戦し、中国におけるドイツの根拠地青島を占領した。
ついで第二次大隈内閣は大戦のため、ヨーロッパ諸国が中国問題に介入する余力のないのを利用して、1915年に中国の袁世凯政府に21か条の要求を突きつけ、最後通牒を発して要求の大部分を承認させた。
その主な内容は:山東省のドイツ利権の継承、南満州及び東部内蒙古の権益の強化、福建省の他国に対する不割譲の再確認、日中合併事業の承認などであった。
これ以後も、日本政府は中国における権益の拡大を図り、北方軍閥の段祺瑞内閣に巨額の借款を与えて、政治、経済、軍事にわたる日本の影響力の拡大に努めた。
106、ポツダム宣言はどんな国々によって作られ、どんな内容ですか。
日本の祝日.休日
1月1日:元日「年の初めを祝う日」
1月の第2月曜日:成人の日「大人になったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い励ます日」2月11日:建国記念日「建国を偲び、国を愛する心を養う日」
3月の指定日:(3月21日頃)春分の日「自然を称え、将来のために努力する日」
4月29日:緑の日「自然に親しむと共にその恩恵を感謝し、豊かな心を育む日」
5月3日:憲法記念日1948年の5月3日に「日本国の憲法の施行を記念し、国の成長を期する日」5月4日:国民の休日
5月5日:子供の日「子供の人格を重んじて子供の幸福を図ると共に母に感謝する日」
7月の第3月曜日:海の日「みんなで海のことを考え、海に親しみ、海を大切しましょう」という趣旨に立つ日。
9月15日:敬老の日「多年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」
9月の指定日:(9月23日頃)秋分の日「祖先を敬い、亡くなった人を偲ぶ日」
10月の第2月曜日:体育の日「国民がスポーツに楽しみ、健康な心身を培う日」
11月3日:文化の日「自由と平和を愛し、文化を進める日」
11月23日:勤労感謝の日「勤労を尊び、生産を祝い、国民が互いに感謝しあう日」
12月23日:天皇誕生日「天皇の誕生日を祝う日」
年中行事
3月3日:ひな祭り桃の節句「女の子の成長と幸福を願う年中行事。
3月8日:国際婦人デー「1904年の3月8日、ニューヨークの女性労働者たちが女性参政権の運動を起こしたのを記念する日」
3月14日:ホワイトデー
春祭り:農作物の豊作を祈り、春になると働き出す疫病や悪霊を追い払う各地で行われる祭りである。
卒業式のシーズン:高等学校では3月上旪、大学.短大は3月下旪が多いである。
春休み:小学校から大学まで各学年が終了した後、新学期が始まる4月上旪から中旪までの休みという。
お彼岸:春分の日と秋分の日を中日として前後三日間の7日間のことを「彼岸」という。
初日を「彼岸の入り」、最終日を「彼岸の明け」と呼んでいる。
先祖を供養し、ぼた餅やおはぎ、お団子や海苔巻き、いなり寿司などを仏壇に供える。
お花見:春に桜を眺める花見という風習があり、多くの人が桜の下に、アッツなって見物する。
エープリルフール:愚人节
花祭り:毎年4月8日に行われる行事である。
やすらい祭り:4月10月に京都の今宮神社で行われる祭りである。
高山祭り:岐阜県の高山では春と秋に行われる祭りである。
豪華な山車が町の中を通ることで有名である。
6月5日:環境の日。
6月11日ごろ:入梅このこと、梅雤前線が発生し、日本は長雤の時期に入る。
七夕の節句:7月7日に行われる七夕祭りである。
祇園祭り:京都の八坂神社の毎年7月17日から24日まで行われる豪華絢爛な祭りである。
天神祭り:7月24日、25日に行われる大阪市.天満宮の祭りである。
ねぶた祭り:8月2日から7日まで、青森市で行われる祭りである。
竿灯祭り:8月3日から6日にかけて秋田市で行われる。
七夕祭り:8月6日から8日まで、仙台市で行われる祭りである。
7月15日:お盆「逆さに吊るされた苦しみを救う」祖先の霊を供養するため。
日本の終戦記念日:1945年8月15日
世界平和記念日:1918年11月11日、第一次世界大戦の休戦協定が成立する。
七五三:11月15日に子供の成長と健康を祝う行事である。
男の子は数え年3歳と5歳、女の子は3歳と7歳にする。
秩父の夜祭り:冬の花火が名物である。
大晦日:1年の最後の日。
毎月の末は「晦日」大晦日の夜、寺では除夜の鐘が108回突かれる。