外国人児童生徒日本语
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©k.nakajima 2008
バンドスケール(川上2003)
教師の観察によって診断(指導につなげる) 4技能(聞く、話す、読む、書く)による測定 3つの年齢集団と測定基準 小学校低学年 7段階 小学校中高学年 7段階 中学生以上 8段階
Concepts of Print
(リテラシーの芽生え)
印刷された文字に意味があるということ 文字と音とが1対1の関係にあること 読みには方向性があること(右から左?上から
下?)
文字と単語は異なる 大文字と小文字/平仮名とカタカナの違い 本の特徴(表紙がある、題名がある、裏と表がある)
©k.nakajima 2008
『かあさん』(こどものとも社) かあさん』 こどものとも社 『まるくておいしいよ』(こどものとも社) まるくておいしいよ』 こどものとも社 『かさかしてあげる』(福音館) かさかしてあげる』 福音館) 『いいきもち』(こぐま社) いいきもち』 こぐま社 『かえるとカレーライス』(福音館) かえるとカレーライス』 福音館) 『だれのあしあと?』(ちいさなかがくのとも) だれのあしあと? ちいさなかがくのとも) 『きんぎょのトトとそらのくも』(こぐま社) きんぎょのトトとそらのくも』 こぐま社
– いつ覚えたか – どのぐらいできるか – どのぐらい使うか – どんな気持ちで使うか いちばん初め いちばんよく分かる いちばんよく使う いちばん安心して使える
– 1つとは限らない – 言語形成期(2〜15歳) – 母語から継承語へ(マイノリティー言語児童の場合)
©k.nakajima 2008
ストラテジー) ストラテジー)
©k.nakajima 2008
Oral Proficiency Assessment for Bilingual Children (OBC) 2言語の口頭能力を3面に分けて捉える
基礎言語面 対話面 認知面
対面テスト(約15分)の流れ
導入会話→基礎タスク(文型中心、絵カード) 導入会話→対話タスク(ロールプレイ)→ 認知タスク(教科中心、絵カード) 評価方法(3段階評価) 各言語で3面それぞれ評価項目を設ける
『幼児・児童読書力テスト』
モノリンガル児(5-8歳)のため(20分) 6つのサブテスト(5点満点) 《単語の理解》 《図形の弁別》 《音節の弁別》 《音節の抽出》 《ひらがなの認知》 《文・文章の理解》3.9 3ヶ月ごとに標準値 知能・読書レディネスと高い相関
©k.nakajima 2008
『幼児・児童読書力テスト』を使用して
コリエの研究ー母語使用の重要性
「子どもは学校でL2に切り替え、しかも教師が家でも L2で話すように勧めると、親子の会話は、年齢よりも 低い認知レベルになる。逆に、親も子どもも一番よく分 かることばで話せば、子どもの年齢に合った認知レベ ルで話すことができる。 したがって、学歴の低い親の 場合でも認知面の継続的発達が可能になる。例えば、 質問したり、いっしょに問題を解決をしたり、ものを作っ たり直したり、料理したり、人生経験について話し合っ たりすることによって、認知面が発達するのである。」 (1998, p. 4)
NewISの幼児66名(平均年齢5.8歳) サブテスト結果 《単語の理解》2.7 《図形の弁別》4.1 《音節の弁別》4.4 《音節の抽出》3.6 《ひらがなの認知》4.4 《文・文章の理解》3.9 日本人1年生(飯高ら2003)と比較すると、 《単語の理解》弱い(-2) 《図形の弁別》強い(+4)
©k.nakajima 2008
ひらがな ひらがな カタカナ 特殊読み 特殊読み ( は、 へ ) 善元漢字 1部 小学1 小学1年生 1部
レベル 3−6 繰り返しがあるもの 予測可能な言語構造
特徴
語彙
親しめる人物、動物、経験 挿絵が理解を助ける 挿絵の下に1−3行の文 8-14 子どもをテーマとし、自分に関連づけやすい話 出来事の繰り返し 会話文が入る 挿絵が状況設定になり、出来事の順序を示す 挿絵の下に2-6行の文 16-28 人間と同じ感情を持った動物 書き言葉的表現と会話文との融合 人物描写と状況描写がある 挿絵は最小限度のサポート(ほぼ全ページ文章)
©k.nakajima 2008
53-73
87-207
253-689
レベル 30−38
特徴 現実的な話に加えて、空想、動物の冒険など 詳しい状況・人物描写、複雑な問題・解決を含む 文の長さと語彙レベルが高度になる 背景知識や高度の思考力が必要となる 挿絵のサポートは少ない、テキストのサイズは小 さめ
©k.nakajima 2008
どのぐらいで追いつくのか? どのぐらいで追いつくのか?
(桜井ほか、中間報告) 桜井ほか、中間報告) ほか 大阪府某小学校の読書力調査(2008.7〜9月) 大阪府某小学校の読書力調査(2008.7〜 日本人児童36 36名 学年男女各6 1. 日本人児童36名(学年男女各6名) 外国人(中国系)児童76 76名 2. 外国人(中国系)児童76名 使用テスト:DRA使用テスト:DRA-J テスト 目的:どのぐらい本 読書習慣) 目的:どのぐらい本を読むか(読書習慣) どのぐらい流暢に 音読) どのぐらい流暢に読むか(音読) 流暢 どのぐらい内容が 読解力と どのぐらい内容が読み取れるか(読解力と読み 内容
中島 和子
k.nakajima@utoronto.ca
トーマスとコリエの大規模調査(2002)
米国5つの州 地域の教育委員会との協力態勢 米国5つの州、地域の教育委員会との協力態勢 との 対象児: 万人 幼児から高校3年生 万人( から高校 年生) 対象児:21万人(幼児から高校 年生) 州統一テスト テスト等 使用して縦断的に びを調 して縦断的 州統一テスト等を使用して縦断的に伸びを調べる 目的: いつくのに何年かかるか、英語力獲得の 何年かかるか 目的:追いつくのに何年かかるか、英語力獲得の要因 結果: 結果: 1. 母語も学習に使うプログラムが成功 母語も学習に うプログラムが成功 2. 取り出し授業は普通学級に戻ったときギャップが大きい 授業は普通学級に ったときギャップが大 年生までL1で教育を ければ、学年レベルに までL1 レベルに追 3. 4年生までL1で教育を受ければ、学年レベルに追いつく 中学・高校生になって入国した場合は非常に になって入国した場合 4. 中学・高校生になって入国した場合は非常に困難 教科の でもっとも困難なのが読解力 困難なのが 5. 教科の中でもっとも困難なのが読解力
©k.nakajima 2008
幼児の日本語の 幼児の日本語の語彙力
語彙数約100、豊橋市 名)(築樋 築樋2004) (語彙数約 、豊橋市64名)(築樋 )
語語語語語語語
幼幼幼 保保保 託託保 自自 そそ他 0 50 100
語語語語語
©k.nakajima 2008
13
『JDRA読書力テスト-幼児用』(一部)
©k.nakajima 2008
年齢と第一言語の 年齢と第一言語の習得
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 8119 12 0 1 2 3 4 5 6 7 (歳) 母文化 13 14 15
話しことば
読み書きの初歩 文力
読解力・作
抽象語彙・抽象概念
©k.nakajima 2008
5
母語・第一言語とは何か
Early Development Instrument: A Population-based Measure for Communities (EDI)
学校環境に入るレディネス を見るもの 担当指導員が104項目の質問に答える 5つの領域(健康、言語・認知、社会性・情緒の安定、
コミュニケーション・一般常識)
©k.nakajima 2008
JDRA:どう評価するか
小学校高学年以上、4段階評価
読書習慣(8点) 2項目 読書の範囲、自己評価+目標設定 音読の流暢度(16点) 4項目: 表現が豊か、区切り方、速度、正確度 黙読の速度 物語再生と要約による読解力とストラテジー (24点)6項目:予測、要約、事実関係の理解、 解釈、省察、読書ストラテジーの使用
very good/good average poor/very poor don’t know ○ ○ ○ ○
2. ability to get along with peers
very good/good average poor/very poor don’t know ○ ○ ○ ○
©k.nakajima 2008
©k.nakajima 2008
豊橋教育委員会の語彙テスト
(1年用、3年用)(築樋2004, 2008)
「学校生活基本用語100」(絵カード,個人面談) 被験者64名(2004):正答率80%以下の4月に1年生なる 幼児が43%(2004), 39%(2005), 49%(2006), 57%(2007) 2004年度の児童が3年になったときに「3年用語彙力テ スト」を実施 結果:「1年生の時に日本語が理解できていると3年生 でも語彙が身につき、漢字も読めるようになるが、1年 生のときに理解度がよくないと3年生時での理解度も低 いという結果になった。」(築樋2008:21)
©k.nakajima 2008
OBCを使用した帰国児童と一般児童 の会話力評価(小松2000)
帰国児童生徒6年生(20名)と一般児童6年生(110名) 使用したタスク
基礎タスクー導入会話、[スポーツ] 対話タスクー[誘う][問い合わせ][伝言] 認知タスクー[お話][公害][蝶の一生]
結果
基礎言語面ー発音・イントネーションに現地語の影響 対話面ー「会話を切り出す」「会話をしめくくる」「話体の区別」 消極的(不安)「言い切り」「直接的表現が多い」 認知面ー「意見を言う・理由を述べる」ではプラス、語彙不足、まとまりを欠く (だらだら文)
語彙
963-1,089
40
1,325-1,359
©k.nakajima 2008
JDRA:どう評価するか
小学校低学年(4段階評価)
予測・推測 音読の正確度(%)自己修正できなかった間違いの数 読み行動(コメント)正確度、区切り方と流暢度、抑揚など 物語再生による内容理解 6項目(24点): 事実関係の理解、詳しい情報の把握、主要 人物や出来事の理解、解釈、物語再生を 自ら進んでする、質問されて答えるだけ 読書傾向
©k.nakajima 2008
Hale Waihona Puke Baidu語テスト(1999のStanford 9)
青:ESL 緑:移行型バイリンガル 赤:母語話者 黄色:サブマージョン
学年
©k.nakajima 2008 2
ELLが高校2年時の学力(ITBS)
サイエンス 書く 社会 数学
読み
滞在年数
©k.nakajima 2008 3
レベル A 1 3〜5歳 年齢 書名
『きんぎょがにげた』(福音館) きんぎょがにげた』 福音館) たかい』 こどものとも社 『たかい たかい』(こどものとも社) 『とってください』(福音館) とってください』 福音館) 『すべりだい』(福音館) すべりだい』 福音館) ひらがな
表記
2 4〜6歳 3 4 6 5〜7歳
外国人児童生徒の日本語 ー学習言語の伸びをどう測るか
ICU Foundation Visiting Scholar Program ICU教育研究所・リテラシー研究会・JLP/RCJLE共催 ICU JLP/RCJLE 2008.12.01 5:00-7:00 p.m. 国際基督教大学 第二教育研究棟3階 301号室
3段階評価(よくできる、普通、できない、分からない) ESL(英語学習者)かSN(特殊教育が必要)か Duke & Janusが開発 (カナダ全国で標準化, 2005)
©k.nakajima 2008
Early Development Instrument (EDI)
Section C – Social and Emotional Development How would you rate this child’s: 1.overall social/emotional development
バンドスケール(川上2003)
教師の観察によって診断(指導につなげる) 4技能(聞く、話す、読む、書く)による測定 3つの年齢集団と測定基準 小学校低学年 7段階 小学校中高学年 7段階 中学生以上 8段階
Concepts of Print
(リテラシーの芽生え)
印刷された文字に意味があるということ 文字と音とが1対1の関係にあること 読みには方向性があること(右から左?上から
下?)
文字と単語は異なる 大文字と小文字/平仮名とカタカナの違い 本の特徴(表紙がある、題名がある、裏と表がある)
©k.nakajima 2008
『かあさん』(こどものとも社) かあさん』 こどものとも社 『まるくておいしいよ』(こどものとも社) まるくておいしいよ』 こどものとも社 『かさかしてあげる』(福音館) かさかしてあげる』 福音館) 『いいきもち』(こぐま社) いいきもち』 こぐま社 『かえるとカレーライス』(福音館) かえるとカレーライス』 福音館) 『だれのあしあと?』(ちいさなかがくのとも) だれのあしあと? ちいさなかがくのとも) 『きんぎょのトトとそらのくも』(こぐま社) きんぎょのトトとそらのくも』 こぐま社
– いつ覚えたか – どのぐらいできるか – どのぐらい使うか – どんな気持ちで使うか いちばん初め いちばんよく分かる いちばんよく使う いちばん安心して使える
– 1つとは限らない – 言語形成期(2〜15歳) – 母語から継承語へ(マイノリティー言語児童の場合)
©k.nakajima 2008
ストラテジー) ストラテジー)
©k.nakajima 2008
Oral Proficiency Assessment for Bilingual Children (OBC) 2言語の口頭能力を3面に分けて捉える
基礎言語面 対話面 認知面
対面テスト(約15分)の流れ
導入会話→基礎タスク(文型中心、絵カード) 導入会話→対話タスク(ロールプレイ)→ 認知タスク(教科中心、絵カード) 評価方法(3段階評価) 各言語で3面それぞれ評価項目を設ける
『幼児・児童読書力テスト』
モノリンガル児(5-8歳)のため(20分) 6つのサブテスト(5点満点) 《単語の理解》 《図形の弁別》 《音節の弁別》 《音節の抽出》 《ひらがなの認知》 《文・文章の理解》3.9 3ヶ月ごとに標準値 知能・読書レディネスと高い相関
©k.nakajima 2008
『幼児・児童読書力テスト』を使用して
コリエの研究ー母語使用の重要性
「子どもは学校でL2に切り替え、しかも教師が家でも L2で話すように勧めると、親子の会話は、年齢よりも 低い認知レベルになる。逆に、親も子どもも一番よく分 かることばで話せば、子どもの年齢に合った認知レベ ルで話すことができる。 したがって、学歴の低い親の 場合でも認知面の継続的発達が可能になる。例えば、 質問したり、いっしょに問題を解決をしたり、ものを作っ たり直したり、料理したり、人生経験について話し合っ たりすることによって、認知面が発達するのである。」 (1998, p. 4)
NewISの幼児66名(平均年齢5.8歳) サブテスト結果 《単語の理解》2.7 《図形の弁別》4.1 《音節の弁別》4.4 《音節の抽出》3.6 《ひらがなの認知》4.4 《文・文章の理解》3.9 日本人1年生(飯高ら2003)と比較すると、 《単語の理解》弱い(-2) 《図形の弁別》強い(+4)
©k.nakajima 2008
ひらがな ひらがな カタカナ 特殊読み 特殊読み ( は、 へ ) 善元漢字 1部 小学1 小学1年生 1部
レベル 3−6 繰り返しがあるもの 予測可能な言語構造
特徴
語彙
親しめる人物、動物、経験 挿絵が理解を助ける 挿絵の下に1−3行の文 8-14 子どもをテーマとし、自分に関連づけやすい話 出来事の繰り返し 会話文が入る 挿絵が状況設定になり、出来事の順序を示す 挿絵の下に2-6行の文 16-28 人間と同じ感情を持った動物 書き言葉的表現と会話文との融合 人物描写と状況描写がある 挿絵は最小限度のサポート(ほぼ全ページ文章)
©k.nakajima 2008
53-73
87-207
253-689
レベル 30−38
特徴 現実的な話に加えて、空想、動物の冒険など 詳しい状況・人物描写、複雑な問題・解決を含む 文の長さと語彙レベルが高度になる 背景知識や高度の思考力が必要となる 挿絵のサポートは少ない、テキストのサイズは小 さめ
©k.nakajima 2008
どのぐらいで追いつくのか? どのぐらいで追いつくのか?
(桜井ほか、中間報告) 桜井ほか、中間報告) ほか 大阪府某小学校の読書力調査(2008.7〜9月) 大阪府某小学校の読書力調査(2008.7〜 日本人児童36 36名 学年男女各6 1. 日本人児童36名(学年男女各6名) 外国人(中国系)児童76 76名 2. 外国人(中国系)児童76名 使用テスト:DRA使用テスト:DRA-J テスト 目的:どのぐらい本 読書習慣) 目的:どのぐらい本を読むか(読書習慣) どのぐらい流暢に 音読) どのぐらい流暢に読むか(音読) 流暢 どのぐらい内容が 読解力と どのぐらい内容が読み取れるか(読解力と読み 内容
中島 和子
k.nakajima@utoronto.ca
トーマスとコリエの大規模調査(2002)
米国5つの州 地域の教育委員会との協力態勢 米国5つの州、地域の教育委員会との協力態勢 との 対象児: 万人 幼児から高校3年生 万人( から高校 年生) 対象児:21万人(幼児から高校 年生) 州統一テスト テスト等 使用して縦断的に びを調 して縦断的 州統一テスト等を使用して縦断的に伸びを調べる 目的: いつくのに何年かかるか、英語力獲得の 何年かかるか 目的:追いつくのに何年かかるか、英語力獲得の要因 結果: 結果: 1. 母語も学習に使うプログラムが成功 母語も学習に うプログラムが成功 2. 取り出し授業は普通学級に戻ったときギャップが大きい 授業は普通学級に ったときギャップが大 年生までL1で教育を ければ、学年レベルに までL1 レベルに追 3. 4年生までL1で教育を受ければ、学年レベルに追いつく 中学・高校生になって入国した場合は非常に になって入国した場合 4. 中学・高校生になって入国した場合は非常に困難 教科の でもっとも困難なのが読解力 困難なのが 5. 教科の中でもっとも困難なのが読解力
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幼児の日本語の 幼児の日本語の語彙力
語彙数約100、豊橋市 名)(築樋 築樋2004) (語彙数約 、豊橋市64名)(築樋 )
語語語語語語語
幼幼幼 保保保 託託保 自自 そそ他 0 50 100
語語語語語
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13
『JDRA読書力テスト-幼児用』(一部)
©k.nakajima 2008
年齢と第一言語の 年齢と第一言語の習得
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 8119 12 0 1 2 3 4 5 6 7 (歳) 母文化 13 14 15
話しことば
読み書きの初歩 文力
読解力・作
抽象語彙・抽象概念
©k.nakajima 2008
5
母語・第一言語とは何か
Early Development Instrument: A Population-based Measure for Communities (EDI)
学校環境に入るレディネス を見るもの 担当指導員が104項目の質問に答える 5つの領域(健康、言語・認知、社会性・情緒の安定、
コミュニケーション・一般常識)
©k.nakajima 2008
JDRA:どう評価するか
小学校高学年以上、4段階評価
読書習慣(8点) 2項目 読書の範囲、自己評価+目標設定 音読の流暢度(16点) 4項目: 表現が豊か、区切り方、速度、正確度 黙読の速度 物語再生と要約による読解力とストラテジー (24点)6項目:予測、要約、事実関係の理解、 解釈、省察、読書ストラテジーの使用
very good/good average poor/very poor don’t know ○ ○ ○ ○
2. ability to get along with peers
very good/good average poor/very poor don’t know ○ ○ ○ ○
©k.nakajima 2008
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豊橋教育委員会の語彙テスト
(1年用、3年用)(築樋2004, 2008)
「学校生活基本用語100」(絵カード,個人面談) 被験者64名(2004):正答率80%以下の4月に1年生なる 幼児が43%(2004), 39%(2005), 49%(2006), 57%(2007) 2004年度の児童が3年になったときに「3年用語彙力テ スト」を実施 結果:「1年生の時に日本語が理解できていると3年生 でも語彙が身につき、漢字も読めるようになるが、1年 生のときに理解度がよくないと3年生時での理解度も低 いという結果になった。」(築樋2008:21)
©k.nakajima 2008
OBCを使用した帰国児童と一般児童 の会話力評価(小松2000)
帰国児童生徒6年生(20名)と一般児童6年生(110名) 使用したタスク
基礎タスクー導入会話、[スポーツ] 対話タスクー[誘う][問い合わせ][伝言] 認知タスクー[お話][公害][蝶の一生]
結果
基礎言語面ー発音・イントネーションに現地語の影響 対話面ー「会話を切り出す」「会話をしめくくる」「話体の区別」 消極的(不安)「言い切り」「直接的表現が多い」 認知面ー「意見を言う・理由を述べる」ではプラス、語彙不足、まとまりを欠く (だらだら文)
語彙
963-1,089
40
1,325-1,359
©k.nakajima 2008
JDRA:どう評価するか
小学校低学年(4段階評価)
予測・推測 音読の正確度(%)自己修正できなかった間違いの数 読み行動(コメント)正確度、区切り方と流暢度、抑揚など 物語再生による内容理解 6項目(24点): 事実関係の理解、詳しい情報の把握、主要 人物や出来事の理解、解釈、物語再生を 自ら進んでする、質問されて答えるだけ 読書傾向
©k.nakajima 2008
Hale Waihona Puke Baidu語テスト(1999のStanford 9)
青:ESL 緑:移行型バイリンガル 赤:母語話者 黄色:サブマージョン
学年
©k.nakajima 2008 2
ELLが高校2年時の学力(ITBS)
サイエンス 書く 社会 数学
読み
滞在年数
©k.nakajima 2008 3
レベル A 1 3〜5歳 年齢 書名
『きんぎょがにげた』(福音館) きんぎょがにげた』 福音館) たかい』 こどものとも社 『たかい たかい』(こどものとも社) 『とってください』(福音館) とってください』 福音館) 『すべりだい』(福音館) すべりだい』 福音館) ひらがな
表記
2 4〜6歳 3 4 6 5〜7歳
外国人児童生徒の日本語 ー学習言語の伸びをどう測るか
ICU Foundation Visiting Scholar Program ICU教育研究所・リテラシー研究会・JLP/RCJLE共催 ICU JLP/RCJLE 2008.12.01 5:00-7:00 p.m. 国際基督教大学 第二教育研究棟3階 301号室
3段階評価(よくできる、普通、できない、分からない) ESL(英語学習者)かSN(特殊教育が必要)か Duke & Janusが開発 (カナダ全国で標準化, 2005)
©k.nakajima 2008
Early Development Instrument (EDI)
Section C – Social and Emotional Development How would you rate this child’s: 1.overall social/emotional development