日本文化 第五章

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東京都と世田谷区、調布市は30日 、合同総合防災訓練を行った。視察
• 高速道路のトンネルで交通事故があったこと を想定。
• 有毒ガスがあるのを想定し、防災訓練を行っ ている。
• 文化財防火デーの画像です。
• どうして日本人には強い危機感があるのか • ①無常観とかかわっている。前述のように、 日本人は無常の人生観を持っている、でも、 ただ消極的に世界を見るのではなく、「無常」 の消極の中に積極をも求め、変化の中に新 生を求めるのである。
日本人の無常観
無常と日本文学
• 「無常」の由来と意味:元々は仏教用語で、万物流 転という意味である。今は二つの意味で使われてい る。①世間すべてのものが生滅し、変化して常住で ないとする仏教的な意味がある。②人生のはかなさ という日常的な意味もある。 • 人无千日好,花无百日红 子在川上曰:逝者如斯夫,不舍昼夜! 对酒当歌,人生几何。譬如朝露,去日苦多 (曹操) • 日本文学での現れ
• ③鴨長明の『方丈記』 鎌倉初期の鴨長明の『方丈記』は、仏教的無常観 を基調に様々実例を挙げて人生の無常を述べ、つ いに隠遁して日野山(ひのやま)の方丈の庵に閑居 するさまを記した。 序言 ゆく河の流れは絶えずして、 しかももとの水にあらず。 よどみに浮かぶうたかたは、 かつ消えかつ結びて、 久しくとどまりたるためしなし。 世の中にある人とすみかと、 またかくのごとし。
• 川流之水不绝, 只是已经不是原来的水, 河水里的水泡, 时而消失,时又聚集。 但未曾久留。 在世间的人和住所 也亦是如此。 • 現世は一時的なものであり、頼むに足ら ないという無常観を述べている。
• 吉田兼好『徒然草』 も、人生の様々の事 象についての思索や 見聞等を、243にま とめ、無常観の思想。
③ 切腹の作法 短刀で腹を切って死ぬ方法で。平安時代に始まる とされ、步士道が発達した鎌倉時代にかけて定着し、 中世、近世を通じて行われた。人間の魂は腹に宿る という考えから、勇敢に腹を切ることは、步士道を貫 くうえで最適な行為となった。動機は、主君に殉ずる とか、責任をとるとか、恥をはらすなどが取り上げら れる。 切り方は、腹一文字にかき切る一文字腹、さらに 縦にみぞおちから臍(へそ)の下まで切り下げる十 文字腹が勇壮でよいとされたが、体力的にそこまで は不可能で、なお喉(のど)を突いて絶命に導いた ようである。江戸期に入ると、動機の純粋さも失わ れていき、方法も形式化した。
• 南博氏は、日本の文 学そのものが、無常 観を人々の心に植え 付ける」と、『日本 人の心理』。 • 現代日本人の心理に も影響。土井晩翠の 「荒城の月」は、作 曲家滝廉太郎一代の 名歌。
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春日高楼明月夜,盛宴在华堂。 杯影人影相交错,美酒泛流光。 千年苍松叶繁茂,弦歌声悠扬。 昔日繁华今何在,故人知何方? 秋日战场布寒霜,衰草映斜阳。 雁叫声声长空过,暮云正苍黄。 雁影剑光相交映,抚剑思茫茫。 良辰美景今何在,回首心悲怆! 荒城十五明月夜,四野何凄凉。 月儿依然旧时月,冷冷予清光。 颓垣断壁留痕迹,枯藤绕残墙。 松林唯听风雨急,不闻弦歌响! 浩渺太空临千古,千古此月光。 人世枯荣与兴亡,瞬息化沧桑。 云烟过眼朝复暮,残梦已渺茫。 今宵荒城明月光,照我独彷徨!
• 『平家物語』の全編は、 「無常」と感傷、冒頭 の「盛者必衰」の言葉 には、人生無常の道理 を語る一方、また現実 世界の変化規律を総括 し、新生事物の成長を 認めた。
• 『平家物語』の冒頭に 「祇園精舎(ぎおんしょ うじゃ)の鐘の声、諸行 (しょぎょう)無常の響き あり、沙羅双樹の花の色、 盛者必衰(しょうじゃ ひっすい)のことわりを あらわす、おごれる人も 久しからず、只春の夜の 夢ごとし、たけき人も遂 にはほろびぬ、偏(ひと へ)に風の前の塵に同 じ。」 • 盛者必衰、因果応報(い んがおうほう)の仏教思 想が貫流。
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• ②日本の自然環境と関係がある。日本の気 候の変化が激しく、火山、地震、津波、台風、 竜巻のような自然災害の多発は日本人の危 機感を育ててきた。
• 危機感が日本人にどんな民族性をもたらした か。 ① 無常観からの危機感は、賭け精神と結びつ いて日本人の勤労意欲をもたらした。 ② 今日の無常は明日の希望がつないでいる と日本人は思うから、絶えず変化の中に新生 を求める革新精神が育てられた。この革新精 神は、日本人に自己否定の勇気をもたらした。 たとえば、中国の隋唐文化を吸収、近代西欧 文化を吸収、つまり、自己否定を通して、外 来文化を取り入れ、自国の発展を促進した。
• 江戸時代官僚化した步士に対して、步士の 在り方が、儒教の思想に「士道」と大成された。 • 江戸時代中期に九州佐賀藩の『葉隠』では、 「士道」に反対し、「步士道と言ふは、死ぬ事 と見つけたり」と、戦国的步士道の復活を主 張。 • 1873年「改定律例」、切腹刑が廃止、自殺法 の一種として「切腹」が残された。明治時代以 降、軍人と右翼の間にだけ見られる。
三 日本人の死生観の歴史変遷 1、古代ー他界観 日本書紀に「根の国」、古事記に「黄泉の国」があっ て、人が死んだら、他の世界へ行くのを意味する。 2、平安時代ー仏教の影響 仏教の往生、来世、輪廻思想は日本人の死生観に 影響を与えた。 3、鎌倉時代ー步士の登場 步士は「命を惜しむ」のを恥として、もっとも重んず るのは「名誉」である。この時期から、「死を恐れな い」のは日本人の死生観の中核を成している。
• ① 弘法大師のいろは歌(伊吕波歌) 色は匂へど散りぬるを 花开溢香,然而不日也会凋谢, 我が世誰ぞ常ならむ 我世之人生又岂有终此不变? 有為の奥山今日越えて 如今将超越此生,渡无常之深山, 浅き夢見し酔ひもせず 速从浅梦中醒来,莫沉迷。
• 王朝文学の『竹取物語』『伊勢物語』以後、 『大和物語』を経て『源氏物語』表現の典 型を形作る。津田左右吉氏は「源氏物語の 一篇は、人生のはかないこと、作品の主題 が宿世や無常指摘。
二 日本人の死生観 1、死は怖いことではない、死と生とは繋がっている。 永六輔氏の『大往生』(岩波新書、1994) • 死は日本文化の中心にいつもあった。 • 死ぬってことは、あの世というか、親のところへ行 くっていう感じだと思います。 • 死ぬということは、宇宙とひとつになるということ。 • 死が見えない社会とは、すなわち生が見えない社会 である。 • 死によって生かす。 • 生は死の始まり、死は生の延長である。
映画鑑賞
• 「日本の沈没」 1973年 小松左京著 SF小説 同年映画化され、2006年再録
日本人の死生観
一 日本人の死と生に対する認識 • ノーベル文学賞に受賞した日本人の作家川端康成、 大江健三郎、有名な作家芥川龍之介、三島由紀夫 はみんな自分で自分の命を切った。 • 2011年3月11日東日本大震災のとき、日本人の 死に対する冷静と沈着。 • 2000年アカデミー賞外国語映画賞は日本の「送り 人」(入殓师)。「死」は全編を貫いた話題です。 • 「死と生は対立するものではない。死は生の一部分 として永遠に存在するものである 。」 『ノルウェイ の森』 村上春樹
一 死生観の内容: • 死生観とは:「だれにも訪れる死とそして死後 という究極的な暗部を予想しながら、あるい はそれに対応しながらたてる、なんらか現世 におけるそれぞれの生を律するような観念体 系。」(『日本における生と死の思想』(子安宣 邦、有斐閣、昭和52) 1、死そのものとは何か。 2、人間が死んだら、どこへ行くのか。 3、生そのものとは何か。 4、生と死との関係はどうなんだろうか。
• ② 平家物語 祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす おごれる人も久しからず ただ春の世の夢のごとし たけき者も遂には滅びぬ 偏に風の前の塵に同じ
• 祗园精舍的钟声 有诸行无常的声响 沙罗双树的花色 显盛者必衰的道理 骄奢者不久长 只如春夜一梦 强梁者终败亡 恰似风前尘土
• ④和歌 『新古今集』 藤原定家 見渡せば 花も紅葉も なかりけり 浦の苫屋(とまや)の 秋の夕暮れ 放眼望海边,樱花红叶皆不见。 秋日夕阳里,唯有草屋立沙滩。 命のあるものはどうせ衰えてしまう。そういう時 の寂をあらわす。
• 花の色は 小野小町 移りにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに 阴雤霏霏下,樱花色衰香也消,悲叹春去了。 此景此情映我身,风华正茂终也凋。 雤中の桜の散ることを通じて、自分自身の衰え、 青春の逝きを嘆き、花の凋落の「もののあわ れ」と人生の「はかなさ」、無常をあらわす。
2、死=瞬間の美への追求、美のあわられである。 • 叶渭渠曾经指出:日本国民的特点是更爱残月, 更爱初绽的蓓蕾和散落的花瓣儿,因为他们认为 残月、花蕾、花落中潜藏着一种令人怜惜的哀愁 情绪,会增加美感。这种无常的哀感和无常的美 感,正是日本人“物哀美”的精髓。日本人的生 死观中存在着一种“瞬间美”的意识,即赞美 “美之短暂”,他们常常把“瞬间美”的意识转 变为视自杀为人生之极点的行为,企图在死灭中 求得永恒的静寂。 • 川端康成は「ものの哀れ」は日本の美の源流であり、 死は最高の芸術で、美の現れである。
日本人の無常観の原因: • 自然環境:大陸と離れ、 海に囲まれ、孤独感と無 常観を養った。自然災害 も多い。「無常」が日本 人の心理に深い影響。 • 仏教の影響:世界の本質 は「仏心」、即ち「空」 であると禅宗は思う。す べての生命体は無常の存 在であり、実在の存在で ないと。
日本人の危機感
• 事例:防災訓練
4、中世の隠者文学 中世になって、日本では「侘び」と「寂」を中 心とする美意識が形成された。その美意識は 万事万物の美からいずれも無常(悲しみ)が 感じられる。それは死の美への追求を表した。 5、江戸時代ー町人の死生観 この時代の特徴は「浮世」である。「浮世」は 「男女関係、極楽」を意味するが、「浮世」の 延長は「心中」、「情死」である。
2 心中 步士の「忠」と言う漢字を分解して、上下を 逆にして作った言葉です。本来は相思相愛の 男女が 双方の一致した意思により一緒に自 殺することをさす。情死(じょうし)ともいう。転 じて、二人ないし数人の親しい関係にある者 たちが合意の上で一緒に自殺することをもさ す(例:一家)
• 近松門左衛門は、『曽根崎心中』という 浄瑠璃を書いた。大坂内本町醤油屋平野 屋の手代徳兵衛と、北の新地の天満屋の 遊女お初の悲しい恋愛物語で、最後に二 人が曽根崎天神の森で情死自殺する。死 によって愛情を全うし、「死によって生か す」という日本固有の死生観が貫かれて いる。
三 日本人の死生観の表れ 1 切腹 ① 切腹が習俗として定着した理由:「腹部には、人間 の魂と愛情が宿っていると信じられているから」と新 渡戸稲造が『步士道』で指摘した。 ② 切腹の歴史 • 平安時代の源為朝が最初に行ったとされる。 • 鎌倉時代から発達し、步士身分を誇りに、将軍に忠 義を尽くす献身的な姿勢 • 戦国時代に豊臣秀吉は豊臣秀次、千利休に対して、 刑罰として切腹を命じた。
四、日本人の美意識
一、美意識とは、人が美しいと感じる心の働き。 二、日本人の美意識の成立: 1、上代:「うつくしい」という言葉は小さいもの、弱いもの、保護 しなければならないものに対して使う言葉だった、当時の 「美」を表す概念は「清」、「きれい/清潔」などだった。 2、中古(平安時代):「みやび」、「をかし」などの「美」の概念が 成立した。 3、中世(鎌倉・室町):「わび・さび」や「幽玄」といった美の概念 が成立した。 4、近代(江戸):「いき」の美概念が成立した。 5、明治:西洋的な「調和」や「対称」といった美は日本人に大き な影響を与えた。しかし、逆に欧米人による日本の美の再発 見によって、日本人も再び伝統的な美意識を再認識した。
• 現代作家の渡辺純一の 『失楽園』は、現代日 本人の心中物語を書き、 現代日本人の愛情と死 に対する観念を反映し た。
3 自殺 世界の6位に立つ。
自殺者数の年度推移
• 日本とキリスト文化圏の自殺に対する認識の 違い: ①日本:「死によって生かす」と言う言葉のよう に、自殺自体が潔い、勇敢な行為とされる。 ②キリスト文化圏:自殺を臆病、無責任の行為 として、それをタブーとする。
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