上代の文学

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口承から記載へ
❖ 統一国家が形成され、大陸から漢字が伝来し、 人々がその使用に習熟すると、そうした歌謡や 神話も、文字によって書きとどめられるように なっていく。この口承から記載への過程のなか で流動的な表現のあり方は固定され、歌謡は 定型化への、神話は散文化への道をたどるの である。
古代国家の文学
詩歌の種類
❖ 歌垣.宮廷歌謡 ❖ 記紀歌謡 ❖ 仏足石歌 奈良薬師寺の仏足石歌碑に刻まれた歌 仏
足石歌体 五、七、五、七、七、七の形式
和歌の発達
❖ 古代歌謡の母胎であった共同体が統一国家の形成と ともに変質する中で、古代歌謡の表現も大きく変貌し ていく。一方、新たな国家の担い手である貴族たちを 中心として、官僚組織が整備され、都市生活が営まれ るようになると、集団性から切り離された個的なものへ の自覚が生み出されてくる。歌謡はそうした中で、表 現の洗練を加えられ、集団内部の口承本位のあり方 を離れて、自覚的な詠む歌としての性格が著しく強め られていく。短句.長句の音数はがそれぞれ五音.七 音に固定され、長歌.短歌.旋頭歌の歌体が定型とし て整備されていくのである。
氏族の伝承を統合し、さらに歌謡百十余首を織り込んで、生き 生きとした叙事的世界が文学性豊かに描き出されている。
『日本書紀』
❖ 元正天皇の命によって編集された。舎人親王編 養老四年(7 20)年成立
❖ 全三十巻。神代から持統天皇までの記事を載せた編年体の歴 史書でいわゆる六国史(奈良前期~平安前期の間に編集され た六つの漢文体歴史書)の初めである。
❖ 『風土記』は地誌としての性質上、平板な記述 になっているが、中央政府による直接の編集の 手を経ていないだけに、諸国の神話.伝説がそ のままの姿で記されており、その背景をなす地 方の人々の心情や生活がうかがえて興味深い。
氏族の伝承と仏教説話
❖ 『高橋氏文』 789年成立 一氏族の私的な歴史書 ❖ 『古語拾遺』 歴史書 807年成立 記紀を補う資料 ❖ 『日本霊異記』 説話集 822年ころ成立 因果応報の仏
『万葉集』
❖ 成立 編者未詳(大伴家持ら)。八世紀後半に 成立するか。
❖ 現存する日本の最古の歌集で、二十巻からな り、約四千五百首の作品が収められている。そ の成立について不明な点が多く、編者や成立 年時も明確ではない。
❖ 特徴 素朴で雄大な「ますらをぶり」 ❖ 特色のある歌 「東歌」、「防人歌」
歌風
❖ 第一期 (壬申の乱 672年まで) みずみずしい香気。素朴、清新。
❖ 第二期 (藤原京時代) 雄大、荘重な長歌様式の完成。叙景歌 多様な歌風の展開。清澄な叙景、人生の哀歓。
❖ 第四期 (奈良朝中期) 力強さを失われ、感傷化.繊細化。
漢詩文
❖ 『懐風藻』 編者不明 ❖ 天平勝宝(752年)成立。 ❖ 中国詩の単なる模倣に近い作もあるが、公的
❖ 内容 上巻は神代の物語で、天地創造の初めから神武天皇誕 生まで、中巻は神武天皇から応神天皇まで、下巻は仁徳天皇 から推古天皇までの記事を収める。
❖ 目的 皇室を中心とする国家統一を目指す。 ❖ 特色 神話、伝説、歌謡を多く収め、文学的。 ❖ 表記 漢字の音訓を交えた変則の漢文体。 ❖ 評価 史書としての価値はさほど高くはないが皇室を中心に諸
神話
❖ 祭りの場における、神にかかわるさまざまな語 り伝えが神話である。これらの神話は史実では なく、古代人の奔放な想像力によって生み出さ れたものといえる。しかし、それは単なる空想で はなく、古代人の実生活に裏付けられた一つ の真実を語り伝えるものであった。
『古事記』
❖ 成立 和銅五年(712)稗田阿礼が詠み習わせ、太安万侶が 撰録
教思想に基づき、漢文で著す。
祭りの文学
❖ 言霊信仰 ❖ 言葉に宿る霊力(言霊)に対する信仰を言霊信
仰と呼んでいる。 ❖ 祝詞 ❖ 宣命
詩歌
❖ 歌は共同体が成長し、さまざまな集団行事が 営まれる中で、次第に形式が整えられ、洗練さ れた内容を獲得していく。それらは、歌垣など の場で、民謡として広く詠われる一方、統一国 家が形成される過程で、宮廷儀礼の中に取り 込まれ、宮廷歌謡としても伝承されていった。
な文学としての漢詩の性格をよく示している。
❖ 制度、文物にわたる中国文化の影響のもとで、自国の独自性 に対する認識もまた深められていく。こうした国家意識の目覚 めに照応する試みはが史書や地誌の編纂であった。『古事記』、 『日本書紀』、『風土記』は、神話.伝説や歌謡の、古代国家に よる集大成であった。
❖ 一方、口承から記載への過程の中で、歌謡から派生した和歌 も独自な達成を遂げ、やがて『万葉集』としてまとめられた。『万 葉集』の中には、集団性を離れた個的な叙情が読み込まれて いる。また、中国文化の影響を直接に反映して漢詩文も盛んに 作られるようになቤተ መጻሕፍቲ ባይዱ、それらは『懐風藻』の中にまとめられていっ た。
日本文学史
❖ 日本文学史の時代区分: ❖ 古典文学 ❖ 上代の文学(ー794年) ❖ 中古の文学(794年ー1192年) ❖ 中世の文学(1192年ー1603年) ❖ 近世の文学(1603年ー1867年) ❖ 近代文学
上代の文学
❖ 時代区分 ❖ 文学の誕生から平安遷都(794年)のころまで
を上代とする。 ❖ 文学の誕生 ❖ 呪言、呪詞 祭りの場で語られる神聖な詞章 ❖ 歌謡、神話
❖ 目的 対外的に威を示そうとする。 ❖ 特色 異伝を記すなど歴史書的性格が濃い。 ❖ 表記 純粋の漢文体 ❖ 評価 神話、伝説など『古事記』と重複する内容を多く含むが記
述の態度に相違があり、史書としの性格が強くうかがわれる。
『風土記』
❖ 和銅六年(713年) 元明天皇は諸国に命じて、 その国の地誌を編纂させた。地名の由来、産 物、地勢、古老の伝承などを記録させたもので、 こうして諸国の『風土記』ができた。
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